アイドル系は今週も少なめ
今週のシングルチャート
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比較的、アイドル系の少ないチャートが続いています。とはいえ、今週1位は、ジャニーズ系。2位以下を圧倒してHey!Say!JUMPの「Magic Power」が獲得です。
映画「スマーフ」の日本語吹き替え版のテーマ曲。軽快なポップチューンで、初動売上21万7千枚を記録。これでデビューから8作連続1位となります。前作「OVER」の26万5千枚から大きく下回ったものの、前々作「『ありがとう』~世界のどこにいても~」の15万1千枚は依然大きく上回る結果になっています。
2位は氷川きよしの「情熱のマリアッチ」。初動売上6万枚は、前作「あの娘と野菊と渡し舟」の5万9千枚からほぼ横バイ。「マリアッチ」とは、メキシコの楽団の名前だそうですが、楽曲の雰囲気は哀愁のメロがラテンをイメージさせるのですが、「マリアッチ」は、あくまでも「雰囲気」のみ。以前も、同じように、曲のイメージだけでタイトルにしてしまう「虹色のバイヨン」という曲もありましたが、手法は全く同じですね。もっとも、この「外国の音楽ジャンルのイメージだけを織り込んで曲のタイトルにする」という手法は、歌謡曲の王道的手法ですが。
3位初登場は、ビジュアル系バンドJanne Da Arcのボーカル、yasuによるソロプロジェクトAcid Black Cherryの「ピストル」がランクイン。5ヶ月連続リリースシングルの第1弾。初動売上4万8千枚は、前作「少女の祈りIII」の4万7千枚から微増。ちなみに注目はカップリングで、なんとWANDSの「愛を語るより口づけをかわそう」のカバーを収録!来月発売予定の「シャングリラ」では、杏里の「悲しみがとまらない」、再来月の「蝶」では、久宝留理子の「男」をカバー。オーバーサーティーのおっさんホイホイな選曲になっています(笑)。
以下、ベスト4以下の初登場は・・・
ポルノグラフィティ「ワンモアタイム」が4位にランクイン。初動売上3万6千枚は、前作「EXIT」の4万2千枚からダウン。もっとも、前作はテレビドラマのタイアップがついていたため、初動売上がアップしていました。ただ、ノンタイアップシングルだった前々作「君は100%」の初動3万9千枚からも若干ダウンしているのが気になるところ。ポルノらしい、哀愁あるメロがインパクトのある歌謡ロックなのですが。
そして、先週の着うたチャートで1位だった倖田來未「愛を止めないで」は、シングルチャートでは6位にランクイン。映画「セカンドバージン」主題歌。初動売上3万枚は、前作「4TIMES」の5万4千枚から大きくダウン。生産限定盤だった前々作「POP DIVA」の3万2千枚よりも売上を落とす結果になってしまいました。
6位には、今週の数少ないアイドル系。韓国の男性アイドルグループ大国男児の「Love Parade」がランクイン。前々作「Love Power」に続く2作目のベスト10入りで、11位に終わった前作「Love Bingo!」の初動1万4千枚を上回る1万8千枚を記録しています。エレクトロアレンジなのですが、楽曲の雰囲気はジャニーズ系っぽい感じ。
今週のアイドル系は、この大国男児に、1位のHey!Say!JUMP、そして7位AKB48「フライングゲット」の3曲。ちょうどアイドル系のリリースの谷間なのでしょうか?
初登場最後。9位には女性ソロシンガーmiwaの「FRiDAY-MA-MAGiC」がランクインしています。日テレ系ドラマ「桜蘭高校ホスト部」主題歌。テンポよい軽快な、アメリカンロックテイストのポップスロック。ただ、初動売上1万4千枚は、前作「441」の1万6千枚から若干ダウンしてしまいました。
今週のシングルチャートは以上!アルバム&着うたチャートは金曜日に~。
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