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2011年1月20日 (木)

アラフォー男のリアリティ

Title:ARE YOU READY?
Musician:斉藤和義

ARE YOU READY?

また、せっちゃんらしいキラーチューンが誕生しました!このアルバムの先行シングルで、CMソングとしてもおなじみの「ずっと好きだった」。往年のアイドルが登場するCMも話題になりましたが、そんなCMにもピッタリな作品。学生時代のあこがれのあの子に同窓会で再開する歌詞は、リアルに経験がなくても、思わずキュンとしてしまいます。

この曲に限らず、相変わらず同世代、40代の男性のリアルな心境を描くのが上手いですね~。「ずっと好きだった」と並んで、同世代の心境を見事に描いたのが、スチャダラのBoseをゲストに迎えてラップを導入した「いたいけな秋」でしょう。いつの間にか40代半ばになってしまった自分を見つめなおした歌詞は、まだ30代半ばの私にとっても、胸に来るものがあります。

前作「月が昇れば」は、ちょっと低迷気味だったせっちゃんの久しぶりの傑作でしたが、おそらく彼、今、勢いがあるんでしょうね。前作に引き続きの傑作アルバムに仕上がっていました。アルバム全体としては、どちらかというと前作に軍配があがりそうですが、キラーチューンが収録されている、という意味では、こちらに軍配があがりそうです。

そのキラーチューン「ずっと好きだった」もそうだったのですが、今回のアルバムの特徴は、ロックテイストを強く感じた、という点。特に前半、タイトル曲の「Are you ready?」「Small Stone」など、ギターを聴かせるロックなナンバーが続いていました。

また、豪華なゲストとのコラボレーションも話題のひとつ。「いたいけな秋」のスチャダラパーBoseもそうですが、「黒塗りのセダン」では中村達也がドラムスで参加。「罪な奴」ではコーラスにリリー・フランキー、妻夫木聡、真島昌利も参加していたりします。

その様々なゲストの影響でしょうか、ロックテイストが強い前半と比べて、後半はラップあり、ジャジーな曲あり、ドゥーワップ調の曲ありと、バラエティー富んだ作風になっていました。

いずれにしろ、今の斉藤和義の勢いを強く感じることが出来た傑作になっていました。ちなみにWikipediaですら無視されているのですが(笑)、なにげに日本レコード大賞優秀アルバム賞を受賞しています。ここらへんでは、一応レコ大も「優れた」作品を選んでいるんですね。

評価:★★★★★

斉藤和義 過去の作品
I (LOVE) ME
歌うたい15 SINGLES BEST 1993~2007
Collection "B" 1993~2007
月が昇れば
斉藤“弾き語り”和義 ライブツアー2009≫2010 十二月 in 大阪城ホール ~月が昇れば 弾き語る~


ほかに聴いたアルバム

LIFE/アンジェラ・アキ

LIFE

ここに来て、かなり楽曲全体として安定感が出てきたなぁ、といった感じ。いい意味でも悪い意味でも優等生的で、「優れたポップソング」として、幅広い層が聴いて楽しめそうな作品。ただ、逆にさらりとBGM的に聴きながされそうなリスクも・・・。

評価:★★★★

アンジェラ・アキ 過去の作品
ANSWER

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