FUJI ROCK FESTIVAL その5
その4からの続き
午前4時の段階で、まだ入場制限が行われていたCRYSTAL PALACE。ちょっと待って、中に入ると・・・なんと、THE TROJANSのライブが、まだ続いていました!
THE TROJANS@CRYSTAL PALACE
THE TROJANSは、軽快なスカバンドながらも、バグパイプが入って、アイリッシュ・トラッドの作風を取り入れた、とても楽しい音楽を奏でています。イメージとしては、ソウル・フラワー・ユニオン+スカといった感じ?その、底抜けに楽しい演奏で、会場は熱気の渦に。CRYSTAL PALACEは、テントになっている屋内ステージなのですが、めがねが熱気で曇るほどでした(笑)。
そりゃあ、あれだけ軽快なポップソングを奏でられれば、楽しめないわけがありません。スカとアイリッシュ・トラッドという、どちらも軽快でハッピーになれるサウンドに、すぐに惹きこまれました。ステージ前方では、多くの若者によりストームがおきていました。さすがに、前方には繰り出せなかったのですが、客席後方で、しばし、その軽快なリズムに身体を揺らしていました。
時間的には30分弱で終わってしまったのですが、楽しかったなぁ~。入場規制が起こっても、列に並んで、もっと早くから見ておくべきだった!残念!!次は、出来れば、野外で見てみたいと思うような、底抜けに楽しいステージでした。
で、ここで時間は4時半。東の方から、徐々に明るくなってきました。シャトルバスは5時始発だったので、久々のフジロック、名残惜しさはありましたが、これにて終了。会場から静かに立ち去りました。
↑明け方の会場入り口付近。夜を明かしてグロッキーになった若者たちの姿が目立ちます。
最後に、今年のフジロック全体の感想を。
楽しかった~~!!久々のフジロック。その間に、サマソニに限らず、いろいろな「フェス」に参加しましたが、やはりフジロックは、会場の雰囲気といい、参加しているミュージシャンといい、その他のアトラクションや出店などといい、格が違いますね。
なんでも、今年の入場者数は史上最高だったそうで、どこへ行っても人、人、人だったのですが、それでも、食事といい、トイレといい、比較的列にならばずに済み、あれだけの人ゴミにも関わらず、あまりストレスを感じませんでした。ストレスを感じたのは、往復のシャトルバスの待ち時間と、電気グルーヴのライブの前のOASISの大混雑ぶりくらいか・・・?
ただ、一方、久々に来て感じたのは、残念ながら、参加者のマナーが悪くなったなぁ、ということでした。特に感じたのは、どんな混んだ会場でも、平気で折りたたみ式の椅子を広げて、周りの迷惑おかまいなしに、座っている人が多かったこと!入場制限がかかるようなステージにもそういう人が平気でいましたし、電気のライブの前のOASISの混雑ぶりの最大の理由は、OASISの中央に、これでもかというほど、折りたたみ式椅子が並んでいたことだと思う・・・。
セキュリティーの数も少なくても、観客のマナーに助けられてきた部分もあるフジロックだけに、これだけ観客のマナーが悪くなると、今後、変な事故が起こらないか、少々心配にも感じてしまいました。頼むから、ラブ・パレードみたいなことはやめてくれよ・・・・・・。
そんなちょっと心配になることもありながらも、文句なしに楽しかった1日を、存分に満喫したフジロックでした。個人的に、よかったのは、やはりBUDDY GUY、それからJUSTICE、最後のTHE TROJANSのステージが特によかったかなぁ。他にROVOもMONOもサカナクションもよかったし、ライブにハズレなし、なのはさすがですね!次はいつ来れるかわかりませんが、出来れば、また近いうちに参加したいです!
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