ライブレポート2012年

2012年12月30日 (日)

2012年ライブまとめ

今年も早いもので残すところあと2日。そんな訳で、今年1年間で足を運んだライブを振り返って見ます。今年、足を運んだライブは・・・

1/21(土) ヒダカトオルミニライブ(タワーレコード名古屋パルコ店)
1/22(日) 文化小劇場芸術三昧シリーズ-西区-栗コーダーカルテットコンサート(西文化小劇場)
2/4(土) KAN BAND LIVE TOUR 2012 ある意味・逆に・ある反面(Zepp Nagoya)
3/18(木) 神聖かまってちゃん×B.B.クィーンズ 夢のENDは鳴り止まないっツアー!(Zepp Nagoya)
5/13(日) 栄ミナミ音楽祭'12(矢場公園特設会場 他) その2
5/26(土) 及川光博 ワンマンショーツアー2012「銀河伝説」(愛知県芸術劇場大ホール)
6/2(土) SAKAE SP-RING 2012(OZON、HOLIDAY NAGOYA 他) その2
7/28(土) FUJI ROCK FESTIVAL '12(苗場スキー場) その2   
8/10(日) THE BEACH BOYS JAPAN TOUR(日本ガイシホール)
8/25(土)26(日) スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド(富山県南砺市ヘリオス/フローラルパーク) その2 
10/1(月) 猛烈ロックンロール教室・文化祭~思秋期のころ~(名古屋CLUB QUATTRO)
10/14(日) TOYOTA ROCK FESTIVAL 2012(豊田スタジアム/西・東イベント広場) その2
10/20(土) 森、道、市場 2012(三ヶ根山ロープウェイ山麓駅跡周辺) その2
11/21(水) 中川敬×リクオ ~中川敬セカンド・ソロ・アルバム『銀河のほとり、路上の花』発売記念ツアー~(得三)
12/24(月) ZAZEN BOYS TOUR MATSURI SESSION 2012(名古屋CLUB QUATTRO)

 今年はなんといっても久々のフジロックに、念願のスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドと、行きたかったライブに多く足を運べた1年でした。そんな中で、今年のベスト3は・・・

3位 キウイとパパイヤ、マンゴーズ@スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド

まず忘れられないのは、スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドでのキウイとパパイヤ、マンゴーズのステージ。もちろん、ステージ自体も、ラテン、レゲエ、民謡などの要素を取り混ぜつつ、とても楽しいステージだったのですが、それ以上に素晴らしかったのが、ライブの雰囲気。若い世代はもちろん、おじさんにおばさん、小さな子供に、さらには外人さんまで。まさに壁をいろんな人が、彼らのステージで、とても楽しそうに踊っていたのがとても印象的なライブでした。

2位 KAN@KAN BAND LIVE TOUR 2012 ある意味・逆に・ある反面

いわずと知れた安定のステージ。ある意味、様式化している部分もあるのですが、まるでコントのように楽しいステージと、それと見事にリンクしている歌。かと思えば、聴かせる部分はしっかりと聴かせる。陳腐な言い方ですが、まさに笑いあり涙ありの一大エンターテイメントショーに仕上がっています。毎度のことながら、心の底から楽しめるライブでした。

1位 BUDDY GUY@FUJI ROCK FESTIVAL

今年、最も「見れてよかった!!」と思ったのが、やはりFUJI ROCK FESTIVALでのBUDDY GUYのステージ。そのため、ステージ自体の内容云々以上に、主観的な思いいれも強いのですが、本場シカゴのステージをそのまま持ってきたような、アットホームで、自由度の高いステージは、楽曲の良さはもちろんのこと、エンタテイメント要素もたくさん。ブルースというと、渋い大人の音楽みたいなイメージがつきがちなのですが、実は踊って笑って楽しめる、楽しい音楽なんだ、ということが感じられる素晴らしいステージでした。

他にも今年は、栗コーダー、ミッチー、日本マドンナ、bomi、(M)otocompo、JUSTICE、THE BEACH BOYS、OKI、サ上とロ吉、レキシ、RANKIN TAXI、中川敬、ZAZEN BOYS・・・と、素晴らしいライブをたくさん体験することが出来ました。来年も、またたくさんの素晴らしいライブを体験できるといいなぁ。

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2012年12月28日 (金)

ロックバンドとしてのステージ

ZAZEN BOYS TOUR MATSURI SESSION 2012

会場 名古屋CLUB QUATTRO 日時 2012年12月24日(月)18:30~

今年も早くも残すところ数日となってしまった年末。2012年最後のライブとして、ZAZEN BOYSのライブに足を運んできました。クリスマスイヴの夜のCLUB QUATTROは、クリスマスよりもZAZENのライブを今か今かと待ちわびる、多くのファンであふれかえっていました。

18時半を10分くらい過ぎ、メンバーがステージにあがります。やがて、バンドのメンバー全員がドラムのまわりに集まり、ギターやベースのヘッドを、みんなドラムに向けて、円陣となります。そして、向井秀徳のカウントを合図に、一気にスタート。いきなり鳥肌モノのイントロ、1曲目「Honnoji」からライブの幕はあきました。

序盤は、MCもなく、一気にライブは進んでいきます。「サンドペーパーざらざら」「泥沼」、さらには「ポテトサラダ」と、最新アルバム「すとーりーず」からの曲がメインとなる展開。アルバム音源では、バンドの音数は少なく、空間を聴かせるような構成となっていましたが、ライブではむしろ、ダイナミックなバンドサウンドを前面に押し出したような構成になっていました。途中、レッド・ツェッペリンの「移民の歌」を彷彿とさせるようなヘヴィーなギターリフを主導とした、バンドメンバー全員によるジャムセッションがあったりと、イメージ以上にハードロックなステージを聴かせてくれました。

中盤は、「すとーりーず」からの曲が連続。途中、簡単な曲紹介などの短いMCを挟みつつ、「HIMITSU GIRL'S TOP SECRET」から「電球」「天狗」「ハートブレイク」と続きます。途中で、向井秀徳は適宜、ギターとキーボードを入替つつの展開し、よりバンドサウンド色、ロック色の強くなった「すとーりーず」の世界を、ステージ上につくりあげていきます。

ライブは、基本的にMCは少なく、淡々と進んでいったのですが、終盤には、向井秀徳が、キーボードでチャルメラのメロディーを奏でつつ、即興で、「クリス~マス♪」と歌詞をつけて歌ったりして。クリスマスイヴの夜のこの日、彼がクリスマスに言及したのは、この時のみでした。その後、彼がつくったチャルメラのメロディーにのせた即興の歌詞に、ファン2人をステージ上に乗せ、2人ではもらせて、その後、観客全体にはもらせるという展開に。ちょっとしたユーモラスな、会場が一体となるような余興でした。

終盤は「COLD BEAT」に「WHISKY&UNUBORE」と、ライブではおなじみのナンバー。「WHISKY&UNUBORE」では、相変わらず「そこらに転がる五号瓶~」と向井秀徳が歌うと、「五号瓶~」と観客が返す、ゆるーいコール&レスポンスが。もうお約束ですね。本編最後は、「すとーりーず」「破裂音の朝」で、まず幕を降ろします。

