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2012年12月21日 (金)

12年の歩み

Title:ベリー ベスト オブ ゴー!ゴー!
Musician:GO!GO!7188

昨年2月に、突如解散を発表したGO!GO!7188。突然の発表で、解散ライブなどもなく、その後、ライブベストとカップリング&レア音源集がリリースされたのみ。そして、ある種お決まりのように、集大成的なシングルベストのリリースとなりました。

今回のシングル集は、彼女たちが発表したシングルを発売順に並べたもの。ある意味、何も工夫もない、いかにも最後のお小遣い稼ぎ的なベスト盤ではあるものの、むしろ、そのシンプルな曲構成ゆえに、彼女たちの歩みをよく知ることが出来るベスト盤になっています。

前にも書いた通り、GO!GO!7188は、デビュー当初、はまりまくり、ライブなども数多く足を運んでいたバンド。そうい意味では、デビュー直後のシングルは思い入れも深く、そしてやはり今聴いても楽しむことが出来ました。特に、「太陽」から「こいのうた」への流れは、かなり強烈。グループサウンズと歌謡曲、ガレージパンクとポップをごちゃまぜにした、GO!GO!7188の魅力がグッと凝縮されている、といっても過言ではないかと思います。

その後は、私のGO!GO!7188熱も少々醒めてしまうのですが、それでも中盤の頃までの曲は、名曲が多いですね。特に、グループサウンズを完全に意識したような「あぁ青春」「C7」のあたりは、GO!GO!7188らしさとして、周りから求められているのにきちんと応じつつも、決してマンネリにならずに聴かせるポップソングを作り上げている、もっとも脂がのっているように感じます。

ただ、後期になると、少々マンネリ気味になってきたのは否めず。「片思いファイター」など、スカのリズムを入れつつ、軽快なポップにまとめてきたり、新たなGO!GO!7188像に挑戦しつつ、少々中途半端に終わってしまったようにも感じます。それでも、ポップソングとして十分耳を惹くだけのポピュラリティーはありますが・・・。

そんな訳で、メジャーデビューから12年。GO!GO!7188の歩みを手軽に聴けるベスト盤でした。ベスト盤にありがちな、いろいろな曲を詰め込んだ感じはなく、CD1枚におさめている点、初心者にも手を出しやすいかも。今からでも遅くありません!まず最初の1枚として是非。

評価:★★★★★

GO!GO!7188 過去の作品
虎の穴2
2マンTour 徹子のHair+Open Night Family~夜明けの家族
アンテナ
Go!!GO!GO!Go!!
アコースティック大作戦!!アコースティック・ライブ・ベスト
ラストライブ オブ ゴー!ゴー!
カップリング ベスト オブ ゴー!ゴー!
レア コレクション オブ ゴー!ゴー!


ほかに聴いたアルバム

Back in the Summer/COMEBACK MY DAUGHTERS

COMEBACK MY DAUGHTERSの新作は、タイトル通り、夏の終わりを意識したかのようなミニアルバム。ちょっとけだるい雰囲気ながらも、同時に爽やかさを感じるポップソングが魅力的。派手さはないものの、しんみり聴かせる美メロは相変わらず。全6曲入りのミニアルバムですが、そのうち半分はギターインストナンバー。

評価:★★★★

COMEBACK MY DAUGHTERS 過去の作品
EXPerience
OUTTA HERE

GOLDEN DELUXE/Little Tempo

デビュー20周年を記念してリリースされた本人たち選曲によるベスト盤。Little Tempoというと、スチールパンをメインに、爽やかなラテン風のインストナンバーを届けてくれる、というイメージ。実際、そんな心地よい風が吹きぬけるような曲も多い反面、ダブを取り入れた曲、ポストロック風な曲など、サウンドは複雑多岐。その確かな実力を感じます。さすがに3枚組というフルボリュームは、ファン以外にはなかなか手が出せなさそうですが、それでも、聴き始めるとあっという間に聴けてしまうような密度たっぷりのベスト盤でした。

評価:★★★★★

LITTLE TEMPO 過去の作品
山と海
太陽の花嫁

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