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2011年2月25日 (金)

アルバムチャートも新譜ラッシュ

今週の着うたチャート

2011年2月16日~2011年2月22日付チャート

今週は、初登場から2週目にして、あの曲が1位を獲得です。

今のキミを忘れない

ナオト・インティライミ「今のキミを忘れない」が、2週目にして、西野カナを下しての1位獲得となりました。シングルチャートでは26位と奮わなかったのですが、着うたチャートでは上位を獲得しました。いわゆる一般的な着うた受けする感じの曲ではないと思うのですが・・・。気になるけど、シングルを買うほどじゃない、という方が多いということなのでしょうか?

2位は西野カナ「Distance」がワンランクダウン。3位にはAKB48「桜の木になろう」がシングルのヒット効果でしょうか?6位から3位にランクアップ。2週ぶりにベスト3返り咲きです。

初登場組では最高位は5位TEE「電話で抱きしめて」でした。2月23日発売予定のシングルからの先行配信。メロウなソウル風のバラードナンバーを歌う男性シンガーソングライターの3枚目。前作「ベイビー・アイラブ・ユー」がUSENで22週連続ランクインしたという記録がニュースになっていました。

6位には、ガールスバンドSCANDAL「Pride」がランクイン。シングルチャートでは、先週のチャートで7位にランクインしています。続く8位にはコブクロ「流星(ドラマバージョン)」がランクイン。今週のシングルチャートで3位にランクインしたニューシングル「Blue Bird」の初回限定盤購入者や、ファンクラブ会員のために期間限定で配信された着うた。「流星」がドラマ主題歌に使われた「流れ星」の作中で使われたピアノとストリングスでアレンジされたバージョンだそうです。ちなみに「流星」自体も今週37位にランクイン。49位よりアップしており、ドラマバージョンの影響でしょうか?

ベスト10圏外からのランクインとしては、4位にサスケ「青いベンチ」がランクアップしています。サスケは2000年代前半、ストリートライブ出身としてデビューした男性2人組デゥオ。この「青いベンチ」が最高位8位を記録するなどヒットしましたが、2009年に解散しています。今回、テゴマスがこの曲をカバーしシングルとして発売。そのため、原曲も着うたチャートでヒットを記録しました。


今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

シングルチャートは、全10曲すべてが新曲という驚異の新譜ラッシュだったのですが、アルバムも10枚中9枚が新譜という結果になっています。

2-NI-

そんな新譜ラッシュを制したのがゆず「2-NI-」。見事2作連続の1位獲得となりました。ただ、初動売上は9万枚。前作の11万4千枚からダウンし、10万枚を切ってしまいました。

2位は、同時発売のシングル「ダイジナコト」が4位に入ってきたAAA「Buzz Communication」。初動5万枚は、ちょうど1年前にリリースされた前作の4万2千枚からアップしています。ここ最近のシングルはすべて小室哲哉が手がけていますが、このアルバムは全曲小室先生が作曲を手がけています。

3位にはAqua Timez「カルペ・ディエム」がランクイン。ベスト盤を挟んで約2年ぶりのオリジナルです。「カルペ・ディエム」とは、ラテン語で「その日を摘め」という意味で、古代ローマの詩人ホラティウスの詩に登場する語句だそうです。初動は2万枚。オリジナルとしての前作「うたい去りし花」は初動5万9千枚なので、約3分の1。かなり厳しい結果になっています。

以下・・・4位はDEEP「LOVE STORY」。EXILEの弟分的な男性4人組ユニットです。以前はCOLORという名前で活動しており、その時はアルバムもベスト10ヒットを記録しているのですが、DEEP名義になった前作は最高位11位。これが初のベスト10ヒットになりました。初動1万4千枚も、前作の1万1千枚からアップです。

5位Galileo Galileiは、これがメジャー初のフルアルバムとなる北海道出身の4人組バンド。「パレード」で、初のベスト10ヒットとなりました。シングルのタイアップにも恵まれましたが、徐々に人気を確保してきています。しかし、インパクトあるバンド名ですね~。

6位は、韓国の男性アイドルグループSUPER JUNIORの来日記念盤「SUPER JUNIOR JAPAN LIMITED SPECIAL EDITION-SUPER SHOW3 開催記念盤-」がランクインです。初のベスト10ヒットとなっています。

7位には、L'Arc~en~Cielの、3枚同時発売となったベスト盤「TWENTY 2000-2010」が入ってきました。ベスト盤としては前作「The Best of L'Arc〜en〜Ciel」は、「1998-2000」が初動12万4千枚、「1994-1998」が12万枚売り上げましたが、今回は、一番売れた「2000-2010」が初動わずか1万2千枚・・・。もっとも、前のベスト盤は2003年と、まだCDが売れていた時期なので、単純比較は出来ませんが・・・。ちなみに、「1997-1999」が11位、「1991-1996」が12位と、いずれもベスト10入りをのがしています。「1997-1999」が、もっとも勢いがあり売れていた時期に思うのですが・・・「2000-2010」が一番売れるのですね。ちょっと意外。

9位には、LGYankees「BARIBARI LGYankees」が入ってきました。着うたチャートではおなじみの仙台のHIP HOPユニットですね。ゲストに大友康平、さらに、「春風」では渡辺美里をフューチャー(!)したアルバムになっています。でも、手放しで「豪華!」というのはちょっと微妙かも。20年前だったら、ビックリするくらい豪華な面子、と言えるのですが(苦笑)。

最後。こちらもどちらかというと着うたチャートで見かける名前。男女2人組ユニットMAY'S「Crusing」が10位ランクインです。ただ初動売上1万1千枚はオリジナルとしての前作「Amazing」の2万1千枚から大幅ダウン。ギリギリのベスト10ヒットとなりました。

着うた&アルバムチャートは以上。チャートはまた来週の水曜日に~。

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