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2013年11月15日 (金)

25年の集大成

Title:VIOLETTA THE BEST OF 25 YEARS
Musician:遊佐未森

遊佐未森、デビューから25年を記念してリリースされたベスト盤。彼女がデビューした80年代後半から90年代にかけてって、いわゆるガールズポップと呼ばれるような女性シンガーが多くデビューし、人気を博しました。

そんな中、現在でもコンスタントに活動を続けているのって、彼女くらいだよなぁ。永井真理子とか谷村有美は結婚後、音楽活動は目立たなくなってしまいましたし、辛島美登里先生も音楽活動は続けているものの、直近のオリジナルアルバムは6年前とちょっと寂しい状況に(昨年、カバーアルバムをリリースしたようですが)。

遊佐未森といえば、デビュー当初はファンタジックな雰囲気の曲とボーカルが独特で、ちょっと不思議ちゃん的なイメージがあり、ちょっととっつき難いイメージもあったのですが、その個性的な立ち位置が、今に続く末永い人気の理由だったのでしょうか。

ファンタジックな曲調にしても、最近ではKalafinaやらSound Horizonやらファンタジックさを前面に押し出しているミュージシャンがヒットを飛ばしていますが、彼女はその先駆け的存在と言えるかも。ただ、必要以上に仰々しいアレンジに走らず、さらっとしたポップに留まっているのが、カルト的な人気に留まらず、末永く人気を保ってきた理由かも。

今回のアルバムは2枚組のベスト盤になっていますが、1枚目は過去の代表曲を本人選曲でまとめたオールタイムベスト、もう1枚は、ライブなどでよく演奏される楽曲を再録音したセルフカバーベストだそうです。

オールタイムベストの方は、一般的に遊佐未森らしいと感じるような、ふわりとした雰囲気のあるポップソング。一方でセルフカバーの方はより幻想的な曲があったり、童謡もあったり、さらにファンタジックな雰囲気が出ている個性の強いアルバムになっています。ただし、決してとっつき難い内容ではなく、心が暖かくなってくるような優しい楽曲ばかりで、彼女の魅力をよりよく触れることが出来る内容になっていたと思います。

デビュー25年たってもいまだに失っていない瑞々しさも感じますし、まだまだこれからも活躍を続けていきそう。このベスト盤がひとつの区切りだと思うのですが、これからも楽しみです。

評価:★★★★★

遊佐未森 過去の作品
銀河手帖
Do-Re-Mimo~the singles collection~
淡雪

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