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2011年4月 1日 (金)

着うたは平常通り

今週の着うたチャート

2011年3月23日~2011年3月29日付チャート

今週は、東日本大震災の影響で、シングル及びアルバムに新譜がほとんどないチャートになりました。しかし、着うたチャートは通常通りのリリース・・・なのですが、初登場が少なめなのは、やはりCDの新譜が少ない影響を受けているのでしょうか?

ジェットコースターラブ(初回盤C)

そんな中、1位は、先週の3位から2ランクアップ。KARA「ジェットコースターラブ」が1位獲得です。シングルは、当初、3月23日発売予定だったのが、4月6日発売に延期になっています。待ちきれないファンが、着うたに流れたのでしょうか。

初登場2位はJuliet「サクラブ -桜、散る-」。前作「ユキラブ」は、着うたでも7位と不調だったのですが、新曲は2位とベスト3入り。このシングルも、当初3月30日発売予定でしたが、4月13日発売に延期になったようです。しかし、この「ラブ」シリーズ、いつまで続くんでしょうか?

また、加藤ミリヤ「勇者たち」が先週13位から7位にランクアップ。ベスト10入りしています。

で、実は着うたも、いつも通り、のはずなのですが、はじめてベスト10入りした新曲は、この2曲のみ。その反面、2曲がベスト10に返り咲きしています。

6位FUNKY MONKY BABYS「あとひとつ」が33位からランクアップ。昨年8月10日付チャートで4位に初登場。8月17日付の着うたチャートから2週連続で3位を獲得していますが、8月31日付チャート以来のベスト10返り咲き。3月18日に放送されたミュージック・ステーションでこの曲を、東日本大震災へのエールとして歌った影響でしょうか。

また、8位には植村花菜「トイレの神様」が22位からラップアップしベスト10返り咲き。こちらは1月25日付チャート以来のベスト10となりました。こちらは、なぜ急に売上が伸びたのか不明・・・。新曲がほとんどリリースされていない状況の中、旧譜に手が伸びたのでしょうか?


今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

シングルチャート同様、東日本大震災の影響でほとんど新譜のなかった今週のアルバムチャート。シングルチャート同様、旧譜の動きに要注目の今週のチャートです。

願いの塔(AL)

ベスト3は先週から入れ替わり。まず1位に先週2位のEXILE「願いの塔」がランクアップ。ケツメイシ「ケツノポリス7」は2位にランクダウンとなりました。さらに3位にはAVRIL LAVIGNE「Goodbye Lullaby」が5位からランクアップし、再ベスト3入り。売上は先週とほぼ横バイの2万3千枚と好セールス。ロングヒットの予感がします。誰にでもしたしみやすいポップなロックチューンが、幅広いリスナー層の支持を集めているのでしょうか。

今週、唯一の初登場となったのが10位。「戦国鍋TV ミュージック・トゥナイト~なんとなく歴史が学べるCD~」なるCDが初登場でランクインです。独立系UHF局で放送している歴史バラエティー「戦国鍋TV」の中の人気コーナー「ミュージック・トゥナイト」の曲を集めたCD。このテレビは全く見たことないのですが、You Tubeで試聴してみると、どこかで見たことあるようなミュージシャンに似たようなミュージシャンたちが、戦国時代を題材とした曲を歌っている・・・という、ちょっとB級感のあるバラエティー、といった感じなのかな?ちょっとおもしろそうなのですが。

他には、今週ベスト10に返り咲きしたアルバムが2枚。桑田佳祐「MUSICMAN」が13位から8位にランクアップ、倖田來未「Dejavu」が11位から9位にそれぞれランクアップしています。いずれも売上枚数は落ちているので、もっと急落したほかのアルバムに助けられた結果といった感じでしょうか。

着うた&アルバムチャートは以上。アルバムチャートは来週も、初登場がほとんどないという状況になりそう・・・。

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