« 恒例のブルースカレンダー | トップページ | フィリピン台風30号被災者への支援アルバム »

2014年1月 3日 (金)

ライブ盤第2弾

Title:EXPERIENCEDII
Musician:Boom Boom Satellites

昨年5月に日本武道館で行われたライブの模様を収録した、ライブ映像+ライブアルバム2枚組の作品。2011年に幕張メッセの模様を収録したライブ盤に続く第2弾となります。

ライブ映像については、正直言って、少々辛い部分が・・・。というのも、レーザー光線をバンバン使ったステージ効果が印象的で、それはそれで彼らの音楽と一体感を出しており悪くはないと思います。ただ、映像のカット割が非常に細かく、次々と映像が変わっていく構成になっており、このレーザー光線と合わさって、見ていて、とてもチカチカする映像になっていました。この手の映像が次々展開していく映像って最近の流行かもしれませんが、ライブ会場の雰囲気は味わえません。作った側は映像の構成のおもしろさをアピールしたいのかもしれませんが、単なる製作者のオナニーにしかおもえません。そういう意味で、ライブ映像としてはちょっといまひとつな作品でした。

ただ、ライブ映像自体には不満が大きかったのですが、その一方、ライブ自体は迫力あり、会場にいたらとても楽しかっただろうなぁ、というのを感じます。そのレーザー光線を多用した演出は、映像としてみるには辛い部分があったのですが、スケール感をよく出しており、Boom Boom Satellitesの音楽にもマッチ。なによりも武道館という会場の広さを効果的に反映していたように感じます。彼らの音楽のようなダイナミックな音楽は、武道館くらいの広さがあった方が映えますよね。

そして今回のライブ盤でいまさらながらに感じたのがドラム、カッコいい!!非常に力強くダイナミックな演奏ながら、テンポのよい彼らの音楽に合わせて正確に叩くドラムスのリズムが、Boom Boom Satellitesのライブの魅力の大きな要素となっていました。福田洋子という女性のドラマーなのですが、女性のドラマーってカッコいい人が多い印象が。あくまでも印象論ですが(笑)。

ライブ音源としては、Boom Boom Satellitesのライブの魅力をきちんと伝えているライブ盤だったと思います。特にこのライブ、川島道行が脳腫瘍に倒れ、その復帰後初となるライブという意味でも注目を集めたのですが、病み上がりということを感じさせないステージでした。久しぶりに彼らのライブに足を運びたいなぁ、と思わせるには十分な内容だったと思います。

ただし、その一方でライブ音源には気になった部分も。全体的にマンネリ気味な部分を感じます。これは、最新アルバム「EMBRACE」でも同じようなことを感じたのでここ最近の彼らの傾向なのかもしれませんが・・・。その点は気にかかりました。

評価:★★★★

BOOM BOOM SATELLITES 過去の作品
EXPOSED
19972007
TO THE LOVELESS
EXPERIENCED
REMIXED
EMBRACE


ほかに聴いたアルバム

Weather Report/People In The Box

今回のアルバムは、なんと全71分ワントラックのアルバム。とはいえ、1曲71分という曲が入っているわけではなく、全21曲だけどもCDのトラックをわけていないというだけの話。要するに、1曲1曲バラバラではなく、あくまでも21曲まとめて1つのアルバムとして聴いてほしい、ということなのでしょう。

もっともアルバム自体は似たような曲が並ぶコンセプチャルな作品、という感じではなく、シューゲイザーな作品からハードロック、アコースティックな作品まで幅広い感じ。全体的にファンタジックな雰囲気のギターロックというイメージで統一されていて、ちょっと不思議な雰囲気が魅力的。様々な作風な曲を含めて、People In The Boxだ、ということを主張したかったのかな?

評価:★★★★★

People In The Box 過去の作品
Ghost Apple
Family Record
Citizen Soul
Ave Materia

あの歌 この歌/栗コーダーカルテット

栗コーダーカルテットが、日本の童謡をカバーした企画盤。おさない頃から口ずさみ、日本人のDNAに刻み込まれたような曲の数々。楽曲自体は悪いわけありません。が、あまりにも予想通りのアレンジで、まるで子供向けの「童謡集」みたいな内容に。それを狙ったのかもしれませんが、意外性はなく、栗コーダーでやるべき企画だったのか、とも・・・。

評価:★★★

栗コーダーカルテット 過去の作品
15周年ベスト
夏から秋へ渡る橋
渋栗(川口義之with栗コーダーカルテット&渋さ知らズオーケストラ)

遠くの友達
生渋栗(川口義之with栗コーダーカルテット&渋さ知らズオーケストラ)
羊どろぼう
ウクレレ栗コーダー2~UNIVERSAL 100th Anniversary~

|

« 恒例のブルースカレンダー | トップページ | フィリピン台風30号被災者への支援アルバム »

アルバムレビュー(邦楽)2014年」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/505136/54266116

この記事へのトラックバック一覧です: ライブ盤第2弾:

« 恒例のブルースカレンダー | トップページ | フィリピン台風30号被災者への支援アルバム »