アンコールでは、メンバー全員が一本のマイクに集合。「安眠棒」を向井秀徳が歌いながら、他のメンバーはボイスパーカッションという構成に。ボイスパーカッションは、お世辞にも上手いものではなかったのですが、どこかユーモラスなものでした。

さらに、この日一番のハイライトは、それに続く「Asobi」。シンセのサウンドに、重なるバンドサウンド、特にドラムス松下敦のドラミングとの重なりに、生音と電子音の対比が見事で、ゾクゾクっとくるものがあります。天井のミラーボールがまわり、会場はちょっとしたダンスホールとなりましたが、そのサウンドに、踊りながらも、圧倒されるものがありました。

それに続き、さらにダブルアンコール。再びメンバー4人がマイクスタンドの周りにあつまり、「KIMOCHI」を、向井秀徳のギター一本とアカペラで披露。こちらも、お世辞にも上手いアカペラではなかったものの、しんみりと歌い上げる合唱は、聴かせるものがありました。

ダブルアンコールまで、全2時間半。気がつけば、あっという間のステージでした。ここ最近のZAZEN BOYSのアルバムは、向井秀徳のワンマンというテイストが強く、バンドサウンドが薄くなっており、では、ライブでは?という思いながらライブに望んだのですが、まず、やはり客観的に見て、向井秀徳のワンマンバンドという色合いは否めなかったなぁ。向井秀徳以外のメンバーの前には、マイクもなく、MCもほとんどなかったし・・・。

ただ、バンドサウンドが薄くなってきたアルバムに反比例するかのように、むしろバンドサウンドは、さらにヘヴィーに、ロックテイストが増しているように感じました。特に、松下敦のドラムと、吉田一郎のベースがかなり重いサウンドを奏でており、バンドサウンドのダイナミズムに磨きがかかっていました。確かに、向井秀徳のワンマン色は強いものの、一方では、バンドとしての一体感は、かなり強く感じるステージだったと思います。

思うに、向井秀徳は、CD音源では、バンドに捉われず、自分の好きな音づくりをする一方、ライブでは、ロックのダイナミズムなバンドサウンドを楽しんでいるような印象を受けます。だから、以前見たライブに比べて、よりロック色が強くなったような印象を受けましたし、だからこそ、向井秀徳は、ロックバンドとしての活動を続けているのでしょう。

ZAZEN BOYSのロックバンドとしての魅力を存分に感じることが出来たステージでした。特に、「Asobi」は強い印象に残る内容でした。バンドとしての快感を楽しんでいるように感じた向井秀徳は、まだまだこのバンドでの活動を続けていきそうですね。また、彼らのライブを見てみたいです。

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2012年12月 6日 (木)

アットホームな3時間

中川敬×リクオ ~中川敬セカンド・ソロ・アルバム『銀河のほとり、路上の花』発売記念ツアー~

GUEST:Dr.Kyon

会場 得三 日時 2012年11月21日(水) 19:00~

Nakagawa_live

昨年リリースされた、ソウルフラワーユニオン中川敬のソロアルバム「街道筋の着地しないブルース」は文句なしの傑作で、個人的には、昨年No.1のアルバムでした。そして、今年、ついにソロツアーを開催。毎年恒例12月のソウルフラワーユニオンのライブに今年は行けないので、それでは、ということでライブに足を運んできました。

会場は名古屋・今池の得三というライブハウス。結構知名度の高いミュージシャンのライブも行われているのですが、足を運ぶのはこの日がはじめて。おそらく満員で200名くらいの小さなライブハウスで、この日は机と椅子が出されていました。椅子に座り、ビールとおつまみを注文して、ライブのスタートを待ちます。

7時10分過ぎくらいに、ライブがスタート。まずは中川敬と、共演のシンガーソングライターでピアニストのリクオの2人がステージに登場しました。まずは2人で、中川敬の最新アルバムから「世界はお前を待っている」からスタートします。

その後は一度リクオは退出し、中川敬のソロでのステージ。「それでも私は海が好き」や、二階堂和美のカバー「女はつらいよ」、また前作に収録されていた「少年」や、ニューエストモデルの曲など、最新アルバムからの曲を中心に何曲か披露。合間合間にMCをはさみながらの、のんびりとした雰囲気のライブで、「今日はいろいろな曲をやります」というMCと共に、山口百恵の曲をワンフレーズだけ演ったりと、いつものソウルフラワーのライブともちょっと異なるアットホームな雰囲気でライブは進んでいきます。

そして、中川敬のソロに続いては、ゲストである、元BO GUMBOSのキーボーディスト、Dr.Kyonが登場。中川敬とDr.Kyonの2人で1曲披露。ニューオリンズ風のピアノが軽快なナンバーで、会場は盛り上がります。

その後は中川敬がバックに下がり、Dr.Kyonのソロステージ。彼の曲は、ニューオリンズ風のピアノがとても楽しいナンバーで、1曲、パンキッシュで激しいニューオリンズナンバーのカバーがあり、とてもワクワクするような演奏を聴かせてくれました。

さらにリクオが加わり、ピアニスト2人の共演。どちらも爽やかで軽快、それでいてロッキンなピアノが魅力的で、そんな2人によるピアノの共演は、とても楽しく、同時にとても激しいセッション。踊れて、そして2人のプレイにはまり込んでしまいました。

で、Dr.Kyonが下がり、リクオのソロステージのコーナー。生ビールのジョッキ片手に、のんびりした雰囲気でのステージで、彼の曲も、ソウル風の聴かせるミディアムテンポなナンバーが多く、しばしまったりした雰囲気でのライブになりました。ウルフルズのウルフルケイスケらとバンド、マジカル・チェイン・クラブ・バンドを組んだそうで、そのバンドからの曲も数曲。「アリガトウ サヨナラ 原子力発電所」なんてそのまんまの社会派の曲もあったり、最後は、そのバンドのナンバー「Happy & Sad Song」で楽しい雰囲気でステージは終わりました。

ここで中川敬が再度登場。ソウルフラワーユニオンの「死ぬまで生きろ」をアコギと、リクオのピアノで披露し、会場は盛り上がります。さらに、Dr.Kyonも登場し、3人でのセッション。ここでBO GUMBOSの「あこがれの地へ」、さらに「魚ごっこ」と、BO GUMBOSのナンバーが続きます。正直、この2曲がこの日一番盛り上がっていました(^^;;Dr.Kyonはアコーディオンを奏でて、3人で楽しく盛り上がります。

その後はアンコールへ。やがて3人が再度登場し、ここで、ソウルフラワーユニオンのおなじみのナンバー「満月の夕」へ。アコギとピアノでしんみりと聴かせます。その後は、おそらくリクオの曲で、アップテンポなナンバーをもう1曲演り、アンコールは一度終了します。

さらに、アンコールがわきおこり、ダブルアンコールへ。2度目のアンコールでは、再びBO GUMBOSのナンバーで「ポケットの中」。会場はまたもや沸きあがります。最後にライブは最高潮となり、ライブは幕を降ろしました。

全3時間弱。長丁場のステージでしたが、非常に楽しく、気がついたら3時間たっていた、そんなステージでした。特に、会場が狭かったせいもあるのですが、曲の間にMCが入り、客とのやり取りなどもあり、とても暖かい雰囲気のアットホームなステージでした。

