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2016年3月 9日 (水)

アニメのキャラソンがずらり

今週のシングルチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

今週のシングルチャートはアニメのキャラソンがズラリと並ぶチャートとなりました。

まず2位にアニメキャラによるアイドルプロジェクト「ラブライブ! School idol project」よりμ's「MOMENT RING」がランクインしています。楽曲的にはいつも通り。いかにもアニメ声のボーカルによる90年代J-POPチューン。初動売上9万6千枚は前作「HEART to HEART!」の7万枚(3位)よりダウン。本作がラストシングルだそうで、その影響で売り上げが伸びています。

そして7位から10位にはゲーム「アイドルマスター シンデレラガールズ」の登場人物によるキャラソンがズラリと並びました。

7位 二宮飛鳥(青木志貴) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 043 二宮飛鳥(共鳴世界の存在論)」
8位 大槻唯(山下七海) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 041 大槻唯(Radio Happy)」
9位 五十嵐響子(種崎敦美) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 045 五十嵐響子(恋のHamburg♪)」
10位 相葉夕美(木村珠莉) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 044 相葉夕美(lilac time)」

と並んでいます。ちなみに11位には中野有香(下地紫野) 「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 042 中野有香(恋色エナジー)」がランクインしておりこれで同時発売の5作が並んでいます。楽曲的にはアイドルポップの色合いが濃く、悪い意味でもいかにもアニソンはμ'sと比べると聴きやすい印象はあります。「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER」の第9弾として041から045まで同時リリース。初動売上は7位が1万6千枚で以下8位から10位まで1万4千枚。ちなみに第8弾も5作同時リリースだったのですが、こちらは唯一、橘ありす「THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 036 橘ありす(in fact)」のみ8位にランクイン。初動売上は1万5千枚だったので、今週の7位二宮飛鳥はそちらよりは微増という結果となりました。

さてそんな中で1位初登場だったのがKAT-TUN「UNLOCK」。メンバーの亀梨和也主演の日テレ系ドラマ「怪盗 山猫」主題歌。今月末にメンバーの田口淳之介のグループ脱退が予定されており、現体制でのラストシングルとなります。初動売上19万4千枚は前作「TRAGEDY」の12万9千枚(1位)より大幅アップ。現体制でのラストシングルという影響が大きかったのでしょうか。

また3位には嵐「復活LOVE」が2ランクダウンながらもベスト3をキープしています。

続いて4位以下の初登場曲ですが、4位には男性アイドルグループ超特急「Yell」がランクインしています。フジテレビ系ドラマ「お義父さんと呼ばせて」主題歌。初動売上2万7千枚は超特急feat.マーティー・フリードマン名義の前作「Beautiful Chaser」の初動4万8千枚(2位)から大幅減となっています。

5位には志倉千代丸と桃井はるこの共同プロデュースのアイドルグループアフィリア・サーガ 「いつか見た虹のその下で」が入ってきました。初動売上2万3千枚は前作「Embrace Blade」の2万6千枚(7位)から減少しています。

最後6位にはヴィジュアル系バンド己龍「彩」が入ってきています。初動売上は1万7千枚。前作は己龍/Royz/コドモドラゴン名義のコラボシングル「FAMILY PARTY」で、そちらの初動3万枚(7位)より減少。単独名義の前作「九尾」の初動5万7千枚(4位)よりも大幅減となっています。シングルの発売形態を増やして露骨にドーピング効果を狙った売り方をしていましたが、さすがにそのドーピング効果も切れてきたといった感じでしょうか。

今週のシングルチャートは以上。アルバムチャートはまた明日に。

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