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2014年11月10日 (月)

懐かしさあふれるアニソンのコンピ

今日紹介するのは、アニメソング、いわゆるアニソンのコンピレーション。以前から、この手のコンピでいいアルバムはないかな、と思っていたのですが、ちょうどよさげなコンピ盤がリリースされたので聴いてみました。

Title:みんなアニメが好きだったDX GOLD

Title:みんなアニメが好きだったDX SILVER

Title:みんなアニメが好きだったDX PEARL

多分、誰もが知っていそうなアニメソングがズラリと並んでいて、まず正直素直にはまりました。コンピレーションのターゲットは30代から40代だそうですが、まさに自分にとってはドンピシャ。リアルタイムでは知らないようなアニソンも少なくありませんが、それでも子供の頃からなじみある曲も多く、非常に懐かしさを感じる選曲になっています。

それでこのアニメソングというジャンル、その特徴として顕著なのは基本的に

「わかりやすい おぼえやすい 歌いやすい」

という点。もともとは子供をターゲットにしている点、そして、あくまでもメインはアニメ自体で、それに付随する道具である点からシンプルな曲が多くみられます。

ただこの特徴、簡単に言ってしまうのですが、実は非常に難しい話だったりします。名曲と言われ人々に親しまれているようなスタンダードな「アニソン」ももちろんこの特徴を具備しているわけですが、一方で、「わかりやすさ」を狙った結果、一種様式化してしまうパターンも多く見受けられます。このコンピに収録されている曲にもそういう曲が少なくなく、すべてが「名曲」ともいえないのもまた事実だったりします。

また今回のコンピで感じられるのは、「昔は良かった」論は個人的には好きではないのですが、正直なところ、昔のアニソンの方が良かったよな、ということを感じてしまいました。個人的な思い出補正もあるのかもしれませんが、その理由は2つあって、ひとつは上に書いたアニソンの様式化が近年の曲になるにつれ顕著な点。ここのサイトのヒットチャートコーナーでも「アニソンらしい曲」という書き方をするのですが、いわゆるマイナーコードで哀愁感を出してアップテンポなメロで押していくパターンが、時代を下るにしたがって増えていきます。もう一つが最近の曲になるとアニメソングではなく単なる「タイアップ曲」が増えてしまっている点。いわゆるアニソン歌手以外のミュージシャンやアイドルが歌うアニメソングは昔からありましたが、80年代以前は、このアルバムにも収録されている「タッチ」「CAT'S EYE」のようにアニメの雰囲気に沿った曲になっているのですが、90年代になると、例えばこのアルバムにも収録されているジュディマリの「そばかす」とか・・・「るろうに剣心」のイメージとは違うよなぁ・・・。

そんなこともあって個人的に一部で語られる「アニソンは、昔は子供向けとしてバカにされていたけど、最近のアニソンは質もあがり市民権を得た」的な見方は否定的だったのですが、今回のコンピを聴いて、その印象をさらに堅固なものとしました。そもそもアニメソングって昔から有名曲は広く一般に親しまれてきました。実際、このアルバムに収録されている「あしたのジョー」のテーマ曲など、私はリアルタイムでは知らないのですが、曲自体は普通に歌えます。ここ最近のアニメソングは・・・正直ヒットチャートに入ってくるような曲を聴いている程度なのですが・・・むしろ一部のマニア層向けになってしまい、昔のアニメソングのような広い一般層へ親しまれる曲というのは少なくなってしまっているようにも思います(もちろん今でも優れたアニメソングは少なからずあるとは思いますが・・・)。

さて、そんなことをあれこれ考えながらこのアルバムを聴いていたのですが、特に楽曲として優れていると感じたのが、かつて日曜の夜に放送され高い人気を誇ったアニメ「世界名作劇場」がらみの主題歌。個人的にも小学生の頃、毎週見ていたのですが、シンプルで覚えやすく、かつメロディーが印象に残る名曲揃い。特に素晴らしいと感じたのが、基本的に子供にもなじみやすい曲調ながらも、アニメの舞台となる地域の音楽を上手く取り入れている点。例えば「あらいぐまラスカル」の主題歌「ロックリバーへ」では北米のカントリーを、「母をたずねて三千里」の主題歌「草原のマルコ」では南米のフォルクローレを上手く取り入れています。子供向けだからといって手を抜かず、むしろ優れた音楽を子供たちに贈ろうという製作者の意図を強く感じました。

