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2012年6月 2日 (土)

ポップなサウンドが次々に展開

Title:Iradelphic
Musician:CLARK

WARPレーベル所属の、イギリスはバーミンガム出身のミュージシャン、CLARKの最新作。私自身、彼のアルバムを聴くのは、前作「Totems Flare」に続いて2作目となります。

このアルバムがユニークなのは、アコギのみで構成された「HENDERSON WRENCH」や、いかにもエレクトロニカ風の強烈なリズムが特徴的な「SKYWARD BRUISE/DESCENT」などが展開されながらも、実に哀愁漂うメロディアスな楽曲が続いているという点。そんな中、女性ボーカルを前面に持ってきた歌モノの「OPEN」「SECRET」が流れてくるという展開に、彼のポップス志向を感じます。

不気味なピアノとギターがノイズを奏でる「GHOSTED」の後に、美しいピアノインスト曲「BLACK STONE」が来たりと、良く言えば、アイディア豊富でバラエティーのある内容、悪く言えば、ちょっとバラバラな感も?ただ、全体を貫く楽曲から感じられるポピュラリティーのため、最後まで飽きさせません。

前作同様、決定的な真新しさ、という感じではなく、ちょっとインパクトも薄めで、決定的な「売り」みたいな部分が感じられなかったのはマイナスかな?ただ一方では、ポピュラリティーを感じるサウンドがアイディアたっぷりに展開しており、最後まで楽しめる内容だったかと。エレクトロニカ、やWARPという言葉に反応するリスナーなら、要チェックの作品と思います。

評価:★★★★

CLARK 過去の作品
Totems Flare

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» Clark - Iradelphic (Warp Records:WARPCD222) [Tokyo Experiment]
Amazonで詳しく見る(US盤) Amazonで詳しく見る(日本盤) Warp Recordsから衝撃のデビューを果たしてから早11年、Chris Clarkの6枚目となるアルバムが届いた。ポストAphex Twinの立場から半ば破滅的かつ衝動的に改革を続けてきたClarkだったが、このアルバムはそれまでのテクノが前提である音楽から驚く程に方向性を変えている。破天荒に刺々しく散らかったビートは鳴りを潜め、アルバム全体がしっとりとしたアンニュイなムードで統一され非常に温かみのあるサウンドを発し... [続きを読む]

受信: 2012年6月13日 (水) 12時08分

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