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2010年12月

2010年12月31日 (金)

2010年ベストアルバム(暫定版)

今年もあと数時間となりました。今年も1年間、当サイトをご愛顧いただいて、誠にありがとうございました。今年最後の更新は、恒例の年間ベストの暫定版。まだ、2010年のアルバムで聴いていないものもあるため、正式版は、例のごとく、1月下旬あたりにあらためて・・・。

 

邦楽編

まず、上半期のベスト5は・・・

1 2010/クラムボン
2 友達を殺してまで/神聖かまってちゃん
3 マニフェスト/RHYMESTER
4 THERE'S NO TURNING BACK/THE BAWDIES
5 カンチガイもハナダハしい私の人生/KAN

上記にプラスにして、ベスト10候補としては・・・

Music Is My Life/福原美穂
World end Happy end/ウラニーノ
10's/OKAMOTO'S
TAKE YOUR PICK/Larry Carlton&Tak Matsumoto
言葉にならない、笑顔を見せてくれよ/くるり
JAPANESE POP/安藤裕子
BUOYANCY/キリンジ
とげまる/スピッツ
KIMONOS/KIMONOS
キャンプ・バンゲア/ソウルフラワーユニオン
つまんね/神聖かまってちゃん
みんな死ね/神聖かまってちゃん

あたりでしょうか?今年の邦楽シーンは、ヒットチャートではシングルベスト10で嵐とAKB48が独占という異常事態が起きたのですが、シーン全体としては、むしろかなり充実した1年にような印象を受けました。特に、ここ最近、実力のある新人バンドが続々とデビューし、傑作をリリースしています。ここで紹介している分でも、神聖かまってちゃんにTHE BAWDIES、OKAMOTO'Sにウラニーノなどなど・・・。下期もかなりの傑作がリリースされています。

洋楽編

こちらも上半期ベスト3は・・・

1 CONTRA/VAMPIRE WEEKEND
2 Plastic Beach/GORILLAZ
3 Shadows/TEENAGE FANCLUB

こちらも、上記にプラスして、ベスト5候補としては・・・

MAYA/M.I.A.
THE SUBURBS/ARCADE FIRE
TIN CAN TRUST/LOS LOBOS
WAKE UP!/John Legend&The Roots
SWANLIGHT/ANTONY AND THE JOHNSONS

洋楽は、上期に関しては、ちょっと停滞気味に感じたのですが、下期に関しては、傑作が続々とリリース。正直、今の段階でも5枚を選ぶのが苦労しそうな結果になっています。

世界中で、CDの売上が芳しくなく、音楽シーンとして、あまり明るい話題が少ないのですが、今年、リリースされたCDに関して言えば、個人的にはかなりの勢いを感じました。なんだかんだいっても、リリース形態がCDから配信に変わっても、素晴らしい音楽は、変わらず世に出てくるのではないかなぁ~なんてちょっと楽観的なことを考えつつ。

2011年もたくさんの素晴らしい音楽に出会えますように。

それでは、みなさま、よいお年を!!

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2010年12月30日 (木)

アメリカの香りが

Title:HOBO's MUSIC
Musician:山崎まさよし

 山崎まさよし/Hobo’s Music

山崎まさよしといえば、かつて斉藤和義、中村一義と並び、「平成の3よし」なんて呼ばれ方をしていた時代がありました。かつてはその3人の中で、売上の側面では圧倒的な人気を誇っていました。で、このアルバム、偶然なのですが、斉藤和義のニューアルバムと同日発売となったのですが・・・結果は、ヒットチャートでは斉藤和義のアルバムが、山崎まさよしの上を行く結果になりました。

最近の斉藤和義は、再び勢いを取り戻してきたので、やはり最近の勢いの差かなぁ・・・なんて漠然と思ったのですが・・・・・・ごめんなさい!最近、勢いを取り戻してきたのは、セっちゃんだけじゃなかったんですね。山崎まさよしの前作「IN MY HOUSE」も傑作でしたし、続くこのアルバムも、文句なしの傑作に仕上がっていました。

今回のアルバムタイトルになっている「HOBO」という言葉。ちょっと不思議な響きのする単語で、音楽を聴いていると、時々、耳にしたりするのですが、Wikipediaによると

「ホーボー(Hobo)は、アメリカで19世紀の終わりから20世紀初頭の世界的な不景気の時代、土地から土地へ働きながら渡り歩いた渡り鳥労働者のこと。ホームレスのサブカルチャーの一員。」

だとか。アメリカの自由なスピリッツを体現する人たちとして、一種の憧れと共感を持ってみられたそうです。

そんなHOBOをタイトルとした彼の新作は、そのHOBOのように、音楽の世界で自由に遊んでいるよう・・・というのは、ちょっともってつけたような感想かな??(^^;;

力強いアコースティックなファンキーチューンの「シングルマン」「Introduction」、レゲエ風の「HOBO Walking」、アコギ弾き語りのバラードナンバー「ブランコ」など、様々な曲調が楽しめます。

ただ、どの曲も、ちょっと渇いた感じの作風は、ちょっとアメリカの大地を思わせるよう。実際、「Let's from a R&R band」のような、いかにもアメリカンロック風の作品もあり、全体的にアメリカで放浪するHOBOをイメージさせるような、まさにタイトル通りの内容だったと思います。

そんなバリエーション富んだ作風は、どれも山崎まさよしの力強いボーカルとポップなメロディーが魅力的な、勢いを感じさせる楽曲ばかり。前作に続く傑作アルバムで、これだけの勢いがあれば、再び売上の側面でも火がつくのでは?斉藤和義に山崎まさよしに、これからは大人の男のシンガーがもっと活躍してくれ・・・ればいいなぁ。

評価:★★★★★

山崎まさよし 過去の作品
COVER ALL-YO!
COVER ALL-HO!

