イギリスからもアイドル系が・・・
今週のアルバムチャート
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今週は、まず1位2位に、2枚同時リリースのアルバムが並びました。
今週1位2位は、GLAYの2枚同時リリースのニューアルバムがランクイン。1位「JUSTICE」、2位「GUILTY」の順番になっています。約2年3ヶ月ぶりという久々の新譜。見事ワンツーフィニッシュを飾りました。
ただし、初動売上は「JUSTICE」が5万7千枚、「GUILTY」が5万6千枚。いずれも前作「GLAY」の9万4千枚を大きく下回り、前々作「LOVE IS BEAUTIFUL」の15万枚の約3分の1という結果に。今年は函館での野外ライブやドーム公演、来年は東北での野外ライブが予定されていて、一見、いまだに高い人気を誇るようにも感じますが、アルバムの売上を見る限り、話題づくりでなんとか盛り上げようとする意図が見え隠れします。
そしてそれに続く3位は、なんとイギリスのONE DIRECTION「TAKE ME HOME」が、先週の4位から3位にランクアップ。売上も、1万6千枚から3万5千枚にアップしています。さらに、デビューアルバム「UP ALL NIGHT」も先週の13位から6位にランクアップ。昨年8月27日付で8位にランクインして以来のベスト10返り咲きで、順位も最高位を記録しています。ジャニーズ系や韓流に続いて、欧米からのアイドル勢も続くのでしょうか?
続いて、4位以下の初登場ですが、まずは4位。吉井和哉の「18」がランクイン。YOSHII LOVINSON名義の楽曲も含む、吉井和哉のソロとして初となるベスト盤です。初動売上3万枚は、直近のミニアルバム「After The Apple」の2万5千枚からはアップしたものの、フルアルバムとしての前作「The Apple」の3万7千枚からはダウン。ベスト盤としては、浮動層をあまり確保できていないのが気になります。
続いて5位には、沖縄のパンクバンド、MONGOL800の、こちらも初となるベストアルバム「800BEST -simple is the BEST!!-」が入ってきました。先日、初となるミュージックステーションに出演した彼ら。その時に、反原発、反オスプレイと書かれたTシャツを着ていたことも大きな話題となりました。初動売上は2万4千枚。直近のアルバムは、カバーやコラボ曲を集めた企画盤「etc works 2」で、初動7千枚、オリジナルとして前作「eight-hundreds」は初動1万8千枚で、いずれよりもアップ。こちらはそれなりに浮動層を取り込んだ模様。もっとも、一時期の人気に比べると、かなり寂しい感じは否めませんが。
今週の初登場は以上。ただし、今週はさらにベスト10圏外からランクアップし、ベスト10入りしてきたアルバムがありました。
まずは7位。前作「Doo-Wops&Hooligans」が、イギリスをはじめ、世界各国で大ヒットを記録し話題となったアメリカのシンガー、Bruno Marsの「Unorthodox Jukebox」が先週の24位からランクアップし、日本では初となるベスト10ヒットとなりました。前作は、国内盤リリース時には20位までしかランクアップしていませんでしたが、じわじわと国内でも知名度が広がっていていた模様。このたびの来日公演の影響で、一気にランクアップです。さらに、その前作も再度ランクアップし、18位にランクイン。最高位を更新しています。
8位には、元東方神起のメンバー、キム・ジェジュンの初となるミニアルバム「I」が、先週の15位からランクアップし、2週目にしてベスト10入り。こちらは韓国盤の輸入盤でのみでのベスト10ヒットとなりました。
さらにアメリカで大人気のカントリーシンガー、Taylor Swiftの「RED」が、先週の22位から10位に一気にランクアップし、昨年11月12日付チャート以来のベスト10返り咲きとなっています。こちらは、21日にフジテレビ系バラエティー「SMAP×SMAP」に出演した影響でしょうか?
今週のアルバムチャートは以上。チャート評は、また来週の水曜日に!
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