個人的には、藤子不二雄系のアニメソングが、ドラえもんと怪物くんだけというのが若干の不満だったするし、他にも聴きたかったなぁ、と思う曲は少なくないのですが、それでも十分懐かしさにひたりながら楽しめることが出来ました。内容的にはGOLD>PEARL>SILVERといった感じ。この差は個人的な思い入れによる部分も少なくないのですが、ただそこを差し引いてもGOLDはスタンダードな名曲が多い反面、SILVERは、ちょっと特徴の薄くおもしろみのない曲が多かったような印象も・・・もっとも、これも思い出補正によってかわってきそうですが・・・。

評価:
GOLD ★★★★★
SILVER ★★★
PEARL ★★★★

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アルバムレビュー(邦楽)2014年」カテゴリの記事

コメント

通りすがりの若輩ヲタがヲタ特有の長口上を述べさせて頂きます.
不快でしたら削除してください.

不思議なもので、アニメ本編を見ない人ほどアニソンとアニメの乖離を批判し、やたらアニメを見る人もやはり一般アーティストのタイアップ曲を「おされアニソン」と揶揄し、そして古臭いアニソンを専門に歌う方すら「昔はアニメとアニソンは一体化していた」と嘆きに見せた自己正当化をはかるのですが、

現行アニメにおいて、むしろアニソンアーティストとしても知名度の無い人、あるいは畑が違うと思われている「おされアニソン」、この微妙なエリアにいる人たちがもっとも優れたアニソンを歌っているように思われます.
そしてそれらの工夫が評価されることはほとんどありません.
そうした「細部の長所」が認められない寂しい事態の中、「アニソン全般」への批判を目にするとなんともいえない気分になってしまうのです.

具体的に挙げると、まず単純に歌詞と本編をつなげてくるのがこのテの人たち.
主要キャラの名前をサビに隠したフジファブリック、シングルとTV版とで歌詞もhookもまるで変えてきたrhymester、時に作品理解を深めるキーの1つとなるやくしまるえつこの世界、自身のマネージャーが審査員を務めるマンガ大賞の選出作品に主題歌を提供し作品の雰囲気を補完するスキマスイッチ、のこや後藤まりこがキャラになりきって歌った『惡の華』OP、一度でも参加したシリーズへの並々ならぬ執着を見せるスガシカオ、等々.『そばかす』で原作者に否定されたYUKIさんにしても『坂道のアポロン』ではアニメの劇判を担当する菅野よう子さんとの共作で主題歌を提供してます.ベボベの小出氏は思いあまって参加したシリーズの劇場版アニメのクライマックスに出演していたり.ザ・ピロウズと『スケットダンス』、宇多田ヒカルと『エヴァンゲリオン』はもはや切っても切り離せません.
一時期ならアーティストからアニメへのコメントは単なるお世辞でしたでしょうが、今のアーティストからアニメへの偏見を感じることはほとんどありません(実力派だな、と思える方ほど創作物への敬意に溢れている気がします).

当然昔のアニソンとは違いますが、そもそも制作されているアニメが昔とは異なるのですから、作品に合わせて作られた曲を、曲単体の可否で良いアニソンかどうか判断するのは早計ではないかなとも思います.
凛として時雨がアニメ主題歌と聞くといかにもタイアップですが、実際『東京喰種』の主題歌は『東京喰種』以外の何物でもない内容でした.EDにPeople in The Boxの『聖者たち』を選んだアニメスタッフからも本気を感じます.やはり見事に合っているからです.「アニソン」になっているからです.

もちろん今でも、例えばyoutubeに無数上がる海外ファンが選ぶ今季アニメOPベストにほとんど上がりもしない水樹奈々やいきものがかりの旧態依然とした曲が売上においては上位を占めるのも事実ですし、アニヲタ自身、良質なアニソンを見落としまくっている現状があるので、尚のこと一般の方からすれば何をやいわんやとなるのも当然なのですが.

