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2012年2月26日 (日)

ライブの雰囲気をそのまま収録

Title:LIVE春愁秋思
Musician:空気公団

昨年2月から6月にかけて行われたライブツアー「LIVE春愁秋思」の模様を収録したソフトが販売されました。ちょっとユニークなのがその販売方法。全国の会場の模様を収録したDVDを軸に、配信と、公式サイトでの販売限定のLP盤での発売となっています。CDでの発売がない、という点がある意味、意義深い感じも。そして、今回紹介するのは、昨年5月に、西千葉のcafeSTANDで行われた模様を収録した、配信での音源となります。

ちょっとユニークなのはその録音方法。カメラマイクでの録音ということで、観客席のざわめきまで含めて、会場の雰囲気がそのままパッケージされています。そのため、正直言って、音は決して良くありません。ただ、ほんわかとして暖かい、会場の雰囲気がそのままパッケージされていて、自分もそのライブ会場にいるかのような感覚になれる録音になっていました。

空気公団といえば、ソフトロックで、アコースティックテイストの曲を演るミュージシャン。それだけに、ライブだからといって、CD音源と大きく異なる・・・・・・ということは、ありません。ただ、ライブということで、アレンジを大きく変えた曲もあり、曲によっては、雰囲気も若干変わった曲も。そういう意味では、ファンにとっては、このライブ盤も必聴の1枚といえるでしょう。

ただ、このライブアレンジに関しては、リズムマシーンの音がやけに目立っていたり、高音の楽器の音が、ちょっと耳障りだったり、バンドサウンドに比べて、肝心のボーカルがちょっと弱かったりと、少々難あり、という印象。カメラマイクの音ということで、バランス調整をしていないのが大きな原因でしょうし、おそらく、現場に実際にいれば、また印象が変わるのかも。そういう意味で、ライブ盤としての出来としては、決して良くはありませんし、ファン以外が最初に聴く1枚としては、ちょっと厳しいところもあるかも。

もっとも、彼女たちのステージの雰囲気はよく捕らえられていますので、ファンにとっては楽しめる作品だと思います。空気公団は、まだライブを一度も見たことがないだけに、一度は見てみたいなぁ・・・。

評価:★★★★

空気公団 過去の作品
空気公団作品集
メロディ
ぼくらの空気公団
春愁秋思


ほかに聴いたアルバム

New!/LAMA

元スパカのナカコーとミキちゃん、元ナンバガの田渕ひさ子嬢、そして牛尾憲輔が結成した、スーパーバンド、LAMAのデビューアルバム。「Spell」「Cupid」など、爽快でポップなギターロックは、かつてのスパカを彷彿とさせて、壺に入りました。ただ、複雑なエレクトロのナンバーも多く、これはこれで悪くはないのですが、ポップなメロが主軸になった路線の曲の方がよかったなぁ・・・。

評価:★★★★

LUCK/ACO

前作「devil's hands」は4年半というインターバルがあったのですが、その後1年3ヶ月でリリースされたニューアルバム。しばらく、エレクトロ系路線を歩んでいた彼女が、オルタナ系のバンドサウンドに回帰した前作に続き、バンド色が強い作品。後半は、力強いピアノの音が印象的な曲が並んでいます。透明感があるものの、パワフルなボーカルが魅力的で、ここ数作(といっても、前々作は6年も前の作品ですが)の中では一番の出来だったかも。

評価:★★★★

ACO 過去の作品
devil's hands

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