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2014年1月29日 (水)

あのバンドがついに1位

今週のシングルチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

今週1位は、ちょっとビックリなのですがあのバンドが1位獲得。

今週1位を獲得したのはSEKAI NO OWARI「スノーマジック・ファンタジー」。JR東日本「SKISKI」CMソング。メジャー5枚目のシングルで初の1位獲得。マーチングバンドを入れた分厚いアレンジにファンタジックな作風がセカオワらしいのですが、メロディーは結構ベタなポップで歌詞も比較的単純なラヴソングで、「売れそう」なタイプの曲であることは間違いなさそう。初動10万枚は前作「RPG」の7万9千枚からアップ。今、もっとも勢いのあるバンドなのは間違いなさそうです。

2位は福岡のローカル女性アイドルグループLinQ「カラフルデイズ」がランクイン。今風のEDMにアレンジされた新曲。2作ぶりのベスト10入りで2位は自己最高位ですが、初動売上2万2千枚は、最高位12位だった前作「HANABI!!」から横バイという結果になっています。

今週はこの2位LinQを筆頭に、またも女性アイドルグループがズラリと並んだ結果に。4位に風男塾「チェンメン天国」、7位BiS「STUPiG」、10位WHY@DOLL「サンライズ~君がくれた希望~」がそれぞれランクインしています。

風男塾は男装のアイドルユニット。初動売上2万枚は前作「男装レボリューション」の1万7千枚からアップ。BiSはAA=上田剛士プロデュースの作品。いかにもロックリスナー層狙いの戦法にいつもながらあざとさを感じます。初動売上1万6千枚は前作「Fly」の1万4千枚から若干のアップ。最後、WHY@DOLLはこれが初のベスト10入りになる北海道のローカルアイドルユニット。初動7千枚は、前作「ふわふわParty」の6千枚からほぼ横バイなのですが、低水準のチャートになっため、順位は24位から10位に大きくアップしています。

さらに今週、5位にNMB48「カモネギックス」が先週の32位からランクアップして昨年11月25日付チャート以来のベスト10返り咲き。また例のごとく通信販売での追加出荷での売上が大幅に加味された模様です。

さてチャートを続けるとベスト3、第3位には先週1位関ジャニ∞「ひびき」が2ランクダウンながらもベスト3をキープしています。

続いて4位以下の初登場ですが、今週はいわゆるヴィジュアル系のトップを走るバンドと、「元祖ヴィジュアル系」と呼ばれるバンドが並んでランクインしています。それが6位初登場DIR EN GREY「SUSTAIN THE UNTRUTH」と9位BUCK-TICK「LOVE PARADE」。かなりヘヴィーなDIR EN GREYのナンバーに対して、BUCK-TICKの新譜はメロディアスなポップ路線と作風も対照的。ちなみにBUCK-TICKの新譜は映画「劇場版BUCK-TICK~バクチク現象~」テーマソング。「バクチク現象」という言葉自体が懐かしい・・・。

DIE EN GREYは初動売上1万6千枚で前作「輪郭」の2万2千枚からちょっとダウンしてしまいました。BUCK-TICKの初動1万枚は、前作「MISS TAKE~僕はミス・テイク~」の1万2千枚(11位)からこちらも若干のダウン。ただBUCK-TICKはここ2作連続11位と惜しい結果が続いていましたが、2010年の「くちづけ」以来、3作ぶりのベスト10ヒットとなりました。

初登場はもう1枚。8位に韓国のバンドFTISLAND「beautiful」がランクイン。ここ最近の作品がそうなのですが、ギターロックのアレンジながらも、K-POPというよりも日本のベタな歌謡曲のようなメロディーの曲になっています。初動売上1万6千枚は前作「シアワセオンリー」の2万3千枚よりダウン。ここ数作、2万9千枚→2万3千枚→1万6千枚とダウン傾向が続いています。

今週のシングルチャートは以上。アルバムチャートはまた明日に!

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