TOYOTA ROCK FESTIVAL 2014 その2
その1より
Qomolangma Tomato@EAST LAND
続いてはメインステージとは豊田スタジアムを挟んで反対側にあるEAST LANDへ。豊田スタジアムの屋内通路をつかってつくられたステージ、EAST LANDでのGomolangma Tomatoのライブを見に行きます。
Qomolangma Tomatoを見るのは2年前のSAKAE SP-RING以来2回目。かなりへヴィーな激しい演奏とボーカルのシャウトが印象的・・・・・・だったのですが、ステージの音響がかなりひどくて、反響しまくっていて、聴いていて少々辛いというレベルでした(苦笑)。仕方ないので後ろの方で座りながら聴いていたのですが、いつの間にか眠ってしまった・・・(^^;;というわけでほとんど聴けず。音響もかなり悪かったし、ちょっと残念なステージでした。
LEGENDオブ伝説@THUNDER BAY
その後は、そのEAST LANDの後方、同じく豊田スタジアムの通路通路に設置されたDJブースで、LEGENDオブ伝説のDJプレイを楽しみました。LEGENDオブ伝説はHIP HOPミュージシャン、サイプレス上野がDJをする時の名前。その名前の通り、主にHIP HOPのレジェンドたちの曲をかけることが特徴となっています。
この日のプレイも、所々にサイプレス上野のトークを挟みつつ、まずはサイプレス上野とロベルト吉野の「ぶっかます!」「よっしゃっす〆」でスタートし会場を盛り上げた後は、いきなりオザケンの「ラブリー」、そしてオリジナルラヴの「接吻」とおっさんほいほいな(笑)J-POPの名曲メドレーからスタートしました。
その後もBUDDHA BRANDの「人間発電所」やRHYMESTERの「サバイバー」などHIP HOPの名曲を流しつつ、途中、スピッツの「チェリー」も挟んで会場を盛り上げます。さらに倉木麻衣の「Love,day after tomorrow」から宇多田ヒカルの「Automatic」につなぐというユニークなプレイを聴かせた後は韻踏合組合の「一網打尽」で締めくくりました。途中、次のEAST LANDでstillichimiyaとして登場する田我流も登場するなど、終始盛り上がる楽しいプレイでした。最後はアウトロ的に、なぜか「ケツメイシをなめるな!」と叫んでケツメイシの「夏の思い出」を流しながら終了しました。
↑EAST LANDの全景
Young-G@EAST LAND
stillichimiya@EAST LAND
そのLEGENDオブ伝説のプレイが終わると、そのままstillichimiyaのDJであるYoung-GのDJプレイがEAST LANDでスタートしました。楽曲名まではわからなかったのですが、ダンサナブルでコミカルなナンバーがメイン。30分弱、stillichimiyaの登場まで短い間、会場を温めました。
そして、stillichimiyaが登場。田我流も所属している山梨県出身の5人組ラップユニット。この日、楽しみにしていたグループの一組でしたが実はstillichimiyaとしての曲は全く聴いたことがなくこのステージではじめて聴きました。
メンバーが登場してちょっとビックリしたのは、全員、スーツにネクタイでビシッと決めて、あまりラッパーらしくない風貌だったこと。このスタイル、最新アルバム「死んだらどうなる」のジャケット写真そのまんまなんですね。
最初は(曲名はあとで調べたのですが)最新アルバムから「Hell Train」からスタート。さらに続く曲は・・・ユーモラスな曲調だったのですが、これが「ズンドコ節」をサンプリングした曲でちょっとビックリ(タイトルはそのまま「ズンドコ節」なんですね)。田我流のアルバムのイメージから硬派なグループを想像していたのですが、かなりユーモラスな曲の連続で、ちょっとビックリしました。
その後もMr.麿が霊媒師にふんしてスピリチュアル番組のパロディーみたいなMCを入れたり、突然田我流とBig Benが喧嘩をしだして、そこからフリースタイル風なラップに入ったりと、ステージ自体もエンタテイメント性あふれるステージ。後半、「やべ~勢いですげー盛り上がる」ではダイブも発生。田我流がダイブしたかと思えば、ステージにサイプレス上野も登場し、彼も客席にダイブしていました。
stillichimiyaのステージ、予想していたのとはちょっと違ったけど、とても楽しかった!これはアルバムも聴いてみないと。ただQomolangma Tomatoと同様、音が悪くて聴き取りにくかった部分も多かったのが非常に残念・・・次はまた、もうちょっと音の良い会場で楽しみたいです。
↑MAIN STAGE全景
YOUR SONG IS GOOD@MAIN STAGE
そしてこの日のトリを飾るのがYOUR SONG IS GOOD。EAST LANDからMAIN STAGEに戻ると、既にライブがスタートしていました。ステージ上はたくさんのメンバーでかなり賑やかなステージ。会場も、はやくも盛り上がりを見せていました。
ユアソンのライブを見るのも今回がはじめて。パーカッションのリズムに軽快なオルガン、そしてギターの音色がとにかく楽しいステージ。思わず身体が動き出してしまう、とにかく踊れるライブでした。
楽曲は基本、途中のMCなどが挟まれない限りノンストップのステージ。ラテン風の曲があったり、お祭り風の曲があったりとバリエーションありつつ、どの曲もとても軽快で、難しいこと抜きに楽しめるステージ。途中、ミディアムテンポのナンバーでは、ホーンが切ないメロディーを奏でたりして、それなりにバリエーションも加えつつ、最後の最後まで徹底して観客を楽しませるステージでした。
この日最後のステージということで最後はアンコールも起こり、1時間弱程度でライブは終了。最初から最後までとても楽しいステージでした。彼らみたいなダンサナブルで軽快なインストバンドは、こういう野外の大きなステージにもピッタリ。この日のトリを飾るにふさわしいライブだったと思います。心の底から満足に感じつつ、会場を後にしました。
そんなわけで2年ぶりのTOYOTA ROCK FESTIVAL。開催日も長くなりましたが、参加ミュージシャンも例年以上に豪華になり、とても楽しい1日を過ごせました。EAST LANDの音響が悪かったのがちょっと残念でしたが・・・天気にも恵まれ、屋台のバリエーションも増え、これが無料だということが信じられないくらい、充実したフェスでした。また来年も是非とも足を運びたいです!
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