2011年ベストアルバム(邦楽編) その1
そんな訳で、おとといに引き続き、2011年の私的ベスト盤。今回は邦楽編です。
10位 liminal/砂原良徳
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約10年ぶりのオリジナルアルバムとなった新作。硬派なエレクトロニカサウンドが魅力的。不条理的な音の羅列と思いきや、その中にしっかりとメロディーを感じられる作風で、とっつきはあまり良くないかもしれないけれども、聴けば聴くほど、その奥深い音の世界にはまりこんでしまう作品でした。
9位 PLANET MAGIC/N'夙川BOYS
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タイトル曲の「PLANET MAGIC」は、間違いなく今年を代表する名曲!!ロックとか、ポップスとか音楽が、本来持っているワクワク感を体現したバンド。男女ボーカルのバランスもピッタリ。80年代あたりの、世の中の音楽が無条件で明るかった頃を思い出すような最高のポップスです。
8位 THE END/毛皮のマリーズ
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このアルバムを最後に解散した毛皮のマリーズの、文字通りラストアルバム。前作「ティン・パン・アレイ」と同じく、バンド色の薄い作品で、内容はロックというよりもポップス。ボーカル志磨遼平の趣味がもろに反映された作品は、ファンにとっては賛否両論のようですが、個人的には、古きよき時代のポップスへの純粋な憧憬がそのままあらわれた、キュートなポップソングにはまってしまいました。
7位 僕たちの未来/柴田淳
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シバジュンといえば、女性の本音をそのまま読み込んだ歌詞が、男性にとっても「イタタタ」と感じるリアリティーを持っている点が大きな魅力なのですが、今回の作品は、そのリアリティーがなお突き刺さる作品。いつも1曲入っているお遊び曲もなく、いつになく本気モードになっているこの曲は、女性ならずも男性の心にも突き刺さるような作品の連続です。
6位 MUSICMAN/桑田佳祐
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2010年に、初期の食道がんが発覚し、活動休止となった桑田佳祐の復帰作。病み上がりでの作品ということで、心配もしました・・・・・・が、その心配は全く杞憂だったみたいですね。彼らしい、聴かせるバラードから、あいかわらずのエロ歌詞から、社会風刺の曲から、その勢いは全く衰えていません。桑田佳祐健在をアピールするには十分すぎる傑作でした。
とりあえず6位から10位は以上。ベスト5は、明日!
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