中川敬のソロアルバムリリース記念ツアーだったのですが、中川敬の曲は思ったより少なく、リクオ、Dr.Kyon3人がほぼ対等に、それぞれの歌を歌うステージ。中川敬の、特に1stアルバムからの曲がほとんどなかったのはちょっと残念でしたけど、BO GUMBOSのナンバーは、私も大好きですし、リクオの曲も、ピアノの音色がとても軽快で、ソウル風のポップナンバーが、壺にはまり、とても楽しく聴くことが出来ました。3人とも、音楽的な根っこは似ているような感じなので、ステージでの3人の息もピッタリ。BO GUMBOSのカバーでは、BO GUMBOSのステージは残念ながら見ることはもう出来ないのですが、そのステージがどんなけ楽しかったのか、ちょっとだけ垣間見れたような気もするステージでした。

そしてやはり、中川敬のステージは最高ですね。次のソウルフラワーのステージは、残念がらいけないのですが・・・また、その次のソウルフラワーのライブには、是非とも足を運ばなくては。文句なしに、とても楽しいステージでした。

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2012年11月10日 (土)

森、道、市場 その2

その1からの続き

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ヒカシュー@うたたね広場

(左の写真はうたたね広場のステージ)OGRE YOU ASSHOLEを見た後、ちょっと会場をブラブラしてからうたたね広場に向かうと、既にヒカシューのステージがはじまっていました。ヒカシューというバンドは、1978年結成の、超ベテランバンド。さすがに名前だけは知っていたものの、音を聴くのは、これが完全にはじめて。正直、さほど期待はしていなかったのですが・・・。

会場に来ると、なんか、ボーカルがおかしな動きを(笑)。ジャンルは完全にアバンギャルドポップ。最初、これはちょっとキツイかな?と思っていたのですが、見始めたら、とてもおもしろくて、完全にはまってしまいました。演技がかった妙な動きをするボーカルの巻上公一は、テルミンを奏でながら、時にはボイスパーカッション、時には口琴などを奏でながら、とてもユーモラスなパフォーマンスを見せてくれます。

楽曲は、アバンギャルドポップから、浪曲風、演歌風な曲があったり、かと思えば、アニソンみたいなドラマチックでポップな曲があったり、実はなにげにポップな作風が耳に残りました。そしてなによりもバックの演奏がとても安定感があってしっかりしていました。さすがはベテランといった感じでしょうか。そのため、楽曲にいろいろな遊びの要素があっても、ベースが全くぶれない安定感があり、ある意味、安心してみていられるステージでした。

とてもユニークなステージで、ついついはまってしまった、楽しいライブでした。こんな楽しいライブとはちょっと予想外。また、是非ともライブを見てみたいです!

bonobos@あじさいの舞台

正直、bonobosに関しても、あまり期待してしませんでした。というのも、昨年、Rock on the Rockではじめて見た彼らのステージ。完全に期待はずれでがっかりしたステージだったからです。その後聴いたアルバム「ULTRA」は傑作だったのですが、ライブに対してはあまり期待をしていませんでした。

・・・が、1曲目にいきなり「THANK YOU FOR THE MUSIC」で、いい感じのまったりした空気が会場を流れていきました。その後も前半は横ノリでいい気持ちで音にのっかかるようなステージで、とても心地よく。秋口の気持ちいい風が、会場を通り抜けていくような、そんなステージでした。

かと思えば、後半には「Go Symphony!」ではアップテンポでウキウキするような雰囲気に。さらに「あなたは太陽」は、前半はまったりと聴かせたかと思えば、後半はアップテンポになり、会場を沸かせます。最後を締めくくったのが「GOLD」。これまた横ノリのリズムで、心地よい雰囲気のまま、ライブは幕を閉じました。

前回のRock on the Rockのステージは、あれは一体なんだったの??と思ってしまうくらい、素晴らしいステージでした。会場にはピースフルな空気が流れ、本当に幸せな気分になれるステージ。特に、横ノリのレゲエとロックを融合させたようなリズムがとても心地よく、そんなリズムに身をまかせながら、ゆったり見れるライブでした。いやぁ、よかった!!また、ライブを見てみたいです。

向井秀徳アコースティック&エレクトリック@うたたね広場

そしてお待ちかね!個人的にこの日一番の目当て、向井秀徳のステージがはじまります。向井秀徳1人がエレキギターをかかえステージ上の椅子に座り、わきのテーブルにはお決まりのビールが(笑)。まず最初にMCで、「いい会場なんですが、バーカウンターがもっとあればいいなと思います」と、アルコールが少なかったこの日の会場にちょっとダメだし(笑)

1曲目はZAZEN BOYSの「Waterfront」からスタート。続いては、早くもナンバガのナンバー「Frustration in my blood」。人力ダブとも言うべき、例えばボーカルで「フラストレーション ション ション ション・・・」みたいに、あたかもエフェクトをかけたような歌い方に、ちょっと笑いもおきました。

その後は、向井秀徳ソロ曲の「SAKANA」に「カラス」。どちらもはじめた聴いた曲なのですが、「カラス」は、しんみり聴かせる郷愁を誘うメロと歌詞が、とても印象に残るナンバーでした。

さらにここらからはナンバガ時代のナンバー。「SENTIMENTAL GIRL'S VIOLENT JOKE」「鉄風 鋭くなって」「TATOOあり」と、ちょっと懐かしいナンバーが。ここからはギターで轟音を鳴らし、会場からの歓声がわきました。そして最後はZAZEN BOYSの「The Days of Nekomachi」で締めくくり。最後はノイジーなギターをかき鳴らし、例のごとくビールを片手に乾杯に合図で、会場を去っていきました。

向井ソロの曲やZAZENの曲に関しては、やはり向井秀徳の色が濃いだけに、ソロでも楽しく聴かせてくれるました。ソウル風だったり、フォーキーだったり、空間を生かしたギターサウンドだったり、向井秀徳の実力を存分に感じました。ただ、ナンバガ時代の曲に関しては、どうも向井1人のギターだけだと、物足りなく感じてしまう・・・(^^;;聴きなれていたからかもしれませんが、頭の中に、常に他の3人の音も流れてきてしまうんですよね・・・。

「アコースティック&エレクトリック」名義ながらも、結局アコギは登場せず(笑)。でも、やはり向井秀徳のステージはいいわぁ。12月に行く予定のZAZEN BOYSのライブも楽しみになってきました!ただ一方、ナンバガ時代の曲を聴くと、やはりナンバガはよかったよなぁ、なんてノスタルジックな気持ちにもなってきたり。帰ってから、久しぶりにナンバガのアルバムを引っ張り出して聴いてみました。

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(右の写真はあじさいの舞台の全景。向こうに海も見える、気持ちのよいステージです)

toe@あじさいの舞台

最後を締めくくるのは、インストバンドtoeのステージ。この日、ライブもはじめてですし、音を聴くのもはじめて。ノイジーなギターに迫力で、複雑なドラムのリズムが印象的。ポストロックの影響も感じるインストバンドで、なによりも演奏に力を感じました。

ライブ自体はとても魅力的で、最後まで見ていたかったのですが・・・帰りのバスの混雑が心配になり、半分くらいみて退席。ちょっと後ろ髪をひかれつつ・・・会場を後にしました。

そんな訳で、今年はじめて足を運んだライブイベント森、道、市場。最初、あくまでも「市場」はメインで、ライブ会場は、その片隅でアコースティックのセット、というのを想像していたのですが、ちゃんとしたフルセットでのステージで、「フェス」感覚で楽しむことが出来ました~♪

ただ、一方で、文句を言いたくなる点も少なくなく。端的に言うと

トイレ少ない!!アルコール少ない!!メシ食うところ少ない!!

