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2013年3月20日 (水)

またAKBがらみvsジャニーズ

今週のシングルチャート

http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

先週はジャニーズ系が1、2フィニッシュでしたが、今週はAKB48がらみが1位獲得。

1位は乃木坂46「君の名は希望」がランクイン。いかにもな清純派路線の、昔の合唱曲を彷彿とさせるような楽曲。初動売上24万2千枚は前作「制服のマネキン」の23万2千枚よりアップ。上げ幅は減少気味ですが、まだまだ気を吐く結果になっています。

そしてジャニーズ系はNEWSの山下智久のニューシングル「怪・セラ・セラ」が2位に入ってきました。日テレ系ドラマ「心療中-in the Room-」主題歌。作詞作曲は、最近話題のバンド、パスピエが手がけています。初動売上は9万6千枚。前作「LOVE CHASE」の11万9千枚からダウン。

そんなアイドル勢に食い込んできたのが3位初登場、桑田佳祐「Yin Yang」。フジテレビ系ドラマ「最高の離婚」主題歌。実に彼らしい、ムーディーなキャバレーロックが格の違いを見せ付けるのですが、初動売上6万8千枚は、前作「明日へのマーチ」の9万1千枚よりダウン。ドラマタイアップにインパクトのある主題歌、昔だったら大ヒットだったんでしょうが・・・。

4位以下もアイドル勢が並んでいます。

まずは韓流。どちらも男性アイドルグループ。SHINee「Fire」が5位、SHU-I「あちゃこちゃSORRY」が9位にそれぞれランクインしています。

SHINeeは、エレクトロアレンジがやけに仰々しいミディアムテンポのナンバー。初動売上4万8千枚は、前々作「Dazzling Girl」の9万7千枚から急落した、前作「1000年、ずっとそばにいて・・・」の4万枚よりアップ。とはいえ、前々作には大きく及びませんが・・・。SHU-Iは、軽快なポップチューンなのですが、日本語がいまひとつ下手くそで聴き取りにくい・・・。初動売上1万6千枚は、前作「大逆転」の1万8千枚より若干ダウン。

アイドル系は続きます。日本からは6位にEXILEの事務所に所属しているグループ、e-girls「CANDY SMILE」が6位、男女混合のダンスグループAAA「PARTY IT UP」が7位、そしてハロプロ系アイドルグループBerryz工房「アジアン セレブレイション」が8位に、それぞれランクインです。

e-girls「CANDY SMILE」は、UHA味覚糖「e-maのど飴」タイアップ曲で、期間限定で、E-girlsの表記がe-girlsになっているとか。相変わらずK-POPを意識したようなエレクトロダンスチューン。初動3万4千枚は、ドラマ主題歌だった前作「THE NEVER ENDING STORY」の4万枚からダウン。AAAも、どこかK-POP風のエレクトロダンスナンバー。初動3万4千枚は、前作「Miss you」の3万9千枚からダウン。最後、Berryz工房もエレクトロダンスチューンですが、こちらは80年代のディスコ風。初動2万8千枚は、前作「WANT!」の2万4千枚からアップ。前々作「cha cha SING」の2万9千枚の水準に。

そんなアイドルばかりのチャートに食い込んできたのが10位初登場ロックバンドSPYAIR「サクラミツツキ」がランクイン。アルバムではベスト10入りしたことあるのですが、シングルではこれが初のベスト10ヒット。テレビ東京系アニメ「銀魂」オープニングテーマというタイアップの良さもあってのヒットとなりました。楽曲は、オルタナ色の強いメロディアスなギターロックナンバー。初動売上1万枚で、前作「WENDY~It's You~」の最高位29位、初動4千枚から、順位売上ともに大きくアップしています。

今週のシングルチャートは以上。アルバムチャートはまた明日~。

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