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2011年10月 7日 (金)

こちらも韓国勢が・・・

今週の着うたチャート

2011年9月28日~2011年10月4日付チャート

今週は、シングルアルバムチャート共に韓国勢が1位ということで話題となりましたが、着うたチャートでも韓国勢が目立ちました。

Rising Sun EXILE / いつかきっと・・・ EXILE ATSUSHI

ただし、1位は日本勢。EXILE「Rising Sun」が先週の5位からランクアップ。着うたでは初の1位獲得となりました。また3位には、AKB48「フライングゲット」が、4位からワンランクアップ。2週ぶりのベスト3返り咲きです。

一方、今週の初登場&初のベスト10入りは、全て韓国勢。まず、2位にKARA「STEP」がランクイン。韓国では9月6日にリリースされ、日本でも10月5日に発売が予定されているアルバムのタイトル曲です。

また、4位には、今週のシングルチャートで1位を獲得したT-ARA「Bo Peep Bo Peep (Japanese ver.)」がランクイン。9位には、こちらはアルバムチャート1位の東方神起の、アルバム収録曲「B.U.T(BE-AU-TY)」が、先週の69位から一気にベスト10入りしてきました。


今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

シングルチャートでもお伝えした通り、今週は韓国勢が、シングルとともにアルバムチャートでも1位を獲得しています。

【特典ポスター無】(通常盤)TONE(DVD付)(ジャケットA)

1位は東方神起のニューアルバム「TONE」が獲得。もっとも、東方神起は、一連のK-POPブームの前から人気があったグループなので、別格といった感もありますが。初動20万4千枚は、前作「ウェ(Keep Your Head Down)日本ライセンス盤」の3万8千枚より大幅アップ。ただ、前作は、韓国で発売されたアルバムの日本盤だったので、純然たる前作「The Secret Code」の15万8千枚よりもアップという結果になっています。

そして2位には、サカナクション「DocumentaLy」がランクイン!前作「kikUUiki」に続くベスト10ヒットなのですが、初動売上も、1万2千枚から2万9千枚に跳ね上がった前作に続き、さらに4万6千枚と大幅にアップ!ロックバンドの中では、今、もっとも勢いのあるバンドでは?

3位も韓国系のバンドFTISLAND「Best Recommendation For JAPAN-Our Favorite Korean Songs」がランクイン。韓国で発売した曲を収録したベスト盤的な作品。初動売上は3万1千枚。1位を獲得した、日本での1stアルバム「FIVE TREASURE ISLAND」の初動3万6千枚からは若干ダウンです。

今週は、初登場の多いチャートで、4位以下も6位まで初登場がズラリと並んでいます。

4位は女性シンガーソングライターアンジェラ・アキ「WHITE」が初登場。最近、ユニクロのCMでの彼女の「津軽海峡冬景色」が強い印象に残りますね。ただ、順位こそ前作「LIFE」の5位からアップしたものの、初動売上は2万5千枚から1万3千枚にダウンしてしまいました。

5位にはなんと、星野源「エピソード」がランクイン!ご存知SAKEROCKのリーダーで、俳優としても活躍している彼。数々のドラマの他、「ファイブミニ」のCMで上田樹里と共演していたので、曲は知らなくても、顔を見たことある方は多いのでは?前作「ばかのうた」は初動3千枚、36位初登場だったので、大きくランクアップ。初動売上も1万枚と、約3倍増になっています。

そして6位はACIDMAN「Second line & Acoustic collection」が入ってきました。タイトル通り、アコースティックカバーや、シングルのカップリングとして収録した、人気曲のセルフアレンジカバー曲を収録した、企画盤的アルバム。オリジナルとしての前作「ALMA」は、12位という不調でしたが、企画盤的内容ながらも、2作ぶりのベスト10ヒット。ただ、初動は1万7千枚から9千枚にダウンしています。

で、6位でわずか9千枚・・・CD不況とはいえ、初登場の多い週で、かなり厳しい現実を感じさせるチャートです・・・。9位10位にさらに初登場が2枚。

9位には、着うたチャートではおなじみの、女性ボーカリストとの着うたヒット狙いのコラボを連発している男性R&BシンガーKG「Still Goes On...」がランクイン。前作「Songs Of Love」は15位だったため、初のベスト10ヒット。初動売上8千枚も、前作の7千枚より微増しています。

そして10位には、ちょっと懐かしく感じる方もいるかも・・・アメリカのパンクバンドblink-182「Neighborhoods」がランクインです。90年代後半に、アメリカで絶大な人気を誇ったパンクバンドなのですが、ポップな要素が強く、評論家受けは悪かったのですが、日本のいわゆる青春パンク人気にも大きな影響を与えています。本作は、2003年の「Blink-182」以来の新作。初動売上7千枚は、16位初登場だった「Blink-182」の1万4千枚よりダウンしていますが、2003年とはアルバムの販売状況が違うため、初のベスト10入りになりました。

今週の着うた&アルバムチャートは以上!チャート評は、また来週水曜日に~。

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