何箇所かあるトイレは、簡易トイレが4、5個しかなく、常に長蛇の列。アルコールも、ビールを扱っている店が少なく、あっても3時くらいには売り切れで、ビールを飲みながらのライブを楽しみに来た身にとってはかなり不満も。メシは、出店しているところはとてもおいしそうな店ばかりなのですが、なにぶん数が少なく、どの店も、こちらも長蛇の列が・・・。「おいしいご飯とアルコール片手にライブを楽しむ」というフェス独特の至福の時が味わえず、ちょっと不満に感じました。

ただ、(トイレや食事の行列は別として)客の入りはちょうどいい感じで、なにより、自然とちょっと不気味な廃墟と、そして景色が良いという、良く見つけたな、という最高のシチュエーション。ミュージシャンのセレクトも良く、その点、とても楽しめた1日でした。なんでも、昨年は、駐車場に入る車で大渋滞が起き、会場入りできない人が出てきて、チケットの払い戻しが生じたというトラブルがあったとか。その点、交通の面は特に問題はなかったし、徐々に改善の最中といった感じでしょうか。そういう意味では来年以降、今回感じた不満点が解消され、さらに気持ちのいいイベントになることを期待しています!いいライブにたくさん出会えた1日でした。

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2012年11月 9日 (金)

森へ行ってきました。

森、道、市場 2012

会場:三ヶ根山ロープウェイ山麓駅跡周辺 日時:2012年10月20日(土)

「森、道、市場」というイベントに参加してきました。このイベント、今年2度目となるのですが、おしゃれな雑貨屋やカフェ、レストランなどが出店を並べるイベントと、並行して会場にステージを設置し、一種「フェス」のような感じで、多くのミュージシャンがライブを行うイベント。わずか1,000円というチケット代に対して、かなり豪華なミュージシャンがライブを行うということで、出かけてきました。

場所は、蒲郡の形原温泉という、正直寂れた温泉街のさらに奥。かつて、三ヶ根山ロープウェイというロープウェイの山麓駅があり、ちょっとした観光地になっていたらしい一体。静かな山のふもとの、とても雰囲気の良い場所でした。

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こんな感じの山里。向こうに見えるのが、事実上のメインステージであるあじさいの舞台。

この日は、ライブ以外のお店もメインだっただけに、会場を散策しようと、ライブがはじまる前、12時半くらいには会場に入りました。まず、秘境ステージというエリアに行ってみたのですが、これが完全に森の中。所々に、かつてロープウェイがあったころに建てられたと思われる廃墟などがあって、奇妙な雰囲気の散歩道(?)になっていました。突き進んだところに、謎の建物があったり(↓)

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階段ステージには、かつてのお土産屋が、廃墟になって残っていて、そこでは当日、ラーメン屋が開店していました。こちらでラーメンを食べましたが、なかなかおいしかったです。

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ちなみに、お店が並んでいる場所の風景。こちらは「市場の森」の風景です。

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こんな感じで、おしゃれな雑貨屋やカフェがたくさん並んでいました。でもって、下の写真が、空のステージから一望できる三河湾の風景。

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こんないい雰囲気のところで、観光地跡の廃墟なんかもいい雰囲気を出していて(って、人がいない時に来たら、ちょっと怖そうですが(^^;;)、よくこんないい場所見つけたなぁ~と思うような、最高のシチュエーションでした。(もっとも、「観光地跡」といっても、一部はお店になって営業していたり、一番奥にはジンギスカンの店があり営業しているみたいですが)

ジョンのサン@うたたね広場

まず最初は、うたたね広場というステージで、ジョンのサンという名古屋で活動するバンド。雰囲気としては、キセルmeetsたまといった感じの脱力バンドなのですが・・・正直、あまりに脱力しすぎて、ちょっとつかみどころがない・・・(^^;;音の空間があまりにも多い作風は、味なんだとは思うんですが、いまひとつピンと来ませんでした。

OGRE YOU ASSHOLE@あじさいの舞台

そして、続いては、この日のお目当てのひとつ、OGRE YOU ASSHOLE。以前から注目していたバンドで、特に「homely」は、個人的に相当はまった傑作。この段階で、最新作「100年後」はまだ聴けていなかったのですが、はじめて見る彼らのステージにとても楽しみにしていました。

事前に情報として入れていたのですが、この日のステージで驚いたのは、曲の雰囲気が「homely」以前の作風とはかなり異なっていたこと。ミディアムテンポな楽曲がメインだったのですが、リバーブのエフェクトをかけたダビーな雰囲気に、サイケ風の轟音ギターが曲の空間を埋め尽くすようなステージ。アルバムの時のように、メロと歌詞を聴かせるというよりも、バンドサウンドを前に押し出したような曲調で、迫力ある音の世界に圧倒されるステージでした。

途中のMCは簡単な自己紹介と、ライブ告知のみで、まさに切れまない爆音の中、ライブが進んでいく感じ。そして一番すごかったのが、ラストの「ロープ」。原曲とは全く違うサイケなアレンジで、特にドラムスのヘヴィーなリズムが腹に響きまくり、ギターノイズに圧巻されたステージ。ロングバージョンということで、序盤、延々にそのバンドサウンドをしっかり聴かせた上で、ちょびっと歌がある感じに仕上げていました。

はじめてのOGRE YOU ASSHOLEで、個人的には、もうちょっと空間を聴かせるタイプのステージになるのかな、と思っていただけに、サイケなアレンジというのは、ちょっと意外。ただ、圧倒的な音の迫力に、魅せられてしまったライブでした。また、是非ライブを見てみたいです!

その2に続く

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2012年11月 5日 (月)

TOYOTA ROCK FESTIVAL その2

その1から続く

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(左の写真 豊田大橋から眺めるトヨロック会場)

Shing02&DJ A-1@MAIN STAGE

続いては、この日一番のお目当て、Shing02のステージ。ラインナップが発表になった時、Shing02出演のニュースはかなり驚きましたし、当然、トリになるものと思っていたのですが・・・15時40分という、かなり早い時間からのスタートはちょっと意外。確かに、大勢で盛り上がる感じではないので、ロックフェスのトリというタイプではないのかもしれませんが。

ステージは、Shing02のMCと、DJ A-1の2人のみのステージ。Shing02は、イメージしていたよりも長身で華奢なのですが、独特の雰囲気がありました。ひとつひとつの言葉を丁寧につむぐラップは、CDと同様。噛み締めるようなラップは、ライブで聴いていてもインパクトがあり、聴き入ってしまいます。

正直、ステージはCDで聴くのと同じような感じだったのですが、あのCDのタイトな音とラップが、そのままステージ上に再現され、やはりその場でつむぎだされるラップを生で聴くというのは、迫力がありました。この日のステージでは「応答セヨ」や「400」などといった代表的なナンバーも披露。英語のラップも多かったのですが、かなり流暢な英語も印象的。また、MCでは、最近の領土問題でギスギスした社会の中、あらためて平和を訴えるMCが印象的で、「black is beautiful」など、社会派な側面もキッチリとのぞかせました。

