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2013年4月22日 (月)

THE FANTASTIX 第2弾

Title:ファンタスティック城の怪人
Musician:及川光博&THE FANTASTIX

ミッチーが、「及川光博&THE FANTASTIX」名義でリリースする第2弾。前作「銀河伝説」では、宇宙をテーマとした、コンセプトアルバムをリリースしましたが、第2弾については、「ゴシックホラー」をテーマとしたコンセプトアルバムとなっています。

そのため、コンセプトこそ異なれ、主な内容は、前作と一緒・・・というと、「マンネリ」みたいに感じてしまいますが、そうではなく、基本的に前作と意識的に同じ構成のアルバムになっています。

収録曲には、カバー曲が1曲収録。前作では、爆風スランプの「星空ダイアモンド」をカバーしていましたが、本作では、安全地帯の「ブルシアンブルーの肖像」をカバーしています。また、前作では、コミックソング「怪傑ミッチーのうた」が収録していましたが、本作も同じくコミカルな「怪人ミッチーがくる!」を収録。他にも、アルバムの中盤に寸劇(コント?)が収録されています。こちらも、前作は「宇宙定食」だったのに対して、本作は「ホラー定食」。落ちも似ています(^^;;

そんな訳で、意識的に同じ構成のコンセプトアルバム。そのため、宇宙、ゴシックホラーというイメージの違いはあるものの、楽曲的にはいつものミッチー節。安定感あるポップソングが並んでいて、おおまかな楽曲の方向性には違いはありません。

そういう意味では、楽しめて聴けたものの、マンネリといっちゃあマンネリ。目新しさはありませんし、熱心なファンじゃなければ、前作本作どちらかを聴けば十分、といった感じの内容。また、ミッチーとゴシックホラーという組み合わせも、とてもピッタリ来るものの、それだけに予想の範囲内。ちょっと悪くいってしまえば、無難なコンセプト設定??

ただもっとも、このコンセプトは、このアルバムだけを考えて作られたものではなく、おそらくその向こうにあるライブツアーを意識したんでしょうね。前作「銀河伝説」リリース後のツアーには行きましたが、宇宙船をイメージしたライブセットが印象的でした。本作も、ゴシック調のツアーセットが登場するんですね。とてもライブ映えしそうなコンセプトですし、おそらく、そういうライブツアーが前提となったアルバムなのでしょう。

今回は、残念ながらライブに行く予定はないのですが、また楽しいライブを見せてくれるんだろうなぁ、そんな予感のするアルバムでした。

評価:★★★★

及川光博 過去の作品
RAINBOW-MAN
美しき僕らの世界
喝采
銀河伝説


ほかに聴いたアルバム

FLAGSHIP/JUN SKY WALKER(S)

再結成後、第2弾となるオリジナルアルバム。前作同様、いや前作以上に、社会に対して中指を突っ立てたような、いかにもな「パンクロック」に、バンドブームをおもいおこさせるようなビートロック。いかにもジュンスカらしい路線なのですが・・・若々しいといえば若々しいのですが、メンバー全員、50歳の声を聴くような年齢の「ロック」としては、少々痛々しさを感じてしまいます。昔のジュンスカをなぞる曲ではなく、「今現在」の彼らだからこそ歌える曲を聴きたいなぁ。

評価:★★★

JUN SKY WALKER(S) 過去の作品
B(S)T
LOST&FOUND

おむすひ/高木正勝

今回の高木正勝のアルバムは、2枚組のフルボリューム。ピアノを中心としたアコースティックなサウンドに女性ボーカルが重なる美しい楽曲が印象的。ちょっと幻想的な曲調が、まるで森の中で鳴っているかのような感覚を覚えます。また、「Light Song」と題された曲がアルバムの中で何曲も配され、それは、世界各地でストリート録音された楽曲。まるで世界全体がつながったような構成になっています。

そんな聴いていてとても気持ちよいアルバムなのですが、アルバム全体としてはさらりと聴けてしまう、ちょっと映画のサントラみたいなアルバムでした。ちょっとひっかかりみたいなものが少なかったのが残念かも。

評価:★★★★

高木正勝 過去の作品
Tai Rei Tei Rio
TO NA RI(原田郁子+高木正勝)

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