男女アイドルに二次元アイドルが?
今週のシングルチャート
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まず今週の第1位。例のごとくジャニーズ系。Sexy Zone「Cha-Cha-Cha チャンピオン」。「FIVBワールドカップバレーボール2015」大会テーマソング。どことなくPet Shop Boysの「GO WEST」みたいな雰囲気が漂っているのですが・・・?初動売上は10万枚。前作「君にHITOMEBORE」の33万6千枚(1位)より大幅ダウン。これは前作、MUSIC CARD12種発売などのドーピングを行っていたものの、今回はオリコンがMUSIC CARDの合算集計をやめたため、この手がつかえなくなった結果。MUSIC CARD廃止の効果がここまで如実にあらわれたのははじめてかも?
1位の男性アイドルに対して2位に入ってきたのがアニメキャラによるアイドルグループμ's「Angelic Angel」。映画「ラブライブ!The School Idol Movie」挿入歌。初動売上8万2千枚は前作「ミはμ’sicのミ」の3万2千枚(5位)より大幅アップ。映画が大ヒットを記録しており(特典商法という批判もあるようですが)その影響でしょうか。下手に凝ったり、サブカル狙いだったりする昨今のアイドルグループに比べて「素直な」アイドルグループといった感じで、本物と比べてスキャンダルもなかったり年も取らなかったりするのが良いのでしょうか?
で、続く3位は男性アイドルグループ。スターダストプロモーション所属の男性アイドルグループDISH// 「イエ~ィ!!☆夏休み」。作詞大黒摩季、作曲TUBEの春畑道哉というコンビで楽曲は完全にTUBE節。大黒摩季といえばビーイング脱退組なのですが、先日のTUBEのアルバムでもそうだったのですが、ビーイングのミュージシャンと組むことが許されるようになったのでしょうか?初動売上2万8千枚は前作「変顔でバイバイ」の3万1千枚(2位)からダウンしています。
続いて4位以下の初登場曲ですが、まずは女性アイドル勢。4位Rev.from DVL「君を見つけたあの日から僕の想いは一つだけ」、6位板野友美「Gimme Gimme Luv」、7位LoVendoЯ「いいんじゃない?」、8位Chu-Z「Tell me why 生まれて来た意味を知りたい」がそれぞれランクインしています。
Rev.from DVLは「天使すぎる」という評判の橋本環奈が所属する福岡のローカルグループ。顔が売りのアイドルで顔の良さが話題になるってなんじゃそれ?って毎回思うのですが、初動売上1万9千枚は前作「君がいて僕がいた」の1万6千枚(9位)からアップ。板野友美は元AKB48メンバー。楽曲は安室奈美恵の亜流狙いな感じ。初動売上1万4千枚は前作「COME PARTY!」の1万5千枚(6位)から微減ですが、ソロデビュー以来、7万2千枚→4万4千枚→3万4千枚→1万5千枚と凋落の一途だったのがようやく下げ止まった感じ。
LoVendoЯは元モーニング娘。の田中れいなが結成したバンドスタイルのグループ。といってもボーカル2人+ギター2人って、誰もベースやドラムスをやりたがらなかった(やれなかった?)んでしょうか?今時、こんな編成で「バンド」を名乗るグループなんてありえないと思うのですが。つんく♂プロデュースなだけにハードロック調のダンスナンバーはちゃんと聴かせる曲ではあるんですが。初動売上は1万1千枚で、これがデビューシングル。最後のChu-ZはPaniCrewのYOHEYのプロデュースのアイドルグループで、こちらもつんく作詞作曲によるナンバー。初動売上1万枚で、前作「花のアーチ」の1万3千枚(5位)よりダウンしています。
で、ようやくアイドル勢以外は5位に俳優の上地雄輔こと遊助の「サヨナラマタナ」がランクイン。初動売上1万5千枚は前作「Take me out to the ball game ~あの・・一緒に観に行きたいっス。お願いします!~」の1万6千枚(8位)よりダウン。
最後9位にはロックバンドBRAHMANの「其限 ~sorekiri~」が入ってきています。彼らを追ったドキュメンタリー映画「ブラフマン」の主題歌。初動売上9千枚は前作「露命」の1万枚(11位)より若干のダウンながらも前々作「霹靂」以来2作ぶりのベスト10ヒットとなりました。
今週のシングルチャートは以上。アルバムチャートはまた明日に。
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