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2011年6月28日 (火)

勝負の2作目!

Title:EUPHORIC HEARTBREAK
Musician:Glasvegas

Euphoric/Heartbreak

傑作の次の2作目・・・特にデビュー作が大きな話題になった新人バンドにとっては、大きな勝負作となります。

デビューアルバム「Glasvegas」が、あのアラン・マッギーに絶賛され、一躍、期待のバンドの仲間入りしたグラスゴー出身の4人組バンド。待望の2作目がリリースされました。

80年代~90年代のシューゲイザーサウンドそのままに、ノイジーなギターと、ポップで「キュート」という形容もできるようなメロディーが印象的だった彼ら。基本的には、2作目もその路線を引き継いでいます。「YOU」あたりが、まさに王道といった感じのシューゲイザー路線なのですが、その他も、ギターのホワイトノイズのポップなメロディーというスタイルは、前作から踏襲しており、ドリーミーな気持ちの良い音世界を繰り広げています。

ただ、前作と比べて、ちょっと変わったなぁ、と感じたのは、全体的に楽曲のスケールが広がった感じが。じっくりと歌い上げるミディアムテンポのナンバーが多くなったのも理由なのですが、いかにもインディーバンド然していた前作と比べると、スタジアムライブでの様子が浮かぶ・・・とまではいかないものの、ブレイクしたバンドらしい、大物然が出てきたような感じがしました。

まあ、確かに前作でも、教会音楽?とも思えるようなスケール感ある作品を聴かせてくれていただけに、これが、彼らの本来の姿なのかもしれません。変にインディーバンド的な狭い世界に閉じこもるバンドではなく、もっとスケール感の大きなバンド、なのかもしれないですね。

ただ、現時点では、聴いていてちょっと中途半端なようにも感じました。大物然としたスケール感がある割りには、楽曲のバリエーションは少ないし、前作ほどメロディーのキュートさが薄くなってしまったし・・・。決して悪いアルバムではありません。あれだけ評判が高かった新人バンドの2作目としては十分な出来だとは思うのですが、前作は超えられなかったかなぁ、という点も感じました。

売上的にも全英チャートで2位に入った前作に対して、本作はなんとか10位に入ってくるのがやっと。ちょっと苦戦しているのは否めません。勝負の2作目!とはいえ、まだまだ売上的には厳しい勝負どころが続きそう。3作目に期待!

評価:★★★★

Glasvegas 過去の作品
Glasvegas

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