かなり硬派な、かつシンプルなステージだったのですが、それだけにインパクトも大きかったステージ。確かに、盛り上がる感じではなく、トリという感じではないのですが、そのラップを心に強く刻み込んだステージでした。

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(右の写真 EAST LANDのステージ全景)

LUVRAW&BTB@EAST LAND

続いてはEAST LANDでLUVRAW&BTBのステージ。このユニットは、名前も音もはじめて聴くユニットなのですが、トークボックスユニットだそう。トークボックスとは、ギターやシンセの音を、ビニールチューブなどによって、口の中で共鳴させるエフェクターのことだとか。ステージ上には、なぜかメンバー2人の他に、司会者(?)も登場。この司会者はイルカのビニール人形を持ち、曲にあわせて踊っていて、一番目立っていました(笑)。

楽曲は、メロウで、アーバンな雰囲気のトラックがメイン。アップテンポなリズムに踊れる曲も多く、メロディーもポップで、ステージ映えする曲が多く、どこかユーモラスな感じもあり、最初はかなり楽しめました。ただ、残念ながら、似たようなタイプの曲が多く、最後の方は、ちょっとダレて来てしまいましたが・・・。ライブ終了後は、なぜか金曜ロードショーのテーマでおなじみの「Friday Night Fantasy」で客出し。最後の最後までユーモラスなステージでした。

BUNNY GANG featuring. NATHEN MAXWELL of FLOGGING MOLLY@MAIN STAGE

そして再びMAIN STAGEへ。またもや洋楽勢の登場。こちらのバンドは、アイリッシュパンクバンド、FLOGGING MOLLYのベーシスト、NATHEN MAXWELLのソロプロジェクト。ただ、楽曲はアイリッシュパンクではなく、軽快でポップなギターロックといった感じ。スカっぽいリズムの曲や、ピアニカでメロディーを奏で、哀愁ただよう曲、また、フォーキーな楽曲などもあり、バラエティーに富んだステージを楽しめました。なぜか、バンドのバックに、絵を描くパフォーマンスをする人が・・・。

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(左の写真 One Love Stage)

RANKIN TAXI feat.MYERS ROCK@One Love Stage

そして続いては、日本レゲエ界の大御所中の大御所、RANKIN TAXIが登場!ただ、実は彼のことはもちろん名前は知っていたのですが、音は全く聴いたことなく、どんな感じのステージになるんだろう、と思いながらステージを見てみたのですが・・・これがめちゃくちゃ楽しいステージでした!

ジャンルはもちろんレゲエなのですが、その歌詞がとてもユーモラス。お酒についての歌を歌ったり、THE BEATLESの「Let It Be」の替え歌に、途中、東日本大震災直後のACの広告で話題となった「あいさつの歌」(ぽぽぽぽ~んってやつです)を混ぜてきたり、下ネタもあったり、さらには、幼い頃に生き別れた娘を、娘とはしらずナンパしてしまったエピソード(実話?)を曲にしたり、抱腹絶倒のステージで、レゲエはあまり聴かないような私でも、思わずはまりこんでしまいました。

一方ではユーモラスだけではなく社会派な側面も。反原発について強烈なメッセージをのせた「原発ガッカリ音頭」で、この日も原発反対を鮮明に訴えていました。さらに、強烈だったのが、大麻解禁をストレートに訴えた「マリファナ音頭」。大麻の害については、世界的には賛否いろいろな議論がある中、日本ではなかなか解禁を訴えられるような状況にはありません。そんな中、これだけストレートに大麻解禁を訴えちゃうってのは、ある意味、勇気がいってすごいなぁ、と思ってしまいます。

そして、この反原発にしろ大麻解禁にしろ、社会派ネタながらも、あくまでもユーモラスな視点でまとめあげていて、楽しく聴けちゃうんですよね。これがまたおもしろい!40分程度の予定が実質1時間近いステージになったのですが、あっという間の、とにかく楽しいステージでした。また、是非彼のステージは見てみたいです!

TURTLE ISLAND@MAIN STAGE

で、オオトリは、地元豊田出身で、このフェスではおなじみのバンドTURTLE ISLAND。太鼓や笛などで、日本やアジア古来の民謡風のビートを演奏するバンドで、そのパフォーマンスの迫力は、このフェスの最後を締めるにふさわしい感じでした。ただ、去年見た時も思ったのですが、こういうライブで暴れるには申し分ないものの、ちょっと似たような曲が多くて、だれるような印象も・・・。なんてことを思いながら、TURTLE ISLANDの途中で、ちょっと早めだったのですが、会場を後にしました。

今年もまた、無料とは思えない豪華な内容だったTOYOTA ROCK FESTIVAL。1日十分満足して楽しんできました~。ただ、正直、個人的には去年の方が、ライブの満足度は高かったかも・・・あと、なぜか「ロックフェス」なのに、HIP HOP勢が多く、ロック勢が少なかった印象も。とはいうものの、Shing02やRANKIN TAXIのステージは最高だったし、相変わらずいいイベントでした。天気も良く、気持ちのよい1日でしたし、また、来年も、是非とも足を運びたいです!

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2012年11月 4日 (日)

今年もトヨロック!

TOYOTA ROCK FESTIVAL 2012

会場:豊田スタジアム/西・東イベント広場 日時:2012年10月14日(日) 10:00~

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昨年に続いて今年も行ってまいりました。2度目の参加です。豊田スタジアム(の周囲の公園を使用して)で毎年開催されるロックフェス、TOYOTA ROCK FESTIVAL。このライブの大きな特徴は、入場料無料ということ!そりゃあ、足を運ぶでしょう。ということで、暑い日々もようやく終わりをつげ、涼しくなってきた10月のこの日、トヨロックに足を運んできました。

(仮)ALBATRUS@MAIN STAGE

会場には11時過ぎに到着。まず、MAIN STAGEでライブを行っていたのは、(仮)ALBATRUSというバンドでした。元犬式 a.k.a.Dogggystyleの三宅洋平の新バンドだとか。ステージ上には、ヒッピーっぽい風貌のメンバーが5人。ジャンルとしては、レゲエやファンク、あるいはジャムバンドの要素を組み込んだ、ちょっとゆるい感じのロックでした。

そんな楽曲の雰囲気も、ある意味、いかにもヒッピーっぽい感じ。そんな雰囲気が、いい意味でも悪い意味でも「昔風」な印象を受けました。後半、「コーヒールンバ」のカバーをやっていましたが、この風貌で、「やがて心うきうき とても不思議このムード」なんて歌われると、コーヒーじゃなくて、なんかの葉っぱを吸っているんじゃないか?と思ってしまったり(^^;;

竹原ピストル&ごとうはるか@GREEN FIELD

次は、GREEN FIELDで、竹原ピストル&ごとうはるかのステージ。このGREEN FIELDは、一面の芝生の上に、スピーカーを置いただけのステージで、芝生に座りながらライブを楽しむ、なかなか心地よいステージでした。

竹原ピストルは、元野狐禅のボーカリスト。野狐禅時代と同じく、アコギを抱えてのステージだったのですが、この日は、他にサポートメンバーのバンドに、ドラマーのごとうはるかを率いてのステージ。で、ごとうはるか、名前からして女性かと思いきや、思いっきり男性でした(^^;;それも、おかっぱ頭で、かなり不気味な風貌で、ドラムのたたき方もかなりフリーダムで、異様な雰囲気でした。

