ベテラン勢対決
今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/
まずは今週の1位。先週に引き続きジャニーズ系。Kis-My-Ft2の「Kis-My-Journey」が獲得しました。オリジナルアルバムとしては3枚目のアルバムとなります。初動売上24万5千枚。直近は今年3月にリリースされたベスト盤「HIT!HIT!HIT!」で、こちらの初動は21万7千枚(1位)なのでこちらからはアップ。また、オリジナルとしての前作「Goodいくぜ!」の22万2千枚(1位)よりもアップしています。
続く2位はUVERworld「0 CHOIR」。約1年8か月ぶりとなるニューアルバム。2位は前作「THE ONE」の4位よりアップし、2作ぶりのベスト3入りとなりました。ただし初動売上は8万4千枚で、前作の9万5千枚よりダウンしています。
さて、続く3、4位はタイトルのベテラン勢対決。小田和正と長渕剛という2人のベテラン男性シンガーが並んでランクインしています。インテリ系の小田和正とマッチョ系の長渕剛という対照的な2人ですが、結果は3位に小田和正「小田日和」、4位に長渕剛「Tsuyoshi Nagabuchi All Time Best 2014 傷つき打ちのめされても、長渕剛。 」となりました。
小田和正は御年66歳10ヶ月。ベスト10入りは日本人最年長だそうです。本人曰く「最後から2番目のアルバム」ということですが、これはアルバム1作あたり、製作期間が5年くらいかかることを考えると、年齢からあと1枚くらいが限度だろう、という話だそうです。とかいいながら、あと2、3枚くらい普通に作ってきそうな気もするのですが(笑)。初動7万4千枚は前作「どーも」の8万1千枚(1位)からダウン。
長渕剛は全4枚組からなるオールタイムベスト。ここ最近、山下達郎、ユーミン、矢沢永吉などベテランミュージシャンのオールタイムベストのリリースが続いていますが、その流れに乗った感じでしょうか。初動売上6万8千枚は前作「Stay Alive」の4万2千枚(3位)よりアップ。ただ、他のベテラン勢のオールタイムベストに比べると少々さびしい印象も。4枚組というボリュームや、また、完全にファンが固定されてしまった長渕剛というミュージシャンの特性からくる結果でしょうか。
そして、なんとこんな位置に!浜崎あゆみのニューアルバム「Colours」が5位にランクイン。一時期に比べてかなり人気が落ちぶれてしまった感は否めないとはいえ、いきなりのベスト3圏外にはビックリ。初動売上3万9千枚は、直近のライブ盤「ayumi hamasaki 15th Anniversary TOUR ~A BEST LIVE~」の1万5千枚(7位)からはさすがにアップしたものの、オリジナルとしての前作「LOVE again」の5万3千枚(1位)より大きくダウン。かなり厳しい結果となっています。
そしてそれに続くのは、元AKB48の板野友美のソロデビューアルバム「S×W×A×G」が6位初登場。ソロデビューシングル「Dear J」から最新シングル「little」までの全シングルが収録されていますが、初動売上は1万9千枚。直近のシングル「little」の初動が3万4千枚なので、それの半減近いという厳しい結果となっています。
初登場ラストは10位。韓流の男性アイドルグループVIXXの日本デビューアルバム「DARKEST ANGELS」が初動1万2千枚を売り上げ、デビューアルバムでいきなりのベスト10入りを果たしています。
今週のアルバムチャートは以上。チャート評はまた来週の水曜日に!
| 固定リンク
「ヒットチャート2014年」カテゴリの記事
- こちらも韓流で締めくくり(2014.12.25)
- 今年最後のチャートは韓流が席巻(2014.12.24)
- まさかの新作がランクイン(2014.12.18)
- また女性アイドルグループが・・・(2014.12.17)
- 新譜ラッシュ(2014.12.11)
コメント