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2014年10月27日 (月)

2年ぶり参加のフリーフェス

TOYOTA ROCK FESTIVAL 2014

会場:豊田スタジアム/西・東イベント広場 日時:2014年10月11日(土)

Toyorock2014_1

行ってきました、毎年豊田スタジアム外周で行われるフリーのロックフェス、TOYOTA ROCK FESTIVAL。すっかり恒例のイベントとなりましたが、今年ははじめて2日間に規模を拡大させての開催に。昨年は、用事があって行けなかったのですが、今年、2年ぶりに、土曜日のみですが参加してきました。

快速東京@MAIN STAGE

会場に到着したのが12時半ころ。ちょうど快速東京のライブの真っ最中。といっても残念ながら聴けたのは最後の1曲のみでした。メンバーは黒を基調としたTシャツという衣装で、ボーカルはKissのTシャツを着ていました。CDで聴くよりもよりもパンキッシュ、というよりもハードコア的な色合いを感じたステージ。その迫力は1曲だけでも感じることが出来ました。ちょっとだけしか見れなかったので・・・機会があればまた見てみたいです。

馬喰町バンド@GREEN FIELD

続いてはGREEN FIELDにて馬喰町バンド。GREEN FIELDは、芝生の中にマイクをたてただけのシンプルなステージで、芝生に寝転がりながら気持ちよく楽しめるステージです。馬喰町バンドは、以前、「橋の下音楽祭」で見て以来2度目。アコギ+ウッドベース+太鼓の3人組で、日本や海外の民謡、フォークロアをアレンジして演奏しているユニットです。

この日も最初はラテン風の、哀愁漂うインストチューンからスタート。フォーキーな雰囲気の楽曲や、岐阜県のわらべ歌「あんせんこんせん」、さらに「おけらけむし」というわらべ歌をもう1曲聴かせてくれました。

前回見たライブではとてもよかったのでこの日も楽しいにしていたのですが・・・うーん、正直言ってこの日のステージはいまひとつ。わらべ歌にしてもちょっと怪しげな雰囲気があって、それが「橋の下音楽祭」のような舞台にはあっていたのですが、太陽の下、芝生の上というステージにちょっとあっていなかったような感じがします。あと、なぜかMCではしきりに熱中症についてコメントしていたのが印象的(^^;;なぜそこまでこだわる?(笑)

WUJA BIN BIN@MAIN STAGE

その後、ビール片手に屋台で食べ物を食べながらメインステージ周辺をブラブラ。するとメインステージでWUJA BIN BINというバンドのステージがはじめりました。大人数でのインストバンドで、木琴やホーン、パーカッションの音が印象的なバンド。ジャジーだったり、スティールドラムを取り入れてラテン風に聴かせたり、どこかユーモラスさを感じるインストを聴かせてくれました。

Toyorock2014_2_2

↑One Love Stageの全景

ズクナシ@One Love Stage

そしてこの日のお目当ての一組、ズクナシのステージ。ズクナシは女性3人組のソウルグループ。といっても、実は名前だけ知っていて音はこの日はじめて聴きました。で、ステージに登場してちょっと驚いたのが・・・バンド編成なんですね。てっきりコーラスグループかと思っていた(^^;;

で、そのステージですが、予想していた以上にソウルフルで素晴らしいステージでした!特にボーカルがかなりソウルフル。失礼ながらちょっとパワフルなおばさんって感じで(笑)、最初「天童よしみです」という挨拶で笑いを取っていましたが、そのボーカルのパワーは天童よしみ顔負けでした。

「SOULTRAIN」という曲では、ステージ下に降りてきて、トレインさながら観客みんなと数珠つなぎになり会場を一周。「チョキチョキマンのテーマ」では、観客みんなに二本指を出させて、「過去の嫌なことを思い出して・・・チョキチョキと切ってしまいましょう」と「チョキチョキ」という歌詞をみんなで大合唱。はじめてのステージだったのですが、かなり盛り上がりました。

そして個人的にかなりの衝撃だったのが「左折右折」という曲。ボーカルの衣美氏の家までの最寄り駅から家までの帰り方を歌っただけという内容なのですが、その最寄り駅というのが、私が大学時代に住んでいた最寄り駅(!)。町名も叫んでいたのですが、だいたいの場所はわかりました(笑)。いや、この偶然、ちょっと衝撃でした。

そんなごく個人的なインパクトを受けつつも、ステージ自体もソウルフルなステージがとてもカッコよく、ボーカルももちろん、バンドとしての演奏も力強く、かつユーモラスあふれたステージがとても素晴らしかったです。そのため、はじめて見たステージだったのですが、思い切り盛り上がってしまい、かつ会場もかなり一体感があって盛り上がっていました。予想以上に素晴らしいステージでした。また是非見てみたいです!!

KING BROTHERS@MAIN STAGE

ズクナシのステージの後は、今回はじめて登場した、甘味系の屋台を集めた「Green Sweet Street」という一角を散策。おいしそうな甘味系がたくさん売られていたのですが、みたらし団子を一本買って、再びメインステージに戻ってきました。

メインステージではKING BROTHERSのステージが。最初、ケイゾウとマーヤがアンプの上に乗って登場。メンバー全員、黒いスーツでビシッと決めての登場。いきなりへヴィーでノイジーなギターサウンドを弾きまくります。

演奏はベースレスということが信じられないくらい、へヴィーで迫力あるガレージロック。ただ一方ではベテランバンドならではの安定感もあって、暴走しそうでギリギリでとどまっている感じがまた魅力的でした。

最初は黙々とへヴィーな演奏を聴かせてくれていたのですが、その雰囲気がかわった(?)のは中盤から。マーヤが楽曲の最中にマイクを観客席に投げ入れ、観客にマイクで叫ばせたと思ったら、観客席にダイブ!そのまま観客の上でダイブしたまま、観客を煽り続けます。

さらには「おいしそうな店がいっぱいあるから、このステージが終わる前までに(!)差し入れてくれ!」ととんでもない(笑)要求が。するとすかさずファンからおでんの差し入れ、さらに屋台のお寿司の差し入れまでが!観客の中にダイブしながら、おでんとお寿司をほうばったかと思うと、最後には一升瓶での酒の差し入れまでもあり、マーヤが一気飲み(!)。なんか最後はある意味とんでもないパフォーマンスが繰り広げられ、ライブは終了しました。

うーん、なにげにキンブラのステージ、はじめて見たのですが、いろいろな意味ですごかった(笑)。いやもちろんライブ自体もかなりの迫力のガレージロックで文句なしにカッコよかったです!また見てみたいなぁ。

その2

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