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2014年10月13日 (月)

中津川THE SOLAR BUDOKAN 2014 その2

その1より

Solarbudokan3

↑REDEMPTION STAGEの全景

GOMA&The Jungle Rhythm Section@REDEMPTION STAGE

続いてはREDEMPTION STAGEでGOMA&The Jungle Rhythm Sectionのステージ。彼らのステージは今回がはじめて。どんな音楽を奏でるのか、ほとんど前情報もなくライブに挑みました。

バンドメンバーはパーカッション2人のドラムスが1人。プラス、GOMAという構成。このGOMAというミュージシャン、とても長い尺八のような楽器を吹いていて、これが「ブオッブオッ」とメロディーにもなっていない不思議な音色(?)を奏でていました。帰ってから調べてしったのですが、オーストラリア先住民族の、ディジュリドゥという管楽器なんだそうですね。今回、はじめて知りました。

そして彼らのステージ、パーカッション2人+ドラムスで奏でるグルーヴがとにかく圧巻。基本的にトライバルなサウンドながらも、楽曲によってはラテンの要素を入れてきたり、あるいはポップスさを感じられるようなリズムを入れてきたりと、迫力あるプレイを聴かせてくれました。これに重なるディジュリドゥの音はなんともいえない独特のサウンド。これもまた、ドラムスとパーカッションのリズムと一体となってグルーヴを作り出していました。

そのリズムにすっかりはまってしまったステージ。残念ながらこの日のライブの中ではちょっと観客は少な目だったのですが・・・また機会があれば、是非とも彼らのステージは体感したいです。

FLYING KIDS@RESPECT STAGE

そして再びRESPECT STAGEへ。こちらで今度はFLYING KIDSのステージを見てきました。正直、同じ時間帯のthe HIATUSのライブとどちらを見ようかかなり迷ったのですが・・・やはり彼らのファンキーな曲を一度ライブで見てみたく、FLYING KIDSのステージを選択しました。

ライブはまずタイトル通り非常に明るく楽しいナンバー「JOY!」で会場を盛り上げつつ、続く「毎日の日々」ではミディアムテンポなナンバーでしっかりと歌を聴かせます。そしてバンドのナンバー2曲に続いてはファンクバンドの彼らが届ける、日本のファンク名曲のメドレー。ボガンボスの「絶体絶命」、大滝詠一の「福生ストラット」、さらには井上陽水の「氷の世界」をファンキーにカバーしたかと思えば、おなじみのSUPER BUTTER DOG「ファンキー烏龍茶」へと続き、最後はFLYING KIDS本人の「我想う故に我あり」で締めくくり。どれも耳なじみのある名曲ばかりで会場はさらに盛り上がりました。

続く「激しい雨」では世の中の厳しい現実をそのまま歌った歌詞が非常に心に響きます。その後「心は言葉につつまれて」を挟み、彼らの代表曲「風の吹き抜ける場所へ」を披露。この曲ではサビを観客全員に唄わせ、会場を盛り上げていました。そしてラストもまた、彼らの代表曲「幸せであるように」で締めくくり。盛り上がった雰囲気から一転、メロウに聴かせるナンバーで、ベテランバンドらしく、聴かせるステージでライブを締めくくってくれました。

今回、はじめてFLYING KIDSのステージを見たのですが、期待していたとおり、とてもファンキーでとても楽しいステージ。the HIATUSを蹴ってこちらを選んで正解だったなぁ(もっともthe HIATUSも良かったのかもしれませんが)と感じられた内容でした。ただ、大所帯のメンバーと比べてステージがちょっと狭め。楽曲のスケールのある曲が多く、正直、メインステージの方が彼らの良さがもっと出たかも。その点だけはちょっと残念に感じました。

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↑フードコート。一番向うに見えるのがWELLCOME STAGE

ヤセイコレクティブ@WELLCOME STAGE

さて、FLYING KIDSから次に見ようと思ったCharまでちょっと時間が空いていて、フードコートに設置されていたWELLCOME STAGEではヤセイコレクティブというバンドのライブを演っていたので、ちょっとフードコートで腹ごしらえをしながらステージを見てみました。

これがほとんど期待していなかったのですが、意外と良いステージでした。エレピを中心に構成されたインストジャムバンドなのですが、ソウルやジャズなどの要素がエレピの音色にもピッタリあって、とても心地よいサウンドを聴かせてくれました。途中、エレクトロサウンドを取り入れた曲なんかもあって、インストバンドで、特にダンサナブルな感じでもないのですが思った以上に楽しかったステージ。また機会があれば見てみたいです。

Char@REDEMPTION STAGE

そして続いてはREDEMPTION STAGEでCharのライブ。正直ちょっと意外だったのですが、ステージ前は超満員。10-FEETやらthe HIATUSやら目当ての若いファンもかけつけていて、予想以上に熱狂的なステージとなっていました。

楽曲はまさに気持ちよいほどの王道のハードロック。ギュインギュイン奏でられるギターサウンドがダイナミックでカッコよく、これがロックだ、と主張するようなステージ。途中、ブルージーなナンバーで哀愁のギターサウンドを聴かせつつ、ライブを持ち上げていました。

本編が終わった後、REDEMPTION STAGEのトリということもあってアンコールが起こります。ただここはほぼすぐCharが再登場。最後に1曲披露となりました。ただある程度演奏した後、ギターをポイッと放り投げてステージからいきなり去っていきました。ちょっと怒ったようにも見えたのですが・・・どうしたのでしょうか?

その3

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