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2014年2月13日 (木)

エレクトロサウンドを入れつつ・・・

Title:Rave Tapes
Musician:MOGWAI

純然たるオリジナルアルバムとしては2年ぶりとなるMOGWAIのニューアルバム。ここ最近のMOGWAIの作品は、ノイジーギターが楽しめる、いわばリスナーがMOGWAIに求めるサウンドをきちんとつくりつつも、目新しさがなく、そういう意味ではちょっと物足りないかな、と感じる作品が続いていました。

MOGWAIらしいギターノイズを聴かせつつ、目新しさがない、という点では今回のアルバムも正直変わりはなかったかもしれません。「HEARD ABOUT YOU LAST NIGHT」など、ギターノイズに心地よさを感じるような曲がメイン。特に今回の作品に関しては、静かなアレンジから一気にハードな音が出てきて、ダイナミックな展開が魅力、という雰囲気の曲はあまりありませんでした。

今回のアルバムの特徴としてはエレクトロサウンドの導入という点があるかもしれません。確かに「REMURDERED」をはじめ、エレクトロサウンドを楽曲に取り込んだ作品も目立ちました。ただ、どの曲も打ち込みのサウンドを前面に押し出したというよりも、あくまでもバックに彩りを添える程度のサウンド。いわばギターサウンドの隠し味的な位置付けで、MOGWAIのイメージがグッと変わった、という感じではありません。

今回のアルバムでむしろ印象的だったのは、アルバム全体がポップに、よりメロディアスになったように感じた点でした。「HEXON BOGON」「BAD MAGICIAN 3」あたりはかなりメロディアスで哀愁も感じられましたし、「BLUES HOUR」などはとても美しいピアノの音色が印象的な作品になっていました。

そういう意味では2011年にリリースした「Earth Division EP」で聴かせたピアノとストリングスでの美しいサウンド、その系統も引き継いだアルバムと言えるかもしれません。一方で、ノイジーなサウンドはいつも通りのMOGWAI。きちんとファンの要求に応える、壺をついた作品になっていたと思います。

そんな訳で、今回のアルバムも決して目新しいものではありませんでした。ただ、メロディアスなメロが素直により楽しめるという意味で、ここ数作の中では一番楽しめた作品だったと思います。今後は、今回取り入れたエレクトロサウンドがどう展開されるのか楽しみにしつつ、MOGWAIらしさを楽しめたアルバムでした。

評価:★★★★★

MOGWAI 過去の作品
The Hawk Is Howling
HARDCORE WILL NEVER DIE,BUT YOU WILL
Live at All Tomorrow's Parties,9th April 2000
Earth Division EP

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