こう言ってしまってはなんですがそうした偏見だけの大ざっぱな批判は、ゆういちさんらしくないなと、一読者として感じてしまいました.通りすがりというほど通りすがりでもなかったりします.

個人的には、毎期もっとも売り出されるアニメに使われがちな非常に似たり寄ったりなアーティスト群.
今ですとLISA、蒼井エイル、春奈るな、綾野ましろ、ガルデニア、クラリス、フリップサイド、アンジェラ.ここらへん、「どれか1組でいいだろ」という批判は成り立つと思っていたり.
そうした具体的なアニソン批判がもっと出てくると状況は変わるのではないかなと期待しています.アニソンを専門に語る人がここらへんを批判すると食べていけなくなりますからね.

そしてこうした旧態依然としたナンバー、歌詞も抽象的過ぎてアニメ本編とかけ離れ、あまり芸のない力技の歌い上げで持っていこうとする類型化したアニソン、実際にはもはや邪道と化してしまったそれらを「王道」として持てはやす層が、まさにゆういちさんのように「昔のアニソンは良かった」と言い張る層だったりするのです.
作り手のインタビューでは、ゆういちさんが批判しておられるような楽曲を製作するタイプの方たちこそ、この記事のゆういちさんの主張とほぼ同じことを述べていたりします.『世界名作劇場』賛美はお定まりです.自分たちは正しい「王道」を作っているつもりで、実際にはひたすら音楽性を後退させ続けている.

大意としては本記事に同意するのですが、ただ昔は良かったという後ろ向きな意思が現状を良くするとは思えないし、そして世界名作劇場はアニメ史に反動として発生しそして消えていった途中経過のムーヴメントであって本来王道ではありませんし、そして今の日本に世界名作劇場はありません.

必要とされているのは、当然ですが、現状の良いところを伸ばし悪いところを批判すること.
そうではない、年に何百と目にする「アニソン全般への大ざっぱな批判」はもういいんじゃないかなと、そんな日頃抱いているエゴを吐き出させて頂きました.

勿論、そんなしち面倒くさいことはゆういちさんには関係ないことは百も承知の上です.

長々とお目汚し失礼しました.

投稿: 通りすがり | 2014年11月11日 (火) 18時13分

>通りすがりさん
はじめまして。書き込みありがとうございます。
今回のレビューについては、アニソンについて詳しく知っている訳ではないので、ある程度の偏見という批判はは承知の上で、アニソンをあまり聴かない層からの印象論を述べたつもりです。それなので、アニソンに詳しい方からの、感情的ではない、具体例を込めた反論は非常にありがたく、勉強になりました。
それで、通りすがりさんからの反論を読ませていただき思ったのですが、通りすがりさんが「優れたアニソン」としてあげられた例は、「アニソン」という枠組みであまり語られることなく、楽曲のアーティスティックな部分でちゃんと評価されているように感じます。
例えれば、それは映画やドラマ、CMのタイアップと同様に、そのタイアップがついていること自体が重視されるのではなく、楽曲自体がタイアップとは関係なく評価されているのと同じように思います。そういう意味では「アニメ」というメディアが、映画やドラマ、CMなどと同等の立場になった、と言えるのかもしれません。
そしてそれだからこそ、通りすがりさんもあげられた「毎期もっとも売り出されるアニメに使われがちな非常に似たり寄ったりなアーティスト群」が「アニソン」であることだけが売りになってしまうがゆえに、「アニソン」の代表格としてクローズアップされてしまって、私のような偏見を生む要因になっているようにも感じました。
ただ、通りすがりさんの言っておられる「類型化したアニソン、実際にはもはや邪道と化してしまったそれらを「王道」として持てはやす層が、まさにゆういちさんのように「昔のアニソンは良かった」と言い張る層だったりするのです.」というご意見は、なにか具体的な例はありますでしょうか。正直、ご意見の中であまりピンと来ませんでした。
また、CDの感想では直接的には書かなかったのですが、確かに通りすがりさんがおっしゃられているように優れたアニソンが多い反面、小さい子供が素直に歌えるような、シンプルな童謡のようなアニソンが最近は少なくなってしまったようにも思い、それはちょっと寂しく感じるのですが、この印象論も実際は誤りでしょうか?
貴重なご意見ありがとうございました。また、アニソンがらみはチャート評などで登場することもあるので、もしよろしければご意見をいただければと思います。また是非遊びに来てください!
(あと、出来ればどなたかわかるように、「通りすがり」という捨てハンではなく、なにか特定のハンドルネームで書き込みをしていただければうれしいのですが・・・)

投稿: ゆういち | 2014年11月16日 (日) 22時44分

不躾な長文に丁寧な返信ありがとうございます.

