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2011年11月23日 (水)

1位獲得競争が話題に

日本シリーズ、福岡ソフトバンクホークス、日本一おめでとうございます。

ドラゴンズは、かなり惜しいところまで行ったのですが、あと一歩、残念でした・・・。落合監督の花道を飾れなかったのは本当に残念です。ただ、あの最強ホークス相手に、(あの貧打線で)互角に戦えたというのは、素晴らしかったと思います。

落合監督退任のニュースは、残念なのですが、その中で、この日刊スポーツの記事には泣けました。

落合監督は涙「悔いはない」

 「8年間、ありがとうな。今、この場に立っているのはみんなのおかげだ。9月で終わっていたかもしれないんだから。この場に立っていることに感謝している。ただ、ここからも下手な野球はやるなよな。でなきゃ、今までやってきた意味がないだろ」

 退任発表以後、沈黙していた指揮官が初めて選手たちに別れを告げた。その目には涙があふれていた。みんなが号泣した。おえつが部屋中に響き渡った。

アンチ落合のマスコミは、以前から散々、「落合は選手に嫌われている」という根拠もない内容を吹聴しまくっていたけど、私の周りの野球ファンは、他球団のファンを含めて、「落合監督は、きっと選手に好かれている」ということを言う人ばかりだったのですが、それを裏付ける内容に、読んでいて思わず胸が熱くなりました。

ちなみに、「迷いや不安が出た時は、どうやって連絡したらいいんですか?」と連絡先を聞いていた若手選手がいたみたいなんですが、こんなことを堂々と聞いちゃいそうなのは、きっと平田りんだと思う・・・。

以上、相変わらずの音楽に関係ない野球ネタですいません(^^;;

今週のシングルチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

今週は、1位獲得競争が大きな話題となりました。

ジャニーズ系の新ユニットSexy Zoneと、AKB48の派生ユニットNot yetが同日発売となった今週のチャート。Not yetの前作「波乗りかき氷」は初動15万6千枚。ジャニーズ系の新ユニットとしてのデビュー作は、最近では、Hey!Say!JUMPが24万枚、Kit-My-Ft2が31万枚を初動で売り上げており、中山優馬 w/B.I.Shadowも17万枚と、当然、余裕の1位・・・

かと思いきや、デイリーチャートの初日は、Not yetが上を行くという非常事態になり、急遽、握手会を開催し、露骨なファンの複数枚買いを誘導するなど、「ついにジャニーズ系もAKB48商法に手を染めたか」と話題になっています。

ついにジャニーズも「AKB商法」導入 Sexy Zone、オリコン1位の舞台裏

結果、Sexy Zoneの「Sexy Zone」は初動売上17万2千枚、Not yetの「ペラペラペラオ」は17万1千枚。Not yetの側も、Sexy Zoneに対抗して、イベントを急遽立ち上げるなど攻勢をかけ、前作から初動売上を伸ばしたものの、その差、わずか1千枚という僅差でSexy Zoneが1位獲得となりました。

ただ、Sexy Zoneの楽曲の方は、エレクトロ風な分厚いアレンジが目立つものの、メロディー自体はジャニーズ系の曲ではおなじみの馬飼野康二の手によるジャニーズ系の王道路線。Not yetは、こちらも分厚いギターが印象的な、90年代J-POP風のナンバー。作曲板垣祐介は、直近のHey!Say!JUMPのシングルの作曲をしているというのは、ちょっと皮肉ですね。

続く3位は、ヴィジュアル系バンドJanne Da Arcのボーカル、yasuによるソロユニット、Acid Black Cherry「蝶」がランクイン。ちょっとジャジーで、妖艶な雰囲気の曲が印象に残ります。5ヶ月連続リリースの第3弾。初動売上は、第1弾「ピストル」、第2弾「シャングリラ」から、4万9千枚の横バイが続いて、本作も5万枚。完全に固定ファンのみに買われているといった感じ。カップリングは、昔のJ-POPをカバーして話題ですが、本作は久宝留理子の「男」をカバーしています。

4位初登場は、ハロー!プロジェクト モベキマス「ブスにならない哲学」がランクイン。(モ)モーニング娘。・(ベ)Berryz工房・(キ)℃-ute・(マ)真野恵里菜・(ス)スマイレージによるハロプロ勢せいぞろいのユニットだそうで、完全にAKB48を意識しているような・・・。初動売上4万9千枚は、モーニング娘。の直近作「この地球の平和を本気で願ってるんだよ!」とほぼ同水準。Berryz工房と℃-uteのコラボの時のような、上積み効果はなかった模様です。

5位には、avexの男女混合グループAAA「Charge&Go!」がランクインです。本作は、2作ぶりに小室哲哉先生作曲による曲。その影響か、初動売上は、前作「CALL」の3万5千枚からアップの4万8千枚。前々作「No cry No more」の水準に戻しました。ただ、楽曲は、パッと聴いた感じ、あまり小室っぽさは感じなかったのですが。

6位初登場は、GLAY「My Private "Jelousy"」。初登場で5位から落ちたのは、1995年の「生きてく強さ」以来だそうで、初動4万8千枚は、前作「Precious」の6万3千枚より多きくダウンと厳しい結果になりました。ちなみにカップリングでは、エヴァンゲリオンのテーマ曲としておなじみの「残酷な天使のテーゼ」をカバーしており、こちらも話題になっています。

7位には、まだ出たといった感じの(苦笑)韓流系男性アイドルグループINFINITEのデビューシングル「BTD」がランクイン。土曜日発売で集計期間が3日少なかったのですが、ベスト10入りしてきました。来週には、まだ順位をあげそう。楽曲は、ジャニーズ系風のポップソング。

9位10位は、似たようなタイプのグループが並びました。9位はGReeeeN「恋文~ラブレター~」、10位はFUNKY MONKEY BABYS「LOVE SONG」。GReeeeNは映画「アントキノイノキ」主題歌.。どちらもバラードのラブソングで、抽象的な「きれい事」でまとめられているという点も共通しています。GReeeeNは、初動1万7千枚。前作「ソラシド」の1万2千枚からアップし、ようやく下げ止まった感が。FUNKY MONKEY BABYSは初動1万6千枚。こちらは、前作「それでも信じてる」の2万枚からダウンです。

今週は、結局10曲中9曲が初登場の混戦模様のチャートに。相変わらずアイドル系のグループが目立ったのが特徴的でした。その中では、Janne Da ArcのyasuのユニットAcid Black Cherryが、かつて圧倒的な人気を誇ったGLAYを上回ったという点も、印象的です。

シングルチャートは以上。着うた&アルバムチャートは金曜日に!

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