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2012年6月23日 (土)

名実ともに日本を代表するバンド

なんか、もう詳しい説明は不要ですね。名実共に、いまの日本を代表するロックバンド、Mr.Childrenのベストアルバムが、2枚同時に発売されました。

Title:Mr.Children 2001-2005<micro>
Musician:Mr.Children

こちらは2001年に発売した「優しい歌」から、2005年にリリースされた「四次元 Four Dimensions」の収録曲までおさめられたベスト盤。

Title:Mr.Children 2005-2010<macro>
Musician:Mr.Children

で、こちらが2005年に発売されたアルバム「I (Love) U」の収録曲から、2010年に発売されたアルバム「SENSE」収録曲までをおさめたベスト盤になっています。

どちらも「CDが売れない」といわれている時代に、易々と100万枚を突破。さらに売上を伸ばし続けており、Mr.Childrenの人気の高さを、まざまざと見せつめる結果となっています。

もう、このアルバムに収録されている曲は、ある意味、おなじみの曲が並んでいるわけですが、まず「micro」の1曲目「優しい歌」を聴いた時にすごく感じたのは、「懐かしいなぁ」という感情でした。なんだかんだいっても、もう11年も前になる曲。切なさを感じさせるメロディーや、初期ミスチルを彷彿とさせるようなシンプルなメロとアレンジが、「懐かしい」という感情を沸き立たせる要因なのかもしれません。ただ、2001年の頃、何度も聴いたこの曲は、自分にとって、その時期の自分と密接に結びついた曲になってしまったのでしょうか。

「その時期の自分と密接に結びつく」といえば、やはり同じく「micro」に収録されている「タガタメ」でしょう。愛・地球博の「国際赤十字・赤新月パビリオン」テーマ曲としても話題になったこの曲。万博に足しげく通っていた自分にとって、懐かしさを感じる曲になっています。

そんな感じで、特に「micro」については、懐かしさを感じる曲が多く、ミスチルというミュージシャンが、自分にとって、それだけ思いいれのあるミュージシャンなんだなぁ、ということを再確認することが出来た1枚でした。

ただ、一方で、この2枚のベスト盤を聴いて気になったのが、特に最近の曲になればなるほど、アレンジが仰々しく、大味になってきているという点。まずは何をさておいてストリングスをどんどん入れてきて分厚くするしたがるのは、レミオロメンでも感じたのですが、最近の小林武史の傾向。正直、ここ最近の小林武史は、アレンジがどんどんつまんなくなってきた気がする・・・。例えば「macro」の最後に収録されている「365日」なんて、もっとシンプルなアレンジの方がおもしろいと思うんだけどなぁ。このベスト盤の大ヒットを受けて、「次は桜井がソロデビューか?」なんて勝手に書いているメディアなんかもあるみたいだけど、個人的には、桜井のソロデビューよりも、小林武史の手をはなれて、セルフプロデュースでアルバムを作ったほうがおもしろいような気がするんですが・・・。

今回のベスト盤、初回盤にはPV集のDVDがついてきます。「未来」のDVDには、今をときめく綾瀬はるかが出演していたりして、要注目だったりする訳ですが、全体的に凝ったPVが多いなぁ、と感心します。特にここ最近、アルバムの特典として、PVがおさめられたDVDがついてくるケースが多く、ミュージシャンのPVを、以前以上にじっくり見れる機会が増えたのですが、やはりミスチルのPVは、お金をかけてるよなぁ、と思ったりして(笑)。いや、もちろんおもわず見入ってしまう、よく出来たPVが多いんですけどね。

そんな訳で、懐かしさを感じつつ楽しめた「micro」と、最近のアレンジにはちょっと不満を感じてしまった「macro」ですが、その点を差し引いても名曲揃いなのは言うまでもありません。個人的には「micro」の方が好きなのですが、ただ、売上としては「macro」の方が上という事実は、ミスチルが、「懐かしいミュージシャン」として語られるのではなく、現役のミュージシャンとして、まだまだ新たなファンをどんどんと取り込んでいる証拠。それだけに「macro」の方が売れているというのはやはりうれしいですね~。まだまだ、Mr.Childrenとしての今後の活躍も、大いに期待できそうです!

評価:
Mr.Children 2001-2005<micro> ★★★★★
Mr.Children 2005-2010<macro> ★★★★★

Mr.Children 過去の作品
SUPERMARKET FANTASY
SENSE

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