傑作の次!その2
Title:GLOSS DROP
Musician:BATTLES
しかし、その後、中心メンバーのひとりだったタイヨンダイがまさかの脱退。3人組になったBATTLESは、あれだけの傑作を再びリリースできるのか・・・いろいろな意味で注目を集めました。
その結果なのですが、これだけの期待と重圧の中、リリースされた新作としては、十分に期待に応えられたアルバムだったように思います。
ダイナミックなドラムスのリズムを主軸に、様々なアイディアを詰め込んだ、ユニークで迫力のある楽曲の数々はあいかわらず。そんな中、どこかユーモラスさを感じる楽曲が多かったように思います。例えば「Wall Street」のどこかちょこまかしたサウンドや「Rolls Bayce」のシンセの音などには、どこかユーモアセンスが感じられます。
他にも、男性ボーカルを導入したアップテンポなポップチューン「My Machines」や、メロディアスな女性ボーカルナンバー「Sweetie&Shag」など、全体的に、前作以上にポップで楽しい雰囲気のナンバーが多く、バンド全体で盛り上げていこうという意気込みを感じられました。
前作を超えられたか、と言われると微妙な感じがするのですが、これも十分すぎるほど傑作・・・・・・と前作「MIRRORED」の時の感想を読むと、★4つの評価なんですか(^^;;うーん、今回、あらためて聴きなおしても、やはり十分「MIRRORED」は★5つの傑作だと思うんですが・・・(苦笑)。そんなわけで、前作の方が、良かったかな、とは思いつつも↓
評価:★★★★★
BATTLES 過去の作品
MIRRORED
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