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2016年10月26日 (水)

勢いは続く

今週のHot 100

http://www.billboard-japan.com/chart_insight/

見事2週連続1位獲得です。

今週の1位は星野源「恋」が先週から引き続き2週連続1位を獲得しました。CD売上・ダウンロード・ストリーミング数(以下「実売数」)でもついに1位獲得。ラジオオンエア数、PCによるCD読取回数,及びYou Tube再生回数で3位、Twitterつぶやき数で2位といずれも上位にランクインし、文句なしの1位獲得となりました。

ちなみにオリコンでは今週のランクは10位。ただ一方、iTunesのランキングでは上位に入ってきており、CD売上よりもダウンロードでの人気を伺わせます。まだまだ勢いは続きそうです。

2位にはピコ太郎「ペンパイナッポーアッポーペン」が3位からランクアップ。You Tube再生回数は今週も1位。Twitterつぶやき数は3位にランクイン。ただ一方実売数は29位でありさほど伸びていません。まあ、正直、You Tubeで見れば十分。わざわざ買うまでの曲ではないとは私も思うのですが・・・。ちなみに先週77位にランクインした本家アメリカのビルボードチャートでしたが今週は残念ながら圏外にランクダウンしています。

3位には約12年ぶりに復活したTHE YELLOW MONKEY「砂の塔」が先週の21位からランクアップしてベスト10入り。TBSテレビ系ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」主題歌。実売数は3位でしたがラジオオンエア数及びPCによるCD読取数では見事1位を獲得しています。実にイエモンらしい歌謡ロックなナンバーで、ファンにとっても待ちに待った新作といった感じでしょう。オリコンでも見事2位初登場。初動売上は9万5千枚。前作「Romantist Taste 2012」の初動2万6千枚(5位)からアップ。ただし前作は解散後にリリースされたデビューシングルのリミックス盤。純粋な新曲としての解散前の前作「プライマル。」は初動9万4千枚(3位)でなんと前作よりアップ。「プライマル。」がリリースされた2001年はまだ普通にCDが売れていた時代だっただけに、この時の水準よりアップしたというのは驚き。それだけ待ちに待ったファンが多かったということでしょうし、この12年(実質は2001年以来活動休止していたため15年)で新たなファンが増えた、ということなのでしょう。

続いて4位以下の初登場曲です。4位にはジャニーズ系Sexy Zone「よびすて」が初登場でランクイン。日テレ系ドラマ「ガードセンター24 広域警備指令室」主題歌。ちょっと懐かしさを感じる歌謡曲なナンバーになっています。実売数及びPCによる読取回数では2位でしたがラジオオンエア数39位が足を引っ張った形でのベスト3落ち。ちなみにオリコンではこの曲が初動11万4千枚で1位獲得。前作「勝利の日まで」の9万3千枚(1位)からアップ。

6位にはサカナクション「多分、風。」が先週の29位からランクアップしベスト10入り。資生堂「アネッサ」CMソング。エレクトロビートがちょっとディスコ風なサカナクションらしいエレポップのナンバー。実売数5位、PCによるCD読取数4位の他、ラジオオンエア数では2位を獲得しています。オリコンでは初動2万6千枚で4位にランクイン。前作「新宝島」の1万8千枚(9位)よりアップしています。

7位にはハロプロ系女性アイドルグループアンジュルム「上手く言えない」が初登場でランクイン。実売数は4位ながらもラジオオンエア数68位、Twitterつぶやき数31位といずれも下位に。特にPCによるCD読取数も28位とベスト10を大きく下回っており、かつiTunesチャートでも上位に入ってきていないため、6種同時発売というCD形態からのファンによる複数枚買いが大きく影響しているものと思われます。ちなみにオリコンでは初動3万1千枚で3位初登場。前作「次々続々」の5万2千枚(2位)からダウンしています。

8位には乃木坂46「サヨナラの意味」が初登場でランクイン。CDリリースは11月9日ですが、Twitterつぶやき数で1位を獲得し、CDリリースに先駆けてのベスト10入りとなりました。ただTwitterつぶやき数以外はラジオオンエア数54位、You Tube再生回数24位にランクインしただけで事実上、Twitterつぶやき数のみをもってのベスト10入り。以前から疑問を呈していますが、Twitterつぶやき数の妙な比重にかかり方にまたもや疑問を抱いてしまう結果でした。

