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2011年2月10日 (木)

モノノケたちの宴

ソウル・フラワー・モノノケ・サミット モノノケ・サミット2011!新春!初踊りツアー

会場:名古屋CLUB QUATTRO 日時:2011年2月9日(水) 19:00~

昨年末、ソウルフラワーのライブに行った時にはじめて知り、「行きたい」と思ったモノノケワンマン。行ってきましたよ!モノノケのワンマンライブはこれが2度目です。

この日のライブはゲストで上間綾乃という、沖縄民謡の歌手と、フォークシンガーの中川五郎がゲストで参加。まず最初は上間綾乃が三線1本持って登場。沖縄民謡と、THE BOOMの「島唄」の方言バージョン(といっても、THE BOOMのCDでリリースされたのとは異なるので、おそらく歌詞はオリジナルではないかと・・・)をしっとりと聴かせてくれました。

中川五郎は最初、アコギ1本で「主婦のバラード」、さらにはボブ・ディランの「Like A Rolling Stone」の日本語訳のカバーを披露。「Like A~」のラストでは激しくギターをかきならし、パンキッシュな一面も。その後はモノノケの大熊亘、奥野真哉、河村博司をバックに2曲聴かせてくれました。

そしてついに待望のモノノケサミットが登場!この時点で開演時間から1時間経過。待ちに待ったスタートといった感じでした。

ゲストの上間綾乃が島太鼓で参加していたので、総勢9名(!)というかなりにぎやかなメンバーがステージで演奏します。なんといってもモノノケのステージでは、伊丹英子やうつみようこ、河村博司も参加していますから、さながらソウルフラワーのオールスターズといった感じです。

この日のライブ、特に観客が少なかったのが目立っていました(T T)。中川敬もMCで、「裏で渋さがやっているから」(確かに、この日、ライブをやっていた渋さ知ラズとはファン層がかぶりそう)とか、「名古屋でオリンピックをやっているから」とか冗談で言っていましたが、丸椅子と丸机を何個か置いてあって、スペースを埋めていましたが、観客の数を数えようと思えば数えられそうなくらいの寂しさ。平日とはいえ厳しいなぁ・・・。

ただ、観客が少ない分、ライブはいつも以上にアットホームになっていたような感じがします。いつものクワトロなのですが、客が少なかったため、ステージと客席の距離がいつも以上に近かったような感じがしました。曲の合間合間にMCが入り、いい意味でグタグタした感じのステージ。ノリのよい曲で一気にテンションをあげる、というよりも、たくさんのいい曲とちょっとのおしゃべりで、まったりとした雰囲気でみんなで楽しもう、といった感じのステージでした。

最初は「辺野古節」からスタート。その後、前半は、「まっくろけ節」「ああわからない」など、添田唖蝉坊のナンバーを連続して演りました。さらには、韓国民謡の「トラジ」など(って、焼肉屋を思い出してしまうタイトルなのですが)で会場を盛り上げます。

中盤は、ゲストの上間綾乃がボーカルを取り沖縄民謡を披露したり、そして一番盛り上がったのは、やはり「インターナショナル」でしょうか。会場の空気が暖まってきた中盤で、「やはりこのタイミングで『インターナショナル』でしょう」の中川のMCと共にスタート。会場は一気にヒートアップしました。

また、この日は2月9日だったのですが、翌日2月10日は、モノノケがはじめてステージで演奏した日だったとか。モノノケ結成のエピソード(普通にテレビをながめていた中川を、伊丹英子が「歌いに行こう」の一言でひっぱりだした話し)や最初の頃のマスメディアへの取り上げられ方(「若手ロックバンド、懐メロを歌う」みたいな的をはずしたような記事)など、ユニークなエピソードを披露し、関東大震災の時の歌、「復興節」を演奏しました。

8時にはじまり、本編は9時に終了だったので、モノノケとしての本編は約1時間程度。もちろんその後はアンコールがスタート。アンコールでは中川五郎も登場し、一緒に盛り上げます。最初は中川五郎は横須賀の米軍基地に対する反戦歌「一台のリアカーで立ち向かう」を歌いました。ある意味、60年代の全共闘時代そのままの歌詞は、ちょっと時代を感じさせるものの、時代を超えてもまた同じメッセージを伝えようとするひたむきさ、純粋さはすごいなぁ、と素直に感心しました。

その後は、モノノケでも聴けたのはうれしい「満月の夕」、そして最後は「東京節」で再度会場を盛り上げ、ライブは終了・・・と思いきや、ダブルアンコールへ。ダブルアンコール後の曲は・・・すいません、ちょっとタイトルはわからなかったのですが、上間綾乃がボーカルを取る、沖縄民謡で締めくくりました。

アンコール含めて、本編は約1時間40分程度。全部で2時間40分程度のステージ。全部あわせるとかなりの長丁場だったのですが、あっという間に終わってしまったライブでした。前にも書いたのですが、ソウルフラワーらしい祝祭色あふれて・・・というよりも、アットホームな、マッタリとした感じのステージ。観客が少なかったのはちょっと寂しかったのですが、その分、ステージとの近さを感じられたステージだったと思います。

これで、昨年の12月を含めて、近い間隔でソウルフラワー&モノノケを見たのですが、やはり楽しいなぁ、彼らのステージは。この日は、実は椅子に座って、ちょっとまったりしながら見ていたのですが、それでもとても楽しめたステージでした。また近いうちにソウルフラワー&モノノケのステージ、是非見に行きたいです!

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