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2014年10月 1日 (水)

女性アイドルだらけ

今週のシングルチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

今週のシングルチャートは女性アイドルグループの新譜が目立つチャートとなりました。

まず1位は博多を中心に活動するAKB48系のアイドルグループHKT48「控えめI love you!」が獲得しました。初動27万7千枚は前作「桜、みんなで食べた」の27万6千枚(1位)から微増。前々作も初動26万枚なので、一応売上は伸びているものの伸び悩んでいる感が。

2位は男装の女性アイドルグループ風男塾「BE HERO」がランクイン。初動3万2千枚は前作「チェンメン天国」の2万枚(4位)よりアップで2位は自己最高位。こちらは「女性アイドルグループ」といっても、ファン層は女性をターゲットにしている感じか。

そして3位はK-POP。先週2位の2PM「ミダレテミナ」がワンランクダウンでベスト3をキープ。

さて、4位以下にも女性アイドルグループが並んでいます。5位にHR「希望の蕾」、6位にLinQ「ウェッサイ!!ガッサイ!!」、7位放課後プリンセス「真夏の夜の夢」と並んでいます。また10位には、先週13位だった乃木坂46「夏のFree&Easy」がランクアップしベスト10に返り咲いています。

特にこのうち、1位HKT48、5位HR、6位LinQはいずれも福岡を拠点とするアイドルグループだそうで、その3組が同時発売という点でも話題となりました。HRは初動1万3千枚で前作「エボリューションだ」の1万1千枚(6位)からアップ。LinQは初動1万2千枚で前作「ナツコイ」の2万4千枚(8位)から大幅減。結果、HKT48>HR>LinQとなりました。楽曲的にはファンキーなベースと凝った展開が印象的なLinQが楽曲的には一番凝っているのですが、比較的王道のアイドルソングを歌う2組が上位に。まあでもアイドルのようなエンタテイメントはシンプルで広い層に売れる歌で勝負した方が健全だと思うよ。

放課後プリンセスは「着せ替え」をコンセプトとしたアイドルグループ。初動1万1千枚は前作「サムはフユい!」(これをシングルとして売ろう、と決定した担当者をクビにしたくなるほど痛いタイトルだな・・・)の6千枚(26位)より大幅増で初のベスト10ヒットとなりました。

他のベスト10初登場は・・・4位にビジュアル系バンドBugLug「JUGEMU」がランクイン。初動売上1万3千枚は前作「骨」の1万4千枚(4位)から微減。

そして初登場最後は8位徳永英明「さよならの向う側」。1980年に山口百恵がリリースした楽曲のカバー。日本武道館のファイナルコンサートの最後で歌われ、この後、ステージにマイクを置いて、静かにステージから去って行ったのがこの曲です。初動1万枚は前作「STATEMENT」の5千枚(18位)からアップ。シングルのベスト10入りは2011年の「黄昏を止めて」以来、約3年ぶり、4作ぶりのヒットに。徳永英明といえば「VOCALIST」シリーズで女性シンガーの曲をカバーし大ヒットを記録しましたが、これはその流れということでしょうか。ただいつまでもこのカバーに頼っていては・・・という印象も受けてしまうのですが。

そんな感じで今週のシングルチャートは以上。アルバムチャートは明日に!

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