で、その竹原ピストルの歌は、野狐禅時代と変らず、力強いボーカルに、身の回りの出来事と、それにからむ心情をストレートに歌った泥臭い曲がすごく心に響きます。暖かさと同時に、私たちの背中を押すような優しさと力強さを感じる曲が、アコースティックなサウンドとマッチし、気持ちよくステージを楽しむことが出来ました。途中、中島みゆきの「ファイト」のカバーも披露。力強く、泥臭さのあるボーカルが、この曲にマッチしていて、思わず聴き惚れてしまいました。

Toyorock2012_2

INNER TERRESTRIALS@MAIN STAGE

(右の写真 MAIN STAGE)

続いては、再びメインステージで、INNER TERRESTRIALS。こちらは、イギリス出身のロックバンドだとか。もちろん音もはじめてならば、名前もはじめて聞くバンドです。

楽曲は、軽快なスカパンクで、ライブで盛り上がりやすいステージ。知名度がいまひとつなせいか、残念ながら、さほど盛り上がっていませんでしたが・・・。あと、正直、スカパンクなのですが、特徴が薄く、さほど印象に残らなかったなぁ。ドラムスがデブだったのが、妙に印象に残りましたが(笑)。

鎮座DOPENESS@EAST LAND

次は、EAST LANDの鎮座DOPENESSのステージ。EAST LANDは、豊田スタジアムの中の通路に設置されたステージ。鎮座DOPENESSは、名前だけは聞いたことあるけど・・・程度の印象で、もちろんライブを見るのはこれがはじめて。

その鎮座DOPENESS、ルックスが普通の若いサラリーマンみたいな感じで、あまりラッパーみたいじゃない(笑)。ラップもテンポのよく、ポップな作風だったのですが、これといった特色もなく、あまり強い印象に残りませんでした。

DJ BAKU@MAIN STAGE

で、MAIN STAGEにもどるとステージではDJ BAKUのプレイが。ターンテーブルの後ろで、DJスタイルで、ビートの強い楽曲をガンガン鳴らしていました。ただこの時、ちょっと疲れていて、ビールも飲んで心地よくなっていたので、後ろで休憩していたら、ついついウトウト・・・。すいません、なので正直、あまり覚えていません(^^;;

で、DJ BAKUが終わり、次のShing02までちょっと時間があったので、会場をうろうろ。正直、イベントや店の雰囲気なんかついては、昨年とほとんど変っていません。いろいろな店が出店していたのですが、基本的にオーガニック系の店がほとんど。去年と同じくJOYRIDE MEETでは、自転車をつかったポロ、Bike Poloも行われていました。ステージの感じも去年と全く一緒。ただ、EAST LANDのとなりに、THUNDER DAYというDJブースが追加されていましたが。また、去年、行われていた、クラシックカーを走らせるイベントは今年はなし。代わりにドラムのワークショップが開催されていました。

去年あった、中古レコード・CD市の円盤市場は今年も開催。なので、このタイミングで覗いてみました。今年の収穫は、

「A CHRISTMAS GIFT FOR YOU FROM PHIL SPECTOR」
「THERE'S NO PLACE LIKE AMERICA TODAY/CURTIS MAYFIELD」
「KINKS+12/THE KINKS」

の3枚。枚数は少なめですが、いずれも聴いてみたかったアルバムばかりだったので、なかなかの収穫でした~♪

その2に続く

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2012年10月12日 (金)

個性の強い3組

猛烈ロックンロール教室・文化祭~思秋期のころ~

ドレスコーズ/レキシ/サイプレス上野とロベルト吉野

会場 名古屋CLUB QUATTRO 日時 2012年10月1日(月)19:00~

今回足を運んだライブは、かなり個性的な面子が3組揃ったイベントライブ。お目当てはもちろんレキシなのですが、はじめて見るほかの2組も、非常に楽しみにしてライブ会場に足を運びました。

サイプレス上野とロベルト吉野

まず一組目は、HIP HOPユニット、サイプレス上野とロベルト吉野。なぜかDJのロベルト吉野は、上半身裸にマスクをかぶってという、とても怪しいスタイルで登場しました(笑)。

ステージは、その通称、サ上とロ吉の2人のみでのステージ。もともと、ポップでテンポのよいHIP HOPが特徴的な彼らなのですが、さすが冒頭から盛り上げる盛り上げる。冒頭から、序盤はどちらかというとフリースタイル的に「よっしゃっしゃす〆」を交えながら自己紹介。かなりユーモラスなMCを繰り広げ、いきなり会場を沸かせます。

その後は、後藤まりこをフューチャーした「ちゅうぶらりん」。「もちろん後藤まりこはきません」というMCで笑いを取りつつも、しっかりと聴かせます。新曲「素敵な仲間」も披露。子供向けのアニメソングのようなトラックながら「マザーファッカー」などのトラックに似ても似つかない言葉を入れてきたりして、妙なユーモラスな曲でした。

さらに「ヤサの詩」(では、おそらく実際の住所をラップしていました(笑))や「MUSIC EXPRES$」など最近のナンバーをしっかり聴かせつつ、最後は再び、「よっしゃっしゃす〆」を軸に会場を盛り上げて、ライブは終了しました。

アップテンポでポップな楽曲は、会場を沸かせ、私も知らず知らずのうちにのっていました。途中のトークも非常にユーモラスで、ロベルト吉野との絡みも、ちょっとしたコントみたいにユーモラスなもの。ただその一方で聴かせる曲ではしっかりと聴かせ、ロベルト吉野も、華麗なDJテクニックを披露するなど、コミカルな部分と実力派の部分を両立させ、かつ、エンタテイメント性あふれるステージに仕上げた、とても素晴らしいステージでした。これは本当に楽しかった~。後半のコールアンドレスポンズでは私も思わず大声を出していましたし、万人が楽しめるステージだと思います。また、是非ステージを見てみたいです!

ドレスコーズ

次に登場してきたのが、2011年に解散した毛皮のマリーズのボーカリスト、志摩遼平が率いる新バンド、ドレスコーズ。一応、シングルは発売されているのですが、私は、この段階まで、名前は知っているのですが、音は一切聴かないまま、ライブに臨みました。

ライブを見る前は、後期毛皮のマリーズのような、レトロポップを主軸とした、ポップ色の強いバンドなのかな、と予想していたのですが、予想は大ハズレ。確かに、後期毛皮のマリーズのような、レトロな歌謡曲のような、甘いメロディーラインの曲もあったり、ほとんどの曲は、志摩遼平らしいポップなメロディーが流れていたのですが、それにのっていたのは、ヘヴィーなガレージロック。あれ?結局、こういうロックがやりたかったの??とちょっと意外に感じました。

はじめて見る志摩遼平は、長髪で細身。ナヨナヨとした感じで、顔は化粧をしていたんでしょうか?真ん中でたっているだけで、かなり異質な雰囲気がある、非常に個性的なボーカリストでした。他のメンバーも、基本的に全員長髪で、70年代あたりのアングラバンドみたいな、ちょっと異様な雰囲気が特徴的でした。

