またまたジャニーズ系vsAKB系
今週のシングルチャート
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今週のシングルチャートは、またもやジャニーズ系とAKB系のトップ争い。結果、1位を獲得したのはNEWSのニューシングル「チャンカパーナ」でした。山下智久、錦戸亮が脱退した後、初となるシングルで、前作「Fighting Man」以来、1年8ヶ月ぶりとなる新作となります。楽曲は、昔ながらの歌謡曲といった感じ。初動売上24万4千枚は、その前作の15万枚から大幅アップ。ただし、こちらは、CDの販売形態が5種類+スペシャルボックスという形になり、かつ、スペシャルボックス購入者にはイベント抽選特典があるとかで、その影響が大きそう。
それに続いたのは、AKB48の派生ユニットフレンチ・キスの「ロマンス・プライバシー」。楽曲的には、平凡なJ-POPといった感じなのですが・・・。初動売上8万5千枚は、前作「最初のメール」の13万3千枚より大幅ダウンしてしまいました。
3位初登場は、いきものがかり「風が吹いている」。初動売上は2万9千枚で、前作「ハルウタ」の3万5千枚からダウンしてしまいましたが、この曲、タイアップがNHKロンドンオリンピックテーマソング。当然、今後、テレビから嫌というほど流れてくると思われ、今後のロングヒットが予想されます。でも、いきものがかりって、NHKがらみのタイアップが多いような・・・。
さて、続いて今週の4位以下ですが、今週は、声優系が多く目立つチャートになりました。4位に人気女性声優花澤香菜の「初恋ノオト」、7位に、同じく人気声優谷山紀章と、作曲家でギタリストの飯塚昌明によるバンドGRANRODEOの「RIMFIRE」、さらに8位に人気女性声優小倉唯の「Raise」がそれぞれランクインしています。
花澤香菜は、シングルはこれが2枚目。前作「星空☆ディスティネーション」はROUND TABLEの北川勝利作曲、プロデュースでしたが、本作は、中塚武が作曲、プロデュースを手がけています。4位は、前作の最高位7位よりアップしましたが、初動売上1万4千枚は、前作の1万5千枚より若干のダウンとなってしまいました。
GRANRODEOは、アニメ「黒子のバスケ」オープニングテーマ。90年代のビートロック王道そのままといった感じのポップスロックナンバー。初動売上1万2千枚は、前作「Can Do」の1万枚よりアップ。2010年にリリースした「ROSE HIP-BULLET」以来3作ぶり2作目のベスト10ヒットとなりました。最後、小倉唯は、これが本人名義で初となるシングル。アニメ「カンピオーネ! ~まつろわぬ神々と神殺しの魔王~」エンディングテーマ。マイナーコード主体のアップテンポなハードロック風ナンバーというのは、アニソンの王道といった感じですね。
まだ初登場は続きます。
5位は韓流。女性シンガー、IUの「You & I」が入ってきました。前作「Good Day」に引き続き、どこか90年代のガールズポップを彷彿とさせるようなポップチューン。初動売上は1万4千枚で、デビューシングルである前作の2万1千枚からダウン。
で、6位は日本のアイドルグループ。LinQの「シアワセのエナジー」がランクイン。福岡のローカルアイドルグループだそうです。雰囲気は、AKB48みたいな感じですが、Wikipediaを見ると、Perfumeをモデルとしているとか。その割に、トランスアレンジの平凡なJ-POPのこのナンバーは、Perfumeの音楽性からはかなり離れちゃっている感じが。前作「さくら果実」の初動9千枚に対して、初動売上1万2千枚で、初のベスト10ヒットとなりました。
最後、9位にはヴィジュアル系バンドbaroqueの「メロウホロウ」が入ってきています。前作「ザザ降り雨」から2ヶ月連続リリースとなる新作。初動売上は1万枚で、前作から変らず。もう、完全に固定ファン向けって感じなんでしょうか。
今週のシングルチャートは以上。着うた&アルバムチャートは金曜日に~。
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