「今時のアニソン」を否定する人も肯定する人も、えてして「アニソン」という枠に縛られ過ぎているきらいがあるように思います.
実際、アニソンというものはこうあるべき~といったこだわりは、例えば割とうんざりするような類型化したアニソンを大量生産しているランティスのスタッフの口から発せられているものであったりします.固定観念が飽和状態を導いているのではないか.
そういった思いからコメントさせて頂きました.

個別の作品に合わせるより先にアニソンとは~という前提が置かれることで、マンネリが王道と呼ばれてしまう現状.またアニメーターの努力によって絵と音が合致した時、毎回作品を見続けているうちにいつのまにかその曲が耳になじんでしまうという問題もあって、
だからこそゆういちさんがそれら様式化したアニソンを切っておられるのを目にすると意識が引き戻されるようで胸をなで下ろしています.
しかし、では正解が古いアニソンなのかと思うと、結局それもまた様式化の危惧に繋がりかねず、いまどきのアニソンへの批判が急に空しい懐古主義に感じられるのは勿体ないのではないのでしょうか.

>小さい子供が素直に歌えるような、シンプルな童謡のようなアニソンが最近は少なくなってしまった

これは単純にそうした曲の合うアニメ自体が少なくなったからであって(何故少なくなったのかと言えば当然子供たちからのニーズが減ったからです)、問題点がずれている気がします.
一応、今でも『山賊の娘ローニャ』は手嶌葵が童謡のようなOPを歌っていたりしますが。

そもそも子供たちが『妖怪ウォッチ』の主題歌を口ずさむのは十分素直な行為だと思うのですが・・・
例えば大ヒットシリーズである『アイカツ』、その最初のOPはスタッフからの注文通り、バンド「特撮」メンバーのNARASAKIが純粋に自分がカッコイイと思うポップスを子供たちにぶつけているのですが、キチンと人気を獲得していて、女の子が歌っているのを耳にした時は少し胸が熱くなりました.
「シンプルな童謡のようなアニソン」と比してどちらが正しいという判断は自分は少々出来かねます.

投稿: 和宮(通りすがり) | 2014年11月26日 (水) 13時17分

>和宮さん
>「今時のアニソン」を否定する人も肯定する人も、えてして「アニソン」という枠に縛られ過ぎているきらいがあるように思います.
なるほど、ランティスのスタッフでそういう発言をする方がいるのですね。
和宮さんのお話を聴くと、いまどきにアニソン、昔のアニソンというよりも、既にアニソンという枠組みがなくなりつつあり、いい意味でアニソンというジャンルが発展解消していく、そんな印象を受けました。
そういう意味では私が感じていた「様式化したアニソン」への批判に対する答えは、「昔のアニソン」ではなく、既に「アニソン」という枠組み自体が無意味である、ということなのかもしれません。
>これは単純にそうした曲の合うアニメ自体が少なくなったから
これは私もなんとなく「そうなんじゃないのかな」という印象は受けていました。アニメ自体は詳しく知らないのですが、印象論的にシンプルな「児童漫画」的なアニメが極端に少なくなってしまっているように感じます。
また、こういう印象を抱いてしまうのも私自身、昨今のアニソンに限らず、ヒット曲が全体的に「複雑で凝った曲の方がおもしろい」的な流れを感じてしまって、それに対してかなり否定的な印象を持っている影響かもしれません。

投稿: ゆういち | 2014年11月28日 (金) 23時55分

アニメソングの検索をして、
たどり着きました。
河橋優と申します。
よろしくお願いいたします。

幾つか気になった事がございます。
和宮さんへ、不躾ですが
いくつか質問をさせて下さい。

>youtubeに無数上がる海外ファンが選ぶ
 今季アニメOPベスト

こういう動画、具体的にどれですか。
無数にあるのでしたら、いくつか例を挙げて頂けますでしょうか。
その中身を確認させてください。


水樹奈々やいきものがかりを
槍玉に挙げていらっしゃいますが
そもそも、彼女らがお嫌いなの
でしょうか。


>LISA、蒼井エイル、春奈るな、綾野ましろ、ガルデニア、クラリス、フリップサイド、アンジェラ.

