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2013年2月17日 (日)

デビューから25年、いまだに現役

解散後、再結成前の期間を含むものの、2012年にデビューから25周年を迎えたUNICORN。昨年には、その25周年を記念して、CD4枚+DVDのボックス盤がリリース。さすがにこちらは聴けなかったものの、その後、CD4枚の部分について、シングルベストとライブベストに分けられてリリース。こちらを聴くことが出来ました。

Title:Quarter Century Single Best
Musician:UNICORN

まずはシングルベスト。そろそろ彼らも「何枚目のベストだよ~?」状態になりつつありますが、このアルバムがうれしいのは、全シングルについて、カップリングまで含めて(カラオケを除く)全網羅されている点。リミックス曲なども収録されているため、アルバム初収録の曲もあり、ファンにとってもうれしい内容ではないかと。

また、収録順も、デビューシングル「大迷惑」から、最新シングル「Feel So Moon」まで発売順に並んでいるため、UNICORNとしてのバンドの歩みを、再結成後も含めて知ることができます。並べて聴くと明確なのですが、やはりデビュー直後の作品というのは、時代的にバンドブーム真っ盛りの中であったこともあり、よりパンキッシュな要素もあり、なにより若いなぁ、ということを感じます。

ただ、その後の楽曲で、急激に成長していくのがおもしろいところ。もともと「大迷惑」からして、テーマがサラリーマンの悲哀という、当時のバンドブームからすると、とても異質なテーマでしたが、その後のポップだけどユーモラスたっぷりな作品の数々は、時代を超えた魅力を感じさせます。

解散直前の「雪が降る町」「すばらしい日々」は、この流れで聴くと、ひとつの到達点のように感じる作品で、いまから振り返ると、「すばらしい日々」を最後に解散というのも、ユニコーンとしてやれることをやりつくしたからなのかなぁ、ということを感じてしまいます。

ただおもしろいのが、再結成後の「WAO!」とそれ以降の作品に、ちゃんと繋がっているという点で、解散前と再結成後の作品を続けて聴いても、まったくチグハグな部分を感じません。90年代に人気があったバンドの再結成というと、例えばTM NETWORKにしても典型なのですが、活動を続けているのかやめたのか、よくわからないバンドも多い中、解散前と同様に、現役感を感じる活動をしっかりと続けているという意味でも、彼らは特筆すべきバンドですし、また、今後がまだまだ楽しみといった感じ。再結成後の楽曲にしても、かつてのファンにだけに向いているようなノスタルジックな部分はほとんど感じない点も、大きな魅力に感じました。

評価:★★★★★

Title:Quarter Century Live Best
Musician:UNICORN

こちらは同じく25周年のライブベスト。大きな特徴としては、解散前のライブ音源と、再結成後のライブ音源を、ほぼ交互に収録している点。そのため、解散前と再結成後の彼らを比較することが可能です。

解散前、特に初期の音源に関しては、黄色い歓声が飛び交い、アイドル的な雰囲気も会場から感じられるのが特徴的。ただ、基本路線は解散前も再結成後も大きな変化はないように感じます。ライブ音源は、原曲に比べると、よりバンドサウンドを前に押し出したような印象が強く、また、メンバー全員で楽しく演っているという感じも強く受け、原曲以上に自由度が増した感じも。

なによりもライブバンドとしての魅力を感じさせてくれるライブ盤。なにげにユニコーンは、ワンマンやイベントも含めて、一度もステージを見たことがないだけに、一度、ライブを見てみたいなぁ。また、再結成後の音源に関しても、メンバー全員が和気藹々と演奏している部分が伝わり、バンドとしての結束力はいいんだろうなぁ、ということを感じさせますし、そういう雰囲気の良さが、新曲の現役感にもつながってくるんでしょうね。

評価:★★★★★

ユニコーン 過去の作品
シャンブル
I LOVE UNICORN~FAN BEST
URMX
Z
ZII


ほかに聴いたアルバム

KETSUNOPOLIS 8/ケツメイシ

ケツメイシの最新作は心機一転となった問題作。そもそもアルバムタイトルからして、「ケツノポリス」というタイトルに変化はないものの、ローマ字表記となり、ジャケット写真も、いつもの首里城をバックにしたものからタイバンコクの夜の風景に変えています。

楽曲も大きくイメージが一新。なによりもエレクトロサウンドを全面的に取り入れたのが大きな特徴になっています。そのため、インパクトも強く、ライブでも盛り上がれそうな反面、エレクトロサウンドは、既に世の中に蔓延していて「いまさら?」感も否めず、全体的に似たような雰囲気になってしまったのはマイナス点かも・・・。

とはいえ、彼ららしい「GOKON Queen」みたいなユーモラスな歌詞の曲もあったり、最後の「YOUR WAY」も彼ららしい前向きのナンバー。コアな部分は、いままでのケツメイシと大きな変化はありません。大きく変えたアルバムタイトルやジャケットにしても、「ケツノポリス」というタイトルはいままでどおりですし、4人並んでの写真もいままで通り。そういう意味では、変わる部分は変わるけど、変わらないコアの部分は決して変わらないという、彼らなりの決意も伝わってきます。賛否両論ありそうですし、アルバムの出来としても、手放しで傑作、という感じではありませんが、これからの彼らにとって大きなターニングポイントになりそうな1枚でした。

評価:★★★★

ケツメイシ 過去の作品
ケツノポリス5
ケツノポリス6
ケツノポリス7
ケツの嵐~春BEST~
ケツの嵐~夏BEST~
ケツの嵐~秋BEST~
ケツの嵐~冬BEST~

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