« 紅白の影響は? | トップページ | 吉井和哉の原点 »

2015年1月 8日 (木)

またベスト盤

2015年にメジャーデビュー20周年を迎えたロックバンドSOPHIA。その彼らが3枚同時リリースのベストアルバムをリリースしました。

Title:20th ANNIVERSARY BESTI YOUNG <1995-2000>
Musician:SOPHIA

Title:20th ANNIVERSARY BESTII YOUNG ADULT <2001-2007>
Musician:SOPHIA

Title:20th ANNIVERSARY BESTIII ADULT <2008-2013>
Musician:SOPHIA

リリース時期によって「YOUNG」「YOUNG ADULT」「ADULT」と名付けられた3枚のベストアルバム。正直なところ「またベストアルバム??」といった印象。確かにここ数年、2011年にシングル集をリリースし、その1年前にはセルフカバーアルバムをリリース。その間、オリジナルアルバムのリリースは1枚のみという状況で、ベスト盤としては「また?」という印象は否めません。

ただ今回のアルバムで大きな特徴はベスト盤でありながら彼らの代表曲のいくつかが収録されていない点。彼らの最大のヒット曲である「黒いブーツ」が収録されていませんし、「進化論」「KURU KURU」という代表曲も収録されていません。一方で「in the future」のようなアルバムのみに収録された曲も選曲されており、彼らの意思も感じることが出来ます。

そんなバンドとしての意思もよくわかるのですが・・・正直言うと、今回、収録曲からはずされた曲はバンドとしてもっとも勢いのあった頃の曲。「黒いブーツ」など、文句なしに名曲だと思いますし、そこらへんをあえてはずす必要性はあったのかなぁ、と思います。いわゆる一発屋のヒット曲でそのミュージシャンに対して変な色がついてしまったケースとは異なり、SOPHIAのヒット曲は「黒いブーツ」だけではありません。確かに、SOPHIAの代表曲ではありますが・・・20周年のベスト盤としては、ここらへんの曲をはずしたのはちょっと残念に思います。

ベスト盤としての感想は2011年にリリースされたシングル集とほぼ同じという結論。やはりバンドとしての勢いはこのベスト盤でいえば「YOUNG」から「YOUNG ADULT」に至る時期。「YOUNG」に収録された前半の曲はSOPHIAとしてのスタイルを確立していく過程がわかる曲。また、「ADULT」についてはある意味バンドとして完成されている反面、安定感があり、良くも悪くもマンネリ気味なのものを感じます。

ここ最近の曲調といい、活動休止を挟んだリリースペースといい、またスパンの短いベスト盤のリリースといい、若干今後の活動に不安も感じます。このベスト盤を区切りに新たな活動を本格的にはじめるのでしょうか、それとも・・・?

評価;いずれのアルバムも
★★★★

SOPHIA 過去の作品
2007
BAND AGE
15
ALL SINGLES 「A」
ALL-B SIDE 「B」

未来大人宣言

|

« 紅白の影響は? | トップページ | 吉井和哉の原点 »

アルバムレビュー(邦楽)2015年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/505136/58446214

この記事へのトラックバック一覧です: またベスト盤:

« 紅白の影響は? | トップページ | 吉井和哉の原点 »