総勢360組以上が参加!
栄ミナミ音楽祭'14
会場:矢場公園特設会場 他 日時:2014年5月10日(土)
今年で8回目になるそうです、栄地域一体の街角をライブステージとしてミュージシャンがライブを行う「栄ミナミ音楽祭」。毎年スケールがアップして、今年は総勢360組以上。場所も住吉町・矢場町エリアだけではなく、久屋大通や大須まで地域を広げ、スケールアップしています。私はおととし以来2度目の参加。10日11日の2日間開催なのですが、うち10日のみ足を運んできました。
ケイタク@大須万松寺境内
今回は大須にちょっと用事があったので、最初は大須万松寺境内での13時半からのケイタクのライブからスタート。男性2人組のアコースティックデゥオ。一応名前だけは知っていたこともあり、足を運んでみました。
曲は全く知らなったのですが、イメージとしてゆずのフォロワー的な立ち位置を想像いました。そのイメージはある程度は当たっていて、爽やかなメロディーのポップソングを聴かせてくれました。ただちょっとおもしろかったのは、アコギの演奏の中でちょっとブルージーな要素なんかがあったり、メロディーにも爽快感ある気持ちよさを感じたり、想像していたよりもよかったです。4曲15分程度のステージでしたが、思ったよりも楽しめたステージでした。
GILLE@矢場公園
続いては矢場町に移動。メインステージである矢場公園の特設ステージでGILLEのステージ。デビュー時に、You Tubeで覆面でカバー曲を公開して「謎の歌姫」的に売り出した女性シンガーですね。
この日もカバー曲からスタート。「モンキーマジック」「六本木心中」、さらにはユーミンの「ひこうき雲」を英語詞で歌い上げました。
一時期You Tubeで話題になるのも納得の、確かに歌は間違いなく上手いですね。緩急つけて、時にはしんみり、時にはパワフルに歌い上げるボーカルは、リスナーを惹きつけるものがあります。
ただ一方、GILLEならではの個性というのはちょっと薄いかな、といった印象。聴き終わった後、楽曲の良さが印象に残る反面、GILLEというボーカリストが残ってこない部分も。デビュー時の話題性と反面、その後の売上が伸び悩んでいる要因はそこかもしれません。
最後に1曲だけオリジナル。こちらは歌い上げるような爽やかなポップチューン。前向き応援歌な歌詞も含めて、いかにもJ-POP的なナンバーでした。
ワカバ@ソニーストア名古屋前
続いては矢場公園をちょっと離れてソニーストア名古屋前のステージ。ワカバという、これまた男性2人組のアコースティックデゥオ。彼らも一応名前だけは知っていた・・・ということもあり、そのステージを見てみました。
こちらは正直、ゆずのフォロワー的なユニットという印象。楽曲は王道のJ-POPな雰囲気のナンバー。それなりにインパクトもあったのですが、まあ、よくありがちだよね・・・といった印象が素直な感想になってしまいます。
アノインテッドマスクワイヤー@矢場公園
ここでまた矢場町に戻ります。最初、ナディアパークのステージでMASHのステージを見ようとチラ見したのですが、いまひとつな雰囲気だったので、そのまま矢場公園に戻ってきました。矢場公園でのライブはアンインテッドマスクワイヤーという大所帯のゴスペルグループ。2年前の栄ミナミ音楽祭でも見た、このイベント常連のグループです。
どのくらい大所帯かというと、あまりに人数が多すぎてステージにあがりきれず、ステージ下でもメンバーが歌っているくらい(笑)。楽曲はゴスペルというよりも、洋楽の有名曲をゴスペル風にカバーしたナンバーがメイン。スティーヴィー・ワンダーの「I Just Called To Say I Love You」やボブ・ディランの「Forever Young」などをゴスペル風にアレンジして聴かせてくれました。
とにかく総勢100名以上というメンバーが歌い上げるだけにその迫力は満点。そのうち2,3人がソロでも力強い歌声を披露してくれていました。アップテンポな曲では会場の観客も立ち上がりとにかく盛り上がり、聴かせる曲ではしっかりと聴かせる。
2年前の栄ミナミ音楽祭で彼らのステージを見たときもその迫力あるステージがとても印象に残ったのですが、今回もとにかくその力強い歌声のパフォーマンスに圧倒されました。ちなみに途中のMCではいろいろなミュージシャンのサポートで出演した話をしていて、サマーソニックでスティーヴィー・ワンダーと共演した話も・・・って、あの時の聖歌隊って、彼らだったのか!日本人が参加しているなぁ、という記憶があっただけにちょっとビックリしました。
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