ただ、残念ながら、音がやたら大きく、かつ音が悪かったので、途中、かなり不快なノイズがまざり、おもわず耳をふさいでしまったり、ちょっと楽しめない部分も。ドラムスが、特に迫力があり印象的で、全体的に力強いバンドサウンドだったのは間違いないのですが、バンド全体としてのまとまりは、ちょっと欠いていた感も。結成したばかりなので、まだまだこれから、という感じなのでしょうか。ちょっと残念な部分も感じてしまったステージでした。

レキシ

そして最後は、元SUPER BUTTER DOGの池田貴史によるソロユニット、レキシ。そのミュージシャン名通り、歴史をテーマとしたノベルティソングをファンクやソウルのメロディーに載せて歌うという非常にユニークなミュージシャン。この日、私のお目当ては、彼でした。

メンバーは、全員、裃をプリントしたTシャツを着用。これだけでかなりユニーク。そして最初は「きらきら武士」からスタート。いきなりハイテンポなナンバーでほとんどつかみもなく、会場を盛り上げます。さらに「妹子なぅ」と続き、テンションはどんどんあがります。

非常にユーモラスな歌詞なのに、楽曲は、正統派のソウルやファンク。これがまた楽しく、会場は否応無く盛り上がっていました。途中のMCや曲の途中などで、バックメンバーや、観客との軽い漫才のような掛け合いを挟みつつ進むステージは、楽曲と同様、非常にユニーク。

後半では、12月にリリースが予定されているニューアルバムから「姫君Shake!」(おそらく)を披露。こちらは、ソウルというよりもロックンロールなナンバーで、新曲なのに、その場で盛り上がれる、即効性のあるナンバーでした。そして本編ラストは「狩りから稲作へ」。メロウに聴かせるナンバーながらも、途中、客席いじりで延々とファンを盛り上げ(手を上にあげさせ「稲穂~♪」だとか、手をおでこのところにあてさせて「高床式~♪ねずみ返し~♪」など、メロディーはメロウなのに、歴史にからんだコミカルなメロと歌詞で盛り上げていました)、会場のテンションは最高潮のまま本編は終了します。

で、アンコールなのですが、時間がなかったのか、アンコールが起こると即登場(笑)。ラストは「LOVEレキシ」で締めくくり。こちらはパワフルなボーカルをしっかりと聴かせてくれていました。最後まで、会場は大盛り上がりの中、ライブは終了しました。

そんな訳で、全3組3時間に及ぶライブ。期待していたのですが、期待以上に、非常に楽しいステージでした。レキシもとても楽しく、ワンマンライブにも行きたくなりましたが、それ以上によかったのが、サイプレス上野とロベルト吉野。エンタテイメント性もありつつ、実力もしっかり感じさせられるライブで、最初はおとなしく見ていたのですが、最後はファンと一緒に盛り上がっていました。

ドレスコーズはちょっと残念だったのですが・・・レキシと、サ上とロ吉は、また是非ともライブみたいなぁ。盛り上がって、そして笑える、とても楽しいステージで、満足しながら会場を後にしました。

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2012年9月15日 (土)

スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド その3

その2からの続き

そして14時半からは、ヘリオスステージでのライブがスタートします。

Smw10

会場は2階席まであり、2階席は椅子席、1階席はオールスタンディング。最初は、2階席で椅子に座って、まったりしながら、ライブを見ていました。

OKI

最初に登場したのはOKI。バンドなどは全く率いず、ステージ上に、彼1人だけたっていました。そして奏でる楽器は、トンコリという、アイヌの民族音楽。この音色だけをバックに、歌を奏でます。

午前中のシンポジウムでは、「反原発」を訴え、熱く語っていたOKI。もともと、とても深い彫りのある顔立ちの方で、それだけに、熱いステージを・・・と思ったのですが、そこで歌われたのは、静かなトンコリの音色にあわせた、静かな優しい歌でした。

トンコリは、アンプにつながれていたのですが、ダブのように、エフェクトがかけられ、そこに彼の意外にも(失礼!)繊細な歌声で優しく歌われます。ダビーなトンコリの音色がなんとも、幻想的で、うっとりしてしまいました。このトンコリの音色自体、弦楽器なのですが、ギターとはまた一風異なった、ハープのような美しく、そして非常に澄んだ音色が印象的。しばし、会場は夢のような空間となり、みんなしんみりと聴きほれました。

最後は、タイトル通りのロックナンバー「サハリン・ロック」で締めくくり。この曲では、トンコリをかき鳴らし、いままでの曲とはまた異なった、ダイナミックな雰囲気に。それもまた、楽器本来の音の美しさと相成り、なんとも不思議な感覚に。最後の最後まで、OKIの歌の魅力と、そしてトンコリという楽器の魅力に惹かれていったステージでした。

スキヤキ電気ボックス

続いて登場してきたのが、スキヤキ電気ボックスというグループ。こちらは、このスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドのために結成されたグループで、メンバーは、前日のライブにも登場した、コロンビアのデジタル・クンビアのミュージシャン、ペルネットに、親指ピアノ奏者、サカキマンゴー、そしてアフリカ・パーカッション奏者の山北紀彦というメンバーでした。

なんでも、このライブの前に現地入りして、3人で合宿をして、作り上げた作品だとか。山北氏の演奏は、今日はじめて聴いたのですが、イメージ的には、その3人の音楽を融合させた感じなのでしょうか?基本的に、ラテン風の軽快なリズムをベースに、山北紀彦のテンポのよいパーカッションに、サカキマンゴーの心地よい親指ピアノの音色が印象的。また、「電気」という名前の通り、ペルネットの奏でる電子音が、かなり前面に出ていました。ペルネット本人のステージ上に、エレクトロ色の強いステージ。ただ、このエレクトロのビートが、なぜか生音のビートにもピッタリあっていて、決して無機質な感じがしなかったのが不思議な感じ。

OKIの時は、2階席でまったりと聴いていたのですが、やはり前の方で見たい!とばかりに1階へ。オールスタンディングで、楽しく踊りながら聴いていました。楽曲は、それぞれのオリジナルがベースだったのでしょうか?鹿児島で歌われている「茶わんむしの唄」をクンビアにアレンジした、サカキマンゴーの「茶わんむしのクンビア」も演奏していたりして。この曲、1度聴くと、メロディーが忘れられない・・・。約1時間のステージでしたが、3人の息もピッタリで、とても楽しいステージでした。

GNAWA DIFFUSION

そして、最後に登場したのは、グナワ・ディフュージョンというミュージシャン。グナワは、もともと、中世にマリやギニアから北アフリカに移住させられた黒人部族の末裔の名称で、その彼らが奏でていた音楽。「モロッコのレゲエ」とも呼ばれているらしく、非常にトランシーな音楽性が特徴だそうです。

グナワ・ディフュージョンは、そんなグナワに、レゲエ、ロック、HIP HOPなどの要素を加え、大人気を博したバンド。ここ最近、活動休止していたそうですが、このたび、活動を再開。その活動再開後、初となるライブが、ここ、スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドだったそうです。

メンバーは、総勢8名となる大所帯。ちょっとアラブの音楽の要素も混じった、哀愁ただようメロも印象的なのですが、なによりロックの要素を加えたダイナミックな演奏がやはり、ロック好きとしては心地よく、身体に響きます。また、ギターの人が、頂上から、ボンボンがぶらさがったような帽子をかぶり、そのボンボンを振り回しながら、楽しそうに演奏していたのが、やけに印象に残りました(笑)。

