洋楽系のヒットが目立つ
今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/
新譜がたくさんランクインされた今週のアルバムチャート。1位はあの女性シンガー。
今週の1位は、約2年3ヶ月ぶりのアルバムとなる、中島美嘉の「REAL」が獲得。1位獲得は2作前の「VOICE」以来、約4年2ヶ月ぶりとなります。ただし、初動売上は4万9千枚と、前作「STAR」の9万2千枚から約半減。前回1位を獲得した「VOICE」は初動15万5千枚だったので約3分の1。かなり厳しい結果となっています。ただ、先日の紅白も、彼女、全然声が出ていなかったし、シンガーとしてもちょっと厳しい状況だしなぁ・・・。
2位には、先週3位だったイギリスのアイドルグループ、ONE DIRECTIONの「TAKE ME HOME」がワンランクアップしています。かなりのロングヒットになりそう・・・。ただし、売上は先週の3万5千枚から2万2千枚にダウンしています。
このONE DIRECTIONもそうなのですが、もう1枚、順位を伸ばしている洋楽アルバムがあります。それが、先週の7位から5位にランクアップしたBRUNO MARS「UNORTHODOX JUKEBOX」。こちらは売上も先週の1万5千枚から1万8千枚にアップ。こちらも今後のロングヒットが期待できそう。今週は、このように新譜が多い中で、洋楽のヒットが目立つチャートとなりました。
さて、続けましょう。3位には、男性SSW、秦基博「Signed POP」がランクインです。すっかり人気が定着してきた彼。前作「Documentary」に続くベスト3ヒットとなりました。ただ、初動売上は前作の3万枚から2万1千枚にダウンしてしまっています。
続いて、4位以下の初登場盤。4位に、アニメソングなどを中心に歌ってきた女性シンガー藍井エイルの「BLAU」がランクイン。純然たるオリジナルアルバムとしては、これが初のアルバムとなります。ただし、昨年4月に、アニメ「Fate/Zero」にからむ企画盤アルバムをリリースしており、こちらは最高位12位、初動売上6千枚を記録。本作は初動1万9千枚を記録しており、大幅増となっています。
6位には、あさきの「天庭」がランクイン。あさきは、主にゲームミュージックを手がけるミュージシャン。本人名義では2005年の「神曲」以来、約7年4ヶ月ぶりとなる2作目のアルバム。前作「神曲」はベスト100にもランクインできなかったため、前作から大幅に売上を伸ばし、初のベスト10ヒットとなる大躍進を遂げています。
7位に「THE IDOLM@STER ANIM@TION MASTER 生っすかSPECIAL カーテンコール」。TBS系アニメ「THE IDOLM@STER」のキャラクターによる、主に歌を収録した企画盤。初動売上1万5千枚で、前作「05」の1万6千枚からほぼ横バイ。
8位には、ヴィジュアル系ロックバンド、NIGHTMAREの「SCUMS」がランクイン。初動売上は1万4千枚で、セルフタイトルだった前作「NIGHTMARE」の1万6千枚から微減。
初登場最後。10位には、HIP HOPユニット、RHYMESTERの「ダーティーサイエンス」が入ってきました。1993年デビューの、日本のHIP HOPシーンの黎明期から活動を続ける彼ら。前作「フラッシュバック、夏。」はミニアルバムだった影響で、最高位16位初動7千枚に留まりましたが、本作は初動1万1千枚を記録。前作「POP LIFE」は、初動1万枚だったので、微増という結果になりました。
アルバムチャートは以上。チャート評は、また来週の水曜日に~。
| 固定リンク
「ヒットチャート2013年」カテゴリの記事
- 今年最後のチャートです。(2013.12.26)
- あの歌手の遺作がランクイン(2013.12.25)
- 久々の韓流1位(2013.12.19)
- 企画モノが多いヒットチャート(2013.12.18)
- こちらも男性勢が1、2(2013.12.12)
コメント