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2015年6月27日 (土)

キュートなメロディーが耳に残るが

Title:CAVU
Musician:04 Limited Sazabys

名古屋を中心に活動する4人組ロックバンド。この作品がメジャーデビュー作となります。オリコンアルバムチャートではいきなり6位を記録。実は名前もほとんど初耳だったのですが、地元のバンドということもあり、今回はじめて聴いてみました。

楽曲は、ちょっとメロコア的な要素も入ったギターロックバンドというイメージ。最大の特徴としては、メロディーがキュートでポップといったところでしょうか。1曲目を飾る「days」もわずか1分強という曲ながらもキュートなメロディーラインが印象的ですし、他にも英語詞の「Grasshopper」や軽快なポップソング「milk」などキュートという表現がピッタリ来るような曲が並んでいます。

ボーカルGENの声もそんなキュートなメロディーラインにピッタリくる、高音域の端整なボーカル。線の細さは気になったのですが、彼らみたいなタイプな楽曲によくマッチしたタイプのボーカリストだと思います。

それなりにインパクトもあって、確かに売れそうなタイプではあるな・・・とは思ったのですが・・・全40分弱というコンパクトな内容だったのですが、正直、最後の方は少々飽きが来てしまいました。

最大の理由は楽曲のバリエーションの乏しさ。ほとんどの曲は同じリズムパターンのハイテンポなギターロックばかり。途中、少々リズムパターンの異なる軽快な楽曲が入って来たり、デス声っぽいボーカルを聴かせるちょっとハードな曲も入って来たりしたのですが、基本的に楽曲のタイプは少な目で、最後の方では飽きがきてしまいます。

メロディーラインにしてもシンプルでストレートなポップ。良くも悪くもJ-POP的なひねりのないメロディーラインで耳障りはいいけど楽曲の展開としての旨みはほとんどありません。そのため、最初は耳に入ってくるものの、何曲か聴いているうちに飽きてしまいました。

基本的にいまひとつルーツのはっきりしないような作風のため、楽曲の足腰も弱め。良くも悪くも若者がノリでつくっているよなぁ、という感じのポップス。いや、若さからの勢いでつくる楽曲も悪くはないんですけどね。ただ、全体的に物足りなさを感じてしまいました。

本作がメジャーデビュー作ですが、まだまだ成長の余地の大きい作品。地元のバンドなだけにがんばっては欲しいのですが・・・。

評価:★★★

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コメント

メロコア的要素というか、完全にメロコアです
インディーズ時代に出した代表曲の「monolith」など2ビートの曲かなり多いので
ライブもとんでもなくダイバーが出ます
彼らは差別化が難しいメロコアバンドの中で少年のような独特なボイスを持っているので、かなり好き嫌いが分かれると思います

その代わり、WANIMAと共にメロコアを引っ張る存在になりそうなので暖かく見守りましょう

投稿: softman | 2015年6月28日 (日) 23時48分

>softmanさん
うーん、残念ながらこのアルバムを聴く限りだとあまり期待できそうな感じではなかったのですが・・・ただライブだともっとおもしろい曲もありそうですね。これからに期待したいところです!

投稿: ゆういち | 2015年7月 5日 (日) 22時04分

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