アイドルvs韓流vsアニソン
今週のシングルチャート
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タイトル通り。韓流もアイドルなのでチャートはアイドル系とアニソンのみというシングルチャートになっています。
そんな中で1位獲得は、やはり強い、嵐「誰も知らない」。テレビ朝日系ドラマ「死神くん」主題歌。4月に前作「GUTS!」がリリースされたばかりですが、わずか1ヵ月のスパンでの新曲となりました。ただ初動売上は46万1千枚と、その「GUTS!」の50万1千枚(1位)よりダウン。さすがに新曲のスパンが短すぎたか?
で、先週1位からワンランクダウンの2位AKB48「ラブラドール・レトリバー」からはじまり、女性アイドルグループが4位BiS「FiNAL DANCE」、6位アイドリング!!!「キュピ」、7位Happiness「JUICY LOVE」、10位フェアリーズ「Super Hero」と並んでいます。
7月の横浜アリーナライブで解散となるBiSはこれがラストシングルとなる楽曲。初動3万3千枚は前作「STUPiG」の1万7千枚(7位)から大きくアップ。解散というアナウンス効果が大きかったのと、MUSIC CARD9枚同時発売という例の戦略が影響した模様。アイドリング!!!は初動売上2万7千枚は前作「シャウト!!!」の2万6千枚(6位)から微増。24種類のトレーディングカードが初回盤と通常盤にそれぞれ1枚ずつ、ランダムに封入している仕様。HappinessはEXILEの事務所所属のアイドルグループ。初動2万6千枚は前作「Sunshine Dream ~一度きりの夏~」の3万3千枚(7位)よりダウン。MUSIC CARD8種などで相変わらずのドーピングぶり。最後フェアリーズは初動1万6千枚で前作「Run With U」の1万8千枚(8位)から若干のダウン。CD7種まとめ買いセットというドーピングは前作と同様。
もうなんか楽曲の内容よりも「いかにファンに複数枚を買わせるか」だけが焦点になっているような感じですが、それはK-POP勢も同様。まずは5位BEAST「ADRENALINE」は、MUSICCARD付チケットを発売。初動3万2千枚は前作「Sad Movie」の1万5千枚(10位)から大幅アップ。ここ最近、4万2千枚→2万枚→1万5千枚と減少傾向が続いていただけに、「次作ではなんらかのプロモーションをかけてくるかも」と予想していたのですが、予想通りすぎる展開でしたね。そして9位にBOYFRIEND「スタートアップ!」がランクイン。こちらもMUSICCARD7種発売。ただ初動1万9千枚は前作「My Avator」の2万3千枚(6位)からダウンです。
そんな嵐以外はドーピングしまくりのアイドル勢の中に割って入ったのがアニソン組。3位にμ's「ユメノトビラ」。アニメ「ラブライブ!」挿入歌。初動4万枚は前作「どんなときもずっと」の4万5千枚(2位)からダウン。7位には黒崎蘭丸「「うたの☆プリンスさまっ♪アイドルソング 黒崎蘭丸(Not Bad)」がランクイン。ゲーム「うたの☆プリンスさまっ♪All Star After Secret」挿入歌。初動2万4千枚。「うたの☆プリンスさまっ♪」がらみでは寿嶺二「うたの☆プリンスさまっ♪アイドルソング 寿嶺二(愛しき人へ)」以来で、その2万3千枚(3位)から若干のアップです。
アニソン組はどちらもCD発売形態は1種(ただし、μ'sは9種類のトレーディングカードのうちランダムに1種類封入している複数枚買い戦略があるみたいですが)。楽曲自体はあえてベタな路線を狙ったようなふた昔前のJ-POPで面白味はないのですが、ドーピングしまくりでなんとか上位に食い込んでくるアイドル勢よりファンの数はこちらの方が多いのかも、と思ってしまったりして。
そんな感じのシングルチャートは以上。アルバムチャートは明日!
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