最後9位にはDream、E-Girlsのメンバー、Dream Ami「Lovefool -好きだって言って-」が初登場でランクイン。懐かし~~!かつて日本でも大人気だったスウェーデンのバンド、The Cardigansが歌って日本でもヒットした1996年のナンバー。個人的にThe Cardigansの大ファンなだけにちょっと複雑な心境。ただ声質は似ている感じで、日本語に訳されている以外は比較的原曲に沿ったカバーになっています。実売数は11位、PCによるCD読取数18位、Twitterつぶやき数26位。一方でラジオオンエア数は9位にランクイン。アイドル系としては珍しくラジオオンエアが好調な結果になっています。確かにこの曲はFMラジオ受けしそうですもんね。オリコンでは初動1万4千枚で9位初登場。前作「トライ・エヴリシング」の1万2千枚(6位)から若干アップしています。

今週のHot100は以上。アルバムチャートは明日!

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ヒットチャート2016年」カテゴリの記事

コメント

ゆういちさん、こんにちは。

イエモンですが、今作の初回限定盤のカップリングには、今年行われた復活ツアーのライブ音源が12曲も収録されていて、いわば“シングル+ライブ盤”のような形になっています(しかも値段は約1300円と破格です)。
なので今作の売上増は、復活のご祝儀的購入に加えアルバムしか買わないファンも買ったからなんじゃないかなと僕は思います(現に僕も今回初めてイエモンのシングルを買いましたし)。新しいファンが増えたかどうかは正直まだわかりません(でもまあ、そうだとしたらめっちゃ嬉しいですけど)。

あと乃木坂ですが、今回の集計週に人気メンバーの橋本奈々未の卒業及びこの曲が彼女のラストシングルだと発表されたことが、つぶやき数が爆発的に増えた要因だと思われます。

あと出来ればでいいのですが、ゆういちさんに今回のイエモンのシングルの初回盤のレビューを書いていただきたいです。ご検討のほどよろしくお願いします。長文失礼いたしました。

投稿: 通りすがりの読者 | 2016年10月27日 (木) 06時31分

ゆういちさんのおっしゃる通り、ビルボードのtwitterを重視する傾向はどうかと思います。
話題になってるって事なんでしょうが…ラジオやyoutube再生数よりもランキングに影響が大きいのは只々疑問ですね。
せめて各指標のポイント等が見えるようにできないのかなと…早く改善してほしいですね。

投稿: ASP | 2016年10月28日 (金) 09時30分

>通りすがりの読者さん
なるほどイエモンはシングルにライブ盤がついている形態なのでこれだけ売れたという点もあるのですね。ただそこを差し引いても今、これだけ売れるというのはやはりすごいなぁ、という感じはします。
イエモンのライブ盤、なるほどよさそうな感じなので聴いてみたいですね!
乃木坂は確かにメンバーの卒業が話題になっているようですね。それが単純に「曲のヒット」として加算するのはかなり疑問です・・・。

>ASPさん
そうなんですよね。さすがに実売の方が重視のようですが、TwitterよりもPCによるCD読取数やラジオオンエア数の方が「曲のヒット」という観点ではより重視すべき指標だと思うのですが・・・変に「ネット受け」を狙いすぎているような感じもして、ビルボードチャートの不満な点のひとつです。
本当にせめて指標を示してヒットの規模を提示してほしいのですが。

投稿: ゆういち | 2016年11月 1日 (火) 01時07分

今週のオリコンについてどうしても書きたいことがあるのでここに
実は今週のオリコンチャート、sexy zoneの購買運動が行われており、それがなければイエモンがオリコン首位でした
こうまでして1位を取りたいんでしょうか・・・

投稿: softman | 2016年11月 2日 (水) 00時24分

>softmanさん
最近はこの手の購買運動も多いですよね。それで簡単に1位を取れてしまうほどCDの売上が落ちているんでしょうが。またそういう運動がおこればおこるほどオリコンの順位=ヒットという公式がどんどん成り立たなくなってきていますね。

投稿: ゆういち | 2016年12月 7日 (水) 00時18分

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