ロックンローラーの共演
JFL 20TH ANNIVERSARY LIVE FOR THE NEXT
斉藤和義/THE BAWDIES
会場 Zepp Nagoya 日時 2013年9月12日(木) 19:00~
斉藤和義とTHE BAWDIESの対バンライブに行ってきました!J-WAVEやZIP FMが所属するFMネットワーク、JAPAN FM LEAGUEの20周年を記念して開催されたライブイベント。今、旬のミュージシャン2組の共演に、チケットはあっという間に売り切れる・・・と思ったら、あっさり買えました(^^;;
仕事先から直行し、7時ちょうどに会場入り。意外と売り切れなかった・・・ものの会場はギッシリ満員。なんとか後ろの方に場所を確保すると、すぐにTHE BAWDIESのライブがスタートとなりました。
いきなり「ワン・ツー・スリー~」というシャウトからスタートし、「1-2-3」からスタート。THE BAWDIESはおととしのサマソニ以来2度目のステージなのですが、ライブハウスで見るのは今回がはじめて。とにかくまず感じたのは、音がぶっとく、グルーヴィー。ライブバンドとしての実力の高さを感じます。重低音が身体を揺らすサウンドがとても心地よく、知らず知らずのうちに踊ってしまうステージでした。
序盤は「IT'S TOO LATE」や「ROCK ME BABY」でいきなり観客を盛り上げます。途中のMCは比較的短めで、次から次へと曲を展開していき、勢いのあるステージを見せてくれます。かと思えば、途中「Lemonede」みたいな曲でちょっとクールダウン。さらに中盤では、今度リリースされるという新曲を披露してくれました。この新曲はちょっとソウルテイストは薄めでポップなナンバーになっていました。
途中のMCは、ボーカルのROYが、美容室でドラムスのMARCYに偶然会ったエピソード。普段、ほとんど話さないMARCYらしいですが、美容室ではちょっと別人のように話していた姿に驚いたという話をしていました。
後半も、ファンを盛り上げる盛り上げる。「KEEP ON ROCKIN'」では、観客とコールアンドレスポンズ。そして最後は「HOT DOG」「SING YOUR SOUL」で締めくくり。ライブは最高潮になりつつ、熱いステージが幕を下ろします。ライブは45分程度。ちょっと短い感じもしましたが、彼ららしいとてもストイックなロックンロールを推し進めるステージが印象的。非常に密度の濃い45分間でした。
その後は休憩が入って、斉藤和義の登場です。斉藤和義のライブは、なんと2000年のワンマンライブ以来13年ぶり!(先日のバンプと同じだ・・・)かなり久々のステージとなってしまいました。
そんな彼のステージは、いきなり「やさしくなりたい」からスタート。おなじみのヒット曲に歓声があがります。その後も「月光」と、最近のナンバーが続きました。
せっちゃんのステージは、THE BAWDIESとは異なり、途中、まったりとしたMCをはさみながら、のんびりした雰囲気で進みました。今回のJFL20周年を記念ソング「カーラジオ」や、さらに、せっちゃんもJFLと同じくデビュー20年ということで(だから呼ばれたのでしょうが)、そのデビュー曲「僕の見たビートルズはTVの中」!懐かしい曲の登場にはちょっとうれしくなりました。
さらにその後にはバンドメンバーの紹介があったのですが、その豪華さにもビックリ。ギターはキセルの辻村豪文、ドラムスが玉田豊夢、ベースには初恋の嵐の隅倉弘至、さらにもうひとりギターに、The Birthdayの藤井謙二。この豪華な面子だけに、非常にロックなステージをみせてくれていました。
その後は、また新曲「Always」などをはさみ、こちらもおなじみの「ずっと好きだった」、さらには「ベリー ベリー ストロング~アイネクライネ~」で締めくくりました。
もちろんその後はアンコール。やがてメンバーが再び戻ってくると、これもせっちゃんの代表曲「歩いて帰ろう」へ。これで会場のテンションも一気にあがります。そして、さらにはなんとここでTHE BAWDIESのメンバーが再登場!せっちゃんのバンドメンバーと一緒に、斉藤和義とTHE BAWDIESの共通項ということで、THE BEATLESの「I wanna be your man」を披露してくれました。途中、バリバリのギターソロも加わり、原曲よりもさらにロック度が増した演奏に。なぜかTHE BAWDIESのMARCYはタンバリンを片手に、緊張していたようですが(^^;;会場は最高潮のまま、2組あわせて2時間強のステージが終わりました。
THE BAWDIESと斉藤和義、両者ロックンロールを主軸としながらも、そのステージの雰囲気はかなり異なって感じました。いわば勢いで突っ走り、若々しさを感じられるTHE BAWDIES。一方、グダグダしながらマッタリとした空気をかもしだしながらもライブを進めていく斉藤和義。THE BAWDIESは、どこか危うさを持っているステージながらも、一方ではそれが良い緊張感となり、斉藤和義は安定したステージでどっしりと構えてみることが出来るステージ。ただ、両者、そのスタイルは異なれど、文句なしにカッコいいロックを聴かせてくれました。
THE BAWDIESでも斉藤和義でも踊りまくってしまい、かなりクタクタになってライブ会場を後にしました。それだけ楽しいライブだった、ということで。やはりどちらも最高です!どちらもまた、是非ともライブを見てみたいと思ったステージでした。でも、THE BAWDIESワンマン、なかなかチケット取れないんだよなぁ・・・。
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