今週もRADWIMPSがらみが上位に?
今週のアルバムチャート
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「君の名は。」のヒットの影響でロングヒットを続けるRADWIMPSのアルバム「君の名は。」。今週は先週の2位からランクダウンしたものの、3位にランクインとベスト3をキープ。根強い人気を見せています。そしてRADWIMPSといえば今週2位初登場のAimer「daydream」にも微妙にからんでいます。これが4枚目のアルバムとなる女性シンガーの新作。アニメソング中心に活動を続けていましたが、本作ではロックバンドのミュージシャンたちが楽曲を提供。ONE OK ROCKのTakaにandropの内澤崇仁など、まあロケノン系が中心ですが豪華な作家陣が名前を並べています。そんな中、RADWIMPSの野田洋次郎もアルバムの中で1曲提供しており話題に。ちなみに2位はシングルアルバム通じて自己最高位。初動売上4万枚も前作「DAWN」の2万3千枚(4位)から大きくアップしており、サブカル系狙いの戦略は見事当たった模様です。
さてそんな中今週1位を獲得したのがKinki Kidsの「N album」。こちらもイエモンの吉井和哉、Base Ball Bearの小出祐介、THE BACK HORNの松田晋二など豪華なメンバーが参加。ただ個人的には堂島孝平が共同プロデューサーとして名前を連ねているなど活躍しているのがうれしいところ。初動売上13万枚は前作「M album」の13万3千枚(1位)から若干のダウン。
続いて4位以下の初登場盤。まず4位に森山直太朗「大傑作撰」がランクイン。そのままなタイトルですがデビュー15周年を記念してリリースされたベストアルバム。2005年にリリースしたベストアルバム「傑作撰2001~2005」以来のベスト盤となります。初動売上は2万1千枚。残念ながら2005年にリリースされた「傑作撰2001~2005」の10万7千枚(3位)からは大きくダウン。まあ10年前とはCDの売上状況がかなり異なりますが・・・。直近のオリジナルアルバム「嗚呼」の5千枚(13位)からは大きくアップ。アルバムのベスト10入りは、その前回のベスト盤以来、11年ぶりとなりました。
7位には女性シンガーソングライターMACO「love letter」がランクイン。初動売上は6千枚。前作「FIRST KISS」の1万2千枚(5位)から半減という厳しい結果となりました。
初登場最後の1枚は10位初登場女性アイドルグループベイビーレイズJAPAN「ニッポンChu!Chu!Chu!」。2枚目にしてアルバムとしては初のベスト10入り。ただし初動売上は5千枚で前作「自虎紹介」の6千枚(14位)よりダウンしています。
今週はもう1枚、ベスト10以下からの返り咲きが。8位にUP10TION「Summer go!」が先週のベスト50圏外から返り咲きを果たしています。これは今月17日から26日にかけて来日し、日本各地でイベントを実施した影響と思われます。
今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!
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