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2013年3月 6日 (水)

ベスト3はそれぞれ違うタイプのアイドルが

今週のシングルチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

今週のベスト3は、アイドル勢が占めました。

まず1位は、SMAP「Mistake!」。卒のない爽やかなポップソング。なんか、アレンジが(というかコーラスの入れ方が)90年代のZOO(懐かしい名前・・・)を思い出したのですが、アレンジはCMJKなんですね。ちなみに作詞には、元スーパーカーのいしわたり淳治が参加。初動売上は16万1千枚で、前作「Moment」の13万6千枚よりアップ。

2位につけたのはPerfume「未来のミュージアム」。映画「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」主題歌。もちろん作詞作曲プロデュースは中田ヤスタカ。ドラえもん主題歌を意識してか、エレクトロ色は薄めのポップナンバー。その影響か、初動売上6万8千枚は前作「Spending all my time」の8万4千枚からダウンで、これで8作連続2位という、ちょっとかわいそうな記録が継続されてしまいました。

3位は先週1位のAKB48「So long!」が2ランクダウンでこの位置に。これでベスト3はいずれもアイドル系ながらも、ジャニーズ系、AKBにPerfumeが割り込むという展開になりました。

続いて4位以下の初登場ですが、まず4位には、6月の東京ドーム公演で解散するFUNKY MONKEY BABYSのラストシングル「ありがとう」が入ってきています。最後の最後まで、彼ららしいミディアムテンポのナンバー。シングルのベスト10入りは、昨年2月の「この世界に生まれたわけ」以来1年ぶり。初動売上3万5千枚は、前作「サヨナラじゃない」の1万1千枚より大幅アップ。前作はアルバム先行でしたが、前々作「LIFE IS A PARTY」の1万2千枚よりも大幅にアップしています。明らかに解散効果でしょう。ちょっといじわるな言い方をしてしまいますが、ここ最近、売上的には下降気味だっただけに、解散のタイミングとしては一番いい止め時だったかもしれません。

5位は遊助ことタレント上地雄輔の「檸檬」がランクイン。こちらもFUNKY MONKEY BABYSの歌だ、と言われてもそのまま信じてしまいそうな感じの曲・・・。TBS系ドラマ「終電バイバイ」主題歌。初動売上は3万2千枚で、前作「VIVA! Nossa Nossa」の3万4千枚から若干ダウン。前作まで5作連続4位という珍記録が続いていましたが、残念ながら(?)本作で途切れてしまいました。

続く6位には、ヴィジュアル系ロックバンドv[NEU]「The 25th Century Love」。典型的な90年代のビートロックといった感じで、特に新鮮味はないのですが・・・これが初のベスト10ヒット。初動売上1万8千枚は前作「カレイドスコープ」の4千枚からアップ。5種類の販売形態の他、各種プロモーション活動で、見事ブレイクという結果になりました。

7位にはGReeeeN「桜color」がランクイン。まあ、そのまんまな桜ソングって、「サクラカラー」って、かつてあったフィルムのブランド名だよね?と反応するのって何歳以上??初動1万4千枚は、前作「雪の音」の1万5千枚から若干のダウン。

8位初登場は、和田彩花(スマイレージ)と鞘師里保(モーニング娘。)からなるユニットの初となるシングル、ピーベリー「キャベツ白書~春編~」がランクイン。途中、「ふるさと」が挿入されていたり、おばあちゃんへのメッセージソングになっています。若干あざとい感じも・・・(苦笑)。

初登場最後、10位には、BoA「Only One」がランクインしてきています。K-POPの日本における走り的な存在だったにも関わらず、ここ最近、すっかり「過去の人」になってしまった彼女。シングルも2年7ヶ月ぶり。メロディアスなR&B風ポップは、かつてのDIVAブームの頃を思い出すような、ちょっと懐かしさすら感じる印象が。初動売上は8千枚で、前作「WOO WEEKEND」の9千枚からダウン。低水準のチャートに助けられてのベスト10入りで、かなり厳しい状況になっています。

そんな訳で、シングルチャートは以上。アルバムチャートは、また明日!

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