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2011年2月27日 (日)

エレクトロを中心に、いろいろな曲が楽しめます。

Title:Kitsune Maison 10-The Fireworks Issue

Kitsune Maison Vol.10: the Fireworks Issue

Kitsuneレーベルからのコンピレーションアルバム第10弾。今回の作品は、第10弾ということもあり、全30曲2枚組という豪華な内容に。そして、エレクトロな作品をベースとして、相変わらず、様々なバリエーションの曲が並んでいました。

いきなり最初のCascadeur「Walker(Early Mix)」は、ピアノとノイジーなギターで、幻想的な世界を作り上げるナンバー。続くGuards「Don't Wake The Dead」もアップテンポなギターロックチューンで、エレクトロというイメージの強いKitsuneレーベルのコンピとしてはちょっと意外な印象を受けるスタートになっています。

基本的に、その後はエレクトロテイストの強いポップな楽曲が並びます。特にDISC1の中盤は、80年代風の香りの漂うナンバーが並び、ちょっと懐かしい感じを覚えるかもしれません。

DISC2は、エレクトロなナンバーが並びます。Icona Pop「Manners(Extended)」は、今風のロッキンエレクトロに、かわいらしい女性ボーカルが魅力的なナンバー。Teeth「See Spaces」は、金属音のような、独特のエレクトロサウンドが耳を惹きます。

Block Strobe「Me&Madonna(The Twelves Remix)」は、ストレートなダンスチューンといった感じ。爽やかなポップチューンになっていて、男女ボーカルも聴かせます。ひねりのないテンポよいリズムが心地よいナンバーになっています。また、Psychobuildings「Terror Management」も、ちょっとファンキーな独特のリズムが耳を惹きました。

そんな中でもThe Heartbreaks「Liar,My Dear」みたいなギターロックの曲もあったり(メロディアスで、ヒットポテンシャルも高そうなメロが魅力的です)と、まさにエレクトロと一言で言っても、幅の広いミュージシャンたちの曲を楽しめるコンピになっています。

今回、「これ!」といった特筆して取り上げたいようなミュージシャンは残念ながらいなかったのですが、それでもクオリティーの高いポップな楽曲が集まっていたと思います。また、このコンピで新たな魅力的なミュージシャンに出会えるかも。

評価:★★★★★

Kitsune Maison 過去の作品
Kitsune Maison 7
Kitsune Maison 9


ほかに聴いたアルバム

THE CIRCLE/BON JOVI

ザ・サークル

王道のBON JOVIといった感じ。聴いていて、いつも通りに楽しめる安定感。前作はカントリー色の強いアルバムになっていましたが、今回はゴリゴリとバンドサウンドが鳴り響く、ロックな作品になっています。大いなるマンネリといった感じで、目新しさは感じられませんが・・・それでもそれなりに楽しめてしまうのが、さすがといった感じでしょうか。

評価:★★★★

BON JOVI 過去の作品
Lost Highway

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