楽曲は、レゲエの要素も加わった、横ノリのビートが、とても心地よい感じ。メンバーにはマンドリン奏者もいて、マンドリンの哀愁たっぷりの音色も、また、楽曲を、より哀愁漂うものとしていました。ただ、一方では、メンバーにはDJもいて、レコードのスクラッチ音を入れてきたり、サンプリングが入ったりと、そういう意味で、今風の音もしっかり鳴っていてました。

オオトリを飾るにふさわしい、とても魅力的なステージで、どこか異国情緒が漂いながらも、リズムとメロは、ストレートに心に打つ、彼らの曲に酔いしれます。後半では、なんとステージに、サカキマンゴーとOKIが登場!親指ピアノとトンコリの音色が加わり、ステージ上はかなりにぎやかな状況に。楽しいライブが続きます。

・・・・・・が、私は残念ながら、この日、名古屋まで帰る必要があったため、この途中で退席(T T)。とても後ろ髪を引かれる思いで、会場を去りました。すごく楽しいステージだっただけに、とても残念だったのですが・・・・・・。

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3日間のうち、2日参加したスキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド。今回初参戦だったのですが、感想としては、「最高!!」の一言です。心の底から楽しいステージの連続で、その後、しばらくは、この日のステージを思い出して、余韻に浸っていました。っていうか、いまだに時々思い出しては、余韻に浸っています(笑)。

なにより素晴らしかったのは、このフェスの客層の幅広さ。大人から子ども、外国人からおじさん、おばさんまで、ほとんどの年齢層が、等しく音楽を楽しんでいたイベントでした。これだけ幅広い層が参加する音楽イベントって、なかなかないんじゃないかなぁ。フジロックとかも、年齢層が幅広いけど、やはり子どもは、親の付き添いって感じになってしまうし・・・。

参加したミュージシャンは、どなたのステージも素晴らしく、甲乙つけがたい内容。なのですが、あえていえば、やはり2日目のOKIのステージが、特に素晴らしかったです。ただ、おそらくライブとしては、2日目のヘリオスステージの方が良かったのかもしれませんが、幸福度があふれて楽しかった、という意味では、1日目のフローラルステージが楽しかったですね。野外でビールを片手に、踊りまくれたというのはもちろん、なによりも、客層の広さが半端なく、子どももたくさん、大人と一緒に楽しそうに踊っていた姿が、とても心に残りました。

本当に、楽しめたフェスで、また来年も、機会があれば、是非足を運びたいです!場所は、富山と、東名阪いずれからもちょっと距離がある場所ですが、わざわざ足を運んで、文句なしに満足する内容だと思いますよ。心から満たされた気持ちになり、音楽の素晴らしさを再認識できた、素晴らしいフェスでした。

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2012年9月14日 (金)

スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド その2

その1から続き

高岡から、再び城端線に乗り福野へ。参加2日目となる26日(日)は、朝からの参加となりました。

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まず、最初に参加したのは、10時半からスタートした入場無料のシンポジウム。会場は、この日のライブが行われる円形劇場ヘリオスも入った福野文化創造センターのアートスペースでした。(左写真は、福野文化創造センターの外観)

シンポジウムは、金沢大学の粕谷雄一教授をコーディネーターに、パネラーとして、スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドの実行委員長、橋本正俊氏、キウイとパパイヤ、マンゴーズの廣瀬拓音氏に、OKIに、さらにグナワ・ディヒュージョンのアマジーグ・カテブという、超豪華なメンバー。テーマは「日本にワールドミュージックは育つのか?~世界から南砺 南砺から世界へ~」でした。

ただ、肝心のシンポジウムは、このテーマから微妙にはずれて(笑)、「ワールドミュージックとは何か?」みたいな感じの話に、メンバー各々の「ワールドミュージック論」を語っていました。OKIさんは「ワールドミュージックではなく、(庶民が作り上げるという意味での)PEOPLE'S MUSICだ」という熱い持論を語っていましたし、一番印象的だったのが、廣瀬さんの意見で、「もともと『音楽』というのは、鑑賞するためにつくられた言葉で、例えば、仲間と酒を飲んだ時に、カラオケなどで歌われる、わけのわからない『うた』こそが、『うた』の本来の原点なのではないか」(大意)というもの。なんでも、今は、ホストクラブのコールに興味を持たれているみたいで、要するに、「聴かせるために作られた音楽」ではなく、「日常や非日常の場で、私たちが場を盛り上げたりするために、無意識に口から出てくるような『うた』こそが、本当の音楽の原点ではないのか」という話。もうちょっと詳しいお話も聴いてみたい感じもしたのですが、残念ながらこの日はあまり時間がなく。

最後は、OKIさんが、この場でひとつだけ言いたいことがある、ということで「反逆せよ」と、反原発を訴えていました。この日も「NO NUKES」と書かれたTシャツを着ていましたし。

全体的には、なかなか興味深い意見も聴けて、おもしろかったのですが、ちょっとまとまりはなく、あまり深くつっこめない感じだったのがちょっと残念。もうちょっとテーマを具体的にした方が、よりおもしろい意見が聴けたのかな、なんてことも思ったりしました。

で、次のヘリオスステージは、14時半から。その間、この福野文化創造センター前の広場では、数多くのお店が出店していて、ビールにおいしい食事を楽しみました。

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インドネシア人(と思う)のお母ちゃん手作りのナシゴレンや、おいしいドネルケバブをビールで流し込みます。この日も非常に暑い日になり、野外はちょっとキツイものがあったのですが、昼間からアルコールでいい気分に(笑)。

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で、こちらが同じく広場に立てられた、カフェステージ。ここでは、DJや、主に地元のアマチュアミュージシャンのステージが楽しめました。

最初は、DJで、グナワ・ディフュージョンのDJ BOULAONEが、ワールドミュージックなどを中心に、テンションのあがる音楽を流していて、カフェステージはかなり盛り上がっていました。

バッキバ

で、このカフェステージのミュージシャンとして、まず出てきたのが、バッキバという世田谷から来た音楽集団。20人くらいの大人数での集団で、その大人数で、アウファイアという、ブラジルの大太鼓を叩きまくるステージ。いやあ、これは否応なしにテンションあがりまくるでしょう。太鼓の強いビートに、カフェステージは一気にノリノリになっていました。

世田谷出身のグループということで、歌詞に世田谷の地名のみを織り込んだ曲があったりして、どこかユーモラスも。とにかく、無条件でハイテンションになれる、とても楽しいグループでした。

ににぇむにぇ

次に登場してきたのは、ににぇむにぇという、女性2人組のミュージシャン。大きなギターみたいな楽器を持っての登場で、こちらはコラという、西アフリカの民族楽器だとか。この楽器だけでかなりのインパクトがありました。

このコラという楽器、ちょっといかつい(?)外見とは異なり、とても繊細なハープのような音が出る楽器で、しばし熱いカフェステージに清涼感が。心地よく、彼女たちの演奏に耳を傾けました。ほどよいビールでちょっと酔っていたため、後半、心地よい音楽でちょっとウトウトしてしまったのですが(^^;;まあ、それも音楽が気持ちよかったから、ということで(笑)。

その3へ続く

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