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2011年6月11日 (土)

日本でも徐々に話題に

Title:James Blake
Musician:James Blake

James Blake

今年春先くらいから、CD屋の店頭で、彼の輸入盤CDが、大きくディスプレイされているのを見かけた方も少なくないのではないでしょうか。口コミなどでも話題が広がり、日本でも徐々に話題になってきたイギリスの新人ミュージシャン、JAMES BLAKE。イギリスBBCが、毎年、期待の新人ミュージシャンを順位付けして公表する「BBC Sound of 2011」でも2位にランクインしています。

このたび、ちょっとおくればせながら、彼のアルバムを聴いてみました。正直、CD屋で試聴した時、ちょっと地味な感じがして、最初、買うのをためらってしまっていたので・・・。

このアルバムでまず印象的なのが、ちょっとダヴィーで、静かにリズムを刻むドラムス。ここ数年、クラブシーンで話題の「ダブステップ」というジャンルで、「非常に太いベース音と、リバーブのかかったドラムパターン、細切れにされたサンプル音、時折挿入されるボーカルなどを特徴とする」らしいです。先日のRADIOHEADのアルバムでも、ダブステップを導入していましたが、ポップスシーンでも取り入れるミュージシャンが増えてきた、ということでしょうか。

ただ、このアルバム、そんな今風のクラブサウンド以上に強く印象に残ったのはメロディーライン。彼のボーカルは決して力強いとは言えませんが、しんみりと聴かせるソウル風のメロディーラインは、日本人の琴線にも触れそう。逆に、ちょっとひ弱な感じがするボーカルが、メロディーにマッチしているように感じられます。個人的には、ちょっとメロディーが、ANTHONY&THE JOHNSONSに近い印象も受けました。

そして、この悲しげなメロディーラインが、妙にダブステップのサウンドにマッチしているんです。最小限まで絞り込まれた音と、静かだけど微妙にインパクトのあるリズムパターン、そして時折入る、静かなピアノの音、それらがメロディーと絶妙にマッチし、音数が少ないだけに、非常に広い空間を感じさせる世界をつくりあげているように感じました。

確かに、パッと聴いた感じ、地味な印象は否めないのですが、アルバムを通して聴けば、気がつけばはまってしまう力を感じさせます。そろそろ今年も半分終わりそうなのですが、今年のベスト盤候補の1枚。要注目の新人です。

評価:★★★★★

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コメント

お久しぶりです。
JBいいですよね!
名古屋でもまたクアトロに来てくれるそうなので、楽しみにしています。

投稿: 501 | 2011年6月12日 (日) 19時12分

>501さん
そうなんですよ~。以前から気になっていたのですが、実際聴いてみたら予想以上によくてお気に入りです!
名古屋にも来るみたいなんですよね~。どうしようかなぁ。行きたいなあ・・・。

投稿: ゆういち | 2011年6月21日 (火) 01時11分

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