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2015年11月26日 (木)

こちらは女性陣がベスト3

今週のアルバムチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

ベスト3が男性陣だったシングルチャートとは対照的に、アルバムチャートはベスト3を女性陣が占めました。

まず1位はAKB48「0と1の間」。シングルで1位獲得曲のみを集めたベスト盤。初動売上は62万5千枚と、前作「ここがロドスだ、ここで跳べ!」の74万6千枚(1位)から大幅減。ベスト盤という内容ながらも初動売上が大幅減となるあたり、アイドルグループではよくありがちなのですが、固定ファン層以外の浮動層を全く確保していない、ということでしょう。

2位3位は西野カナ。シングルのカップリングやアルバム収録曲をまとめたアナザーベスト「Secret Collection ~GREEN~」「Secret Collection ~RED~」がそれぞれランクインです。初動売上はそれぞれ6万5千枚、6万1千枚。2013年にリリースしたベスト盤「Love Collection~mint~」「Love Collection~pink~」の14万7千枚(1位)、14万6千枚(2位)からはそれぞれ大幅ダウン。直近のオリジナルアルバム「with LOVE」の10万枚(1位)からもダウンしています。

続いて4位以下の初登場盤ですが、4位には聖川真斗(鈴村健一),神宮寺レン(諏訪部順一) 美風藍(蒼井翔太)「うたの☆プリンスさまっ♪シアターシャイニング BLOODY SHADOWS」がランクイン。恋愛ゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪」より、ドラマCD。初動売上2万5千枚。アルバムチャートでは昨年2月にリリースされた「うたの☆プリンスさまっ♪ 劇団シャイニング JOKER TRAP」以来で、そちらの初動4万2千枚(2位)からはダウン。

5位初登場はCHiCO with HoneyWorks「世界はiに満ちている」。ボカロ&アニソンに特化したオーディション「ウタカツ!」でグランプリに輝いたCHiCOと人気動画サイト「ニコニコ動画」でVOCALOID楽曲をアップして人気を博している音楽グループHoneyWorksによるコラボ作。初動売上は2万4千枚。HoneyWorksの前作「好きになるその瞬間を。」の2万1千枚(4位)からはアップしています。

6位にはロックバンドSPYAIR「4」が入ってきました。2014年の活動休止後初となるオリジナルアルバム。初動売上2万枚は、直近のリリースであるベスト盤「BEST」の2万6千枚(3位)からダウン。オリジナル盤として前作となる「MILLION」の2万2千枚(2位)よりもダウンしていますが、活動休止を挟んでのアルバムとしてはまずまず健闘といった感じか。

最後は韓流の男性アイドルグループNU'EST「Bridge the World」が7位に入ってきています。前作は韓国でリリースされた曲を集めたベスト盤「NU'EST BEST IN KOREA」でしたので、こちらは純然たるオリジナルアルバムとしてはデビュー作となります。初動売上1万8千枚は、その「NU'EST BEST IN KOREA」の5千枚(13位)からアップし、初のベスト10入りです。

今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!

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