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2016年5月18日 (水)

GW明けのチャート

今週はGW明けのチャートでアルバムチャートは新譜少な目。またシングルアルバム同時更新です。

今週のシングルチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

先週に引き続き今週もジャニーズ系が1位獲得。Hey!Say!JUMP「真剣SUNSHINE」が獲得。 コーセーコスメポート「サンカット(R)」CMソング。ラテンノリのアップテンポなサマーダンスチューン。初動売上26万6千枚は前作「キミアトラクション」の20万3千枚(1位)よりアップ。ちなみに「マジサンシャイン」と読むそうです。

2位初登場はモーニング娘。'16「泡沫サタデーナイト!」。作詞作曲は赤い公園の津野米咲が担当。ある意味非常にベタなディスコチューン。うーん、正直、モーニング娘。の作曲はやはりつんく♂がいいよなぁ。初動売上11万3千枚は前作「冷たい風と片思い」の14万3千枚(1位)からダウン。

3位初登場はワルキューレ「一度だけの恋なら」。アニメ「マクロスΔ」オープニングテーマ。ワルキューレはそのアニメ「マクロスΔ」に出てくる架空の軍部隊だそうです。マイナーコードでアップテンポという悪い意味でベタなアニソン。初動売上は3万5千枚。これが初のシングルとなります。

続いて4位以下の初登場です。4位は韓国の4人組ポップスバンドCNBLUE「Puzzle」がランクイン。もともとアイドル色の強いバンドでしたが、前作に引き続き、エレクトロアレンジのダンサナブルなナンバーはバンド色は皆無で完全にアイドルポップスになっています。初動売上2万8千枚は前作「WHITE」の2万5千枚(4位)からアップ。

5位初登場は6人組の女性ボーカルグループLittle Glee Monster「My Best Friend」。ゴスペル風なコーラスも入れて歌唱力に重点を置いているグループ。「ラウンドワン」CMソング。初動売上2万3千枚は前作「好きだ。」の9千枚(6位)からアップしています。

6位にはCYaRon!「元気全開DAY!DAY!DAY!」がランクイン。アニメキャラによるアイドルプロジェクト「ラブライブ!サンシャイン!!」登場キャラクターによるユニット。アップテンポの電波系アニソン。相変わらずいかにもなアニメ声は聴いていて途中から辛くなります・・・。初動売上2万2千枚。

8位には男装の女性アイドルグループTHE HOOPERS「ラブハンター」が初登場。PVからして完全に宝塚ノリ。楽曲は王道の歌謡曲路線。初動売上2万枚は前作「情熱は枯葉のように」の1万8千枚(6位)から若干のアップとなりました。

続く9位に女性シンガーAimer「ninelie EP」がこの位置。フジテレビ系アニメ「甲鉄城のカバネリ」エンディング・テーマ。スケール感あるミディアムチューン。ちょっと幻想的な雰囲気を醸し出しているあたりがアニソンっぽい感じ。初動売上1万9千枚。前作「Brave Shine」の2万枚(4位)から微減(ちなみに、この「Brave Shine」と本作の間に、「Brave Shine」のアナログ限定盤がリリースされており初動1千枚(79位)を記録しています)。

最後10位には女性声優3人によるユニットTrySail「High Free Spirits」が入ってきました。アニメ「ハイスクール・フリート」オープニング・テーマ。初動売上1万9千枚は前作「whiz」の1万2千枚(4位)からアップしています。


今週のアルバムチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

20周年のベスト盤が見事1位獲得です。

今週1位はT.M.Revolution「2020 -T.M.Revolution ALL TIME BEST-」が獲得しました。デビュー20周年を記念してリリースした3枚組のオールタイムベスト。デビュー時をリアルタイムで知っているだけに、彼がデビューしてからもう20年もたつのか・・・と思ってしまいます。初動売上は4万4千枚。直近のオリジナルアルバム「天」の3万3千枚(2位)よりアップしていますが、ベスト盤としての上積みは1万枚程度でオールタイムベストとしてはちょっと寂しい感じ。ちなみに彼の1位獲得は10年前にリリースした同じくベスト盤「1000000000000」以来で、その時の初動6万8千枚よりはダウンしています。

2位には小田和正のベスト盤「あの日 あの時」が先週からワンランクダウンながらもまだ2位にとどまっています。

3位初登場は「『ガールズ&パンツァー 劇場版』ドラマCD5 新しい友達ができました! 」。アニメ「ガールズ&パンツァー 劇場版」での初登場キャラによるドラマCDだそうです。初動売上は1万2千枚。ガールズ&パンツァー関係のアルバムでは前作「ガールズ&パンツァー タンソンミニアルバム」の1千枚(65位)より大幅アップ。

続いて4位以下の初登場盤。まずは4位に原田知世「恋愛小説2~若葉のころ」が入ってきました。ユーミンの「やさしさに包まれたなら」や「木綿のハンカチーフ」などのラブソングをカバーしたアルバム。昨年3月に同じく洋楽のカバーアルバム「恋愛小説」をリリースしましたが、それに続く第2弾です。初動売上6千枚はその前作「恋愛小説」の2千枚(30位)よりアップ。なんと原田知世のアルバムベスト10入りは1997年の「Flowers」以来18年8ヶ月ぶり(!)。枚数的にはかなり低水準なのですが、それでも久々の返り咲きという快挙となりました。

5位にはイトヲカシ「捲土重来」がランクイン。人気動画サイト「ニコニコ動画」で人気を博した伊東歌詞太郎と宮田“レフティ”リョウによるユニット。初動売上は5千枚。伊東歌詞太郎としては直近作「二律背反」の1万4千枚(6位)から大幅にダウンしてしまっています。

最後、7位には奥田民生「秋コレ~MTR&Y Tour 2015~」がランクイン。2015年に行ったツアー「秋コレ」の模様をおさめたライブアルバム。初動売上5千枚は直近のオリジナルアルバム「O.T.Come Home」の1万9千枚(8位)から大幅ダウン。まあライブアルバムなのでこんなものでしょう。

今週のチャート評は以上。また来週の水曜日に!

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