細かい事で申し訳ありません。
いくつか間違いがありますので、
指摘させていただきます。

1.LISA→LiSA(iは小文字)
2.蒼井エイル→藍井エイル(蒼→藍)
3.ガルデニア→GARNiDELiA(ガルディネリア)

これらの間違いをさせれている事を
察するに、これらのアーティストについて
あまり関心がないのではないですか。
関心がないのに、まとめて十把一絡げに
するのは、少々乱暴なのではないですか。
しっかりと、これらの歌手、アーティストの
歌、メロディ、音などから
違う所、同じ所を解析されましたか。
イメージだけで物を言っているように
思えたのですが、如何でしょう。


>「どれか1組でいいだろ」という批判は成り立つ

本当にそうお思いですか。
例に挙げられているアーティストは
所属しているレコード会社、レーベルが
異なります。1組でいいだろ、
という論理は成り立たないと思いますが、
いかがですか。


>歌詞も抽象的過ぎてアニメ本編とかけ離れ、あまり芸のない力技の歌い上げで持っていこうとする類型化したアニソン

批判しているアニソンの
アニメ本編を全て見てから
判断されていますか。
どこに取っ掛りがあり、
どこにアニソンたる所以があるのかを、
見定めていらっしゃいますか。
好ましくないと思うものは
意図的に弾いてはいらっしゃいませんか。


>アニヲタ自身、良質なアニソンを見落としまくっている現状があるので

アニヲタに全てのアニメを見ることを
期待していらっしゃいますか。
見落としまくっている言い方が
あたかも「見落としている方が悪い」
と、聞こえてしまったのですが、
私の誤りでしょうか。

もうひとつ思うのは、
アニヲタはアニメのヲタクです。
アニメソングという「音楽」の
ヲタクではありませんから
見ていないアニメの主題歌も
知らなければならない義務は生じないと
思うのですが、いかがでしょうか。


私が思った事は、
批判をする場合、広い範囲において
知識や認識を得なければならないと
いう事です。
和宮さんの例を挙げて下さっている
アーティスト群。
私も素晴らしいと思います。
その認識は、正しいと思います。

一方、今の既存のアニメソング歌手へは
非常に不満を持たれているのも感じました。
不満を持たれているが故に、
直視していない印象を受けます。
先程指摘した、歌手名の間違いは典型で、
知識を持っていれば
間違えていて気にならないのがおかしいのと
そもそも、知らないのであるならば、
なぜ、批判を繰り出す事が出来るのですか。
あなたも、他の批判する人間同じく、
今のアニメソング歌手へレッテルを貼って
見ようとしていないのではないでしょうか。


確かに、類似点があることは
私も感じています。
楽曲を作る人間のマインドも
レーベルが違っても、
同じようにも感じます。
そもそも、同じ人が幾つも
作詞作曲を手がけることもあります。
それを踏まえたうえで、
和宮さんの書いたものを読んでいると
私が感じた事と同じものを感じた時点で、
思考が停止しています。
その先へ突っ込もうという意識が
感じられませんが、いかがでしょうか。


最後に質問させてください。
和宮さんは
年に何本のアニメをフルに見て、
何曲のアニソンに耳を通されていますか。
ほかの領域の音楽も
聴いていらっしゃいますか。


和宮さんの論証に曖昧な所を感じて
思わず質問をしました。
繰り返し、不躾で申し訳ありません。
回答くだされば幸いです。
よろしくお願いいたします。

投稿: 河橋優 | 2015年1月 8日 (木) 00時13分

打ち間違えたので、訂正させてください
GARNiDELiA(ガルディネリア)
→ガルニデリア
です。失礼いたしました。

投稿: 河橋優 | 2015年1月 8日 (木) 00時14分

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