次はニューアルバム??
Title:PARKLIVE
Musician:blur
2009年の再結成後、徐々に活動を再開しているblur。今回発売されたニューアルバムは、ライブアルバム。2012年8月12日、ロンドンのハイドパークで、ロンドンオリンピックの閉会式にあわせて行われたライブイベントに参加した模様をおさめたアルバムで、その翌々日にはライブ音源が配信リリースされたことでも話題になりました。
その後、CDでもリリースされたものの、なぜか国内盤は一向に発売されず。ようやくリリースされたのは12月。それも、3種類同時発売という形態で、CD2枚組の通常盤、映像をおさめたDVD盤、そして、それらをすべて含んだ上で、00 Clubでのウォーム・アップ・ギグなどのレア・ライブ音源を収録したCD2枚が附属した、CD4枚組+DVDのデラックス・エディションもリリースされています。さすがデラックス・エディションまでには手が出ず、CD2枚の通常盤を入手。
このライブ盤で、特に感涙モノなのが、アルバムの序盤。いきなり1曲目から、代表曲「GIRLS&BOYS」からスタートしたかと思うと、「LONDON LOVES」「TRACY JACKS」「JUBILEE」とおなじみのナンバーが続き、「BEETLEBUM」「COFFEE&TV」という展開で、観客のテンションが最高潮になっているのがこちらにも伝わりますし、このライブ音源を聴いているだけでワクワクするような展開。まさにポップスバンドblurとしての本領が発揮された序盤の展開になっていました。
なんといっても、アルバムの要所要所に観客からの歓声があがり、また、観客からの大合唱も起きるあたりに、ライブ会場の一体感をこちらでも感じると同時に、blurの本格的な活動再会を待ち望むファンも多いんだろうなぁ、ということが伝わってきます。
演奏された楽曲も、「COUNTRY HOUSE」や「TENDER」「SONG 2」などなどの代表曲が続き、まさに出し惜しみなしのベスト盤的な構成。いままで、blurを全く聴いたことなくて・・・という方でも楽しめそうな内容。なによりも、blurの魅力がしっかりと伝わってくるライブ盤になってきます。
なんでも、来年5月には来日公演も予定されているとか。是非、足を運びたいところなのですが、あの頃は非常に忙しいので、行けるかどうか微妙な状況・・・。そしてなによりも、次はニューアルバムを是非!活動再開して、ライブ活動はコンスタントに行っても、ニューアルバムはなかなかリリースしないというケースが多いだけに、ニューアルバムのリリースがいつになるのか、非常に気になるところなのですが。
評価:★★★★★
blur 過去の作品
MIDLIFE:A Beginner's Guide to Blur
All the People... Live in Hyde Park: 2nd July 2009
ほかに聴いたアルバム
TALK THAT TALK/RIHANNA
今風のエレクトロサウンドを主軸として、アップテンポなダンスナンバーからバラードまで網羅されており、ある意味、卒のない内容に。安定感もあり、いい意味で、幅広い層が楽しめそうなポップアルバムに。1年間で1枚というリリースペースながらも、どのアルバムも出来は安定していて、このアルバムは全英チャートで1位、全米チャートで3位を記録していますが、売れるべくして売れているという印象。
評価:★★★★
RIHANNA 過去の作品
Rated R(R指定)
LOUD
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