やはり強い、ミスチル。
今週の着うたチャート
ミスチルは、やはり着うたチャートでも強いですね。
今週の1位はMr.Children「祈り~涙の軌道」。4月18日リリース予定のシングルからの先行配信。映画「僕等がいた」の主題歌に起用されています。相変わらず、強いですね・・・。シングルチャートでもヒットが期待されます。
2位は、先週まで2週連続1位だった西野カナ「SAKURA, I love you?」がワンランクダウン。ちなみに西野カナは今週、「たとえ どんなに・・・」がいきなり47位から9位にランクアップ。1月17日付チャート以来、9週目のベスト10返り咲きをしています。いまひとつ、急なランクアップの理由が不明だったのですが・・・なぜ?また、3位には、福山雅治「生きてる生きてく」が、先週4位からワンランクアップでベスト3入りです。
さて、4位以下ですが、今週も比較的初登場は多め。
6位には、21日にリリースされたシングル「スピードアップ」との両A面曲、KARAの「ガールズ パワー」がランクイン。爽やかなアップテンポなナンバーなのですが、良くも悪くも、よくありがちなJ-POPみたいな感じ。
7位は絢香「The Beginning」。2月1日にリリースした、同タイトルのアルバムからの配信となります。
そして8位には、きゃりーぱみゅぱみゅの「CANDY CANDY」がランクイン。こちらは、4月4日リリース予定のシングルからの先行配信。本作も、中田ヤスタカプロデュースによる作品。前作に続き、シングルチャートでもヒットとなるか?
今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/
全員卒業が発表されたアイドルグループのラストアルバムが1位獲得です。
今週1位は、AKB48の姉貴分的グループで、この3月に全員卒業が発表されているSDN48「NEXT ENCORE」が獲得しています。とりあえずこのメンバーにしては最初で最後となるアルバム。初動売上は4万8千枚。先週のシングルチャート2位になった「負け惜しみコングラチュレーション」の初動7万4千枚を下回りましたが、あまり複数買いが期待できないアルバムチャートなので、この程度でしょう。
ちなみに今週、AKB48関係では、6位にSKE48 Team KIIの「ラムネの飲み方」がランクイン。こちらは彼女たちの公演会場で歌われる、劇場公演オリジナル曲を収録した公演CDと呼ばれるものだそうで、公演CDがベスト10入りするのは、はじめてのことだそうです。
2位は、いきものがかりの「NEWTRAL」が、まだまだ強いですね。3週目にして2位をキープ。3位は、女性ソロシンガーmiwaの2枚目となるアルバム「guitarium」がランクイン。1位を獲得した前作「guitarissimo」より順位こそ落としましたが、初動売上は4万枚で横バイ。固定ファンを早くも獲得した模様。
4位には、同人音楽のミュージシャンとして人気を誇るlivetune feat.初音ミクの「Tell Your World EP」がランクイン。livetune単独名義のオリジナルとしては「Re:package」以来、3年7ヶ月ぶりという、かなり久々となっています。初動売上は3万2千枚で、その「Re:package」の2万枚からアップ。一時期に比べて人気に一段落ついた感のある初音ミク関係ですが、まだまだ根強い人気があることを示す結果になりました。
5位には、韓国の男性アイドルグループ2PMの「2PM BEST~2008-2011 in Korea~」が入ってきています。タイトル通り、韓国で発表されたヒット曲を収録したベスト盤。ただ、全韓国語詞なのが、一部のコアなファン向けだったのか、初動売上は、前作「REPUBLIC OF 2PM」の5万枚から大きくダウンの2万9千枚に留まっています。
ちなみに韓国系は、今週もう1組。女性アイドルグループのAFTERSCHOOLの、日本でビューアルバム「PLAYGIRLZ」が8位にランクインしています。初動売上は1万6千枚。直近のシングル「Rambling girls」は初動1万2千枚だったので、まあ妥当な感じか。
7位には、GACKT率いるバンドYELLOW FRIED CHICKENzの「YELLOW FRIED CHICKENz I」が入ってきています。YELLOW FRIED CHICKENz名義では初となるアルバム。初動売上は2万枚。GACKTの直近のオリジナル「RE:BORN」が1万9千枚で、その他にファンクラブを通じての販売が大きかったそうですが、それと比べても、そこそこ健闘といった感じでしょうか。
9位には、男性シンガーソングライター高橋優の「この声」がランクインです。レコード会社やラジオ局などのかなり強烈なプッシュが目立ちます。奇をてらわず、メロディーや歌詞で勝負するスタンスが、広い層の支持を得られるという狙いからでしょうか。ただ、初動売上は1万3千枚と、前作「リアルタイム・シンガーソングライター」からほぼ横バイ。残念ながら、あまりファン層拡大に至ってはいません。
最後10位にはオリジナルでは5年ぶりとなるm-floの久々の新譜「SQUARE ONE」が入ってきました。ちなみに豪華ボーカリストが参加しているそうですが、ボーカルは一切非公開になっており、気になる方は、一度聴いてみては?ただ、初動売上は前作「COSMICOLOR」の7万7千枚から一気に1万2千枚にダウン。かなり厳しい結果になっています。
今週の着うた&アルバムチャートは以上。チャート評は、また来週の水曜日に~。
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