IN MY HOUSE

で、このアルバムがリリースされるちょっと前に、山崎まさよしも参加している福耳が、山崎まさよしトリビュートとして、こんなアルバムをリリースしました。

Title:HOME~山崎まさよしトリビュート
Musician:福耳

HOME~山崎まさよしトリビュート~

以前は、COILの楽曲をみんなで歌ったトリビュートアルバムをリリースしましたが、このアルバムはその第2弾。今度は、山崎まさよしのアルバムを思い思いにカバーしています。

このアルバム、特にオフィスオーガスタのミュージシャンの個性が前面に出ているのがとてもおもしろい。妖艶なボーカルを聴かせてくれる杏子姉さんの「ペンギン」をはじめ、無骨な弾き語りが男臭い竹原ピストルの「未完成」、かすれたボーカルが味わい深い長澤知之の「妖精といた夏」など、実に個性派揃い。

その中でも特によかったと思うのは、COILのメンバー2人によるカバーで、岡本定義は「水のない水槽」をボッサ風にカバー。原曲とは違った雰囲気で、曲のあらたな魅力を醸し出していましたし、佐藤洋介は「ガムシャラバタフライ」をロッキンエレクトロなアレンジでカバーし、これまた、印象に残りました。山崎まさよしのトリビュートなのに、COILの新譜を、早く聴きたいなぁ、なんて思ったりして(笑)。

山崎まさよしのトリビュートというよりも、山崎まさよしの曲を使って、オフィスオーガスタの人たちが、思い思いに自分を表現したアルバムといった感じ。いや、でもすごく楽しかったです。それぞれのミュージシャンの個性が、実によく出ていたアルバムだと思いました。

評価:★★★★★

福耳 過去の作品
10th Anniversary Songs~tribute to COIL
福耳 THE BEST ACOUSTIC WORKS

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2010年12月29日 (水)

今年最後のシングルチャート

タイトル通り、今年最後のシングルチャートとなります。

今週のシングルチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

今年最後のシングルチャートは、コラボシングルが1位を獲得しています。

Dream ON(ジャケットA)

1位はURATA NAOYA feat.ayumi hamasaki「Dream ON」。URATA NAOYAとは、AAAのメンバー浦田直也のことだそうで、浜崎あゆみと組んだコラボレーションシングルが1位を獲得しました。ただ、初動売上は4万枚と、かなり寂しい結果に。AAAの直近のシングル「PARADISE」の初動4万6千枚も下回っています。もっとも、AAAの売上と比べると、ソロとしては十分健闘した結果とも言えるのですが・・・。

2位は先週1位Hey!Say!JUMP「『ありがとう』~世界のどこにいても~」がワンランクダウン。3位はAKB48「チャンスの順番」が先週と同じく3位をキープです。AKB48は、今週、「ヘビーローテーション」も、先週の20位から8位にランクアップしベスト10に返り咲いています。年末のテレビの音楽番組の影響でしょうか?

初登場組では・・・

5位に、人気声優小野大輔「熱烈ANSWER」がランクイン。テレビ朝日系アニメ「バトルスピリッツ ブレイヴ」のエンディングテーマで、自身初のベスト10ヒットとなりました。

6位に入ってきたのがTHE RICECOOKERS「NAMInoYUKUSAKI~TV SPECial COLLECTION」がランクインです。THE RICECOOKERSは、はじめて名前を聴くバンドですが、バークリー音楽大学に通うメンバーによりアメリカのボストンで結成された日本人バンドだとか。このシングルは、TBS系ドラマ「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」の主題歌に採用され、見事ベスト10ヒットを記録しました。経歴は結構すごい感じのバンドなのですが・・・ただ、この曲を聴く限りだと、それなりにしっかりしたサウンドを奏でるバンドなのは間違いないものの、よくありがちなギターバンドというイメージしか・・・アルバム単位で聴いてみないと、なんともいえないのですが。

7位はGIRL NEXT DOOR「運命のしずく ~Destiny's star~」がランクイン。初動売上9千枚は前作からほぼ横バイ。ようやく、下げ止まった感がありますが、やはり依然厳しい状況です。タイアップは映画「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦! ベリアル銀河帝国」主題歌。場合によっては強烈なタイアップになるかもしれませんが、デビュー当初のドラマタイアップと比べると、力の入れ方が・・・・・・。

初登場最後は9位に韓国の男性アイドルグループZE:A「ラヴ☆レター」がランクイン。デビュー作で、いきなりのベスト10ヒットとなりました。なんか、次から次に出てきてはヒットしていて、ちょっとしたバブルみたいな状況ですね・・・。

そして、今週、98位に、山下達郎「クリスマス・イブ」がランクイン!これでなんと、1987年から25年連続のランクインです。さすがにここ最近では、街角でこの曲が流れる機会は減ってきましたが、それでもやはりクリスマスの時期になると、どこかが流れるこの曲。本当に驚くべき人気ですね。

今週のシングルチャートは以上。来週のシングルチャートはお休みなので、次のシングルチャートは再来週になるそうです。着うた&アルバムチャートは金曜日に~。

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2010年12月28日 (火)

アバンギャルド(?)なポップスバンド

Title:少女の証明
Musician:アーバンギャルド

少女の証明

ちょっと(かなり?)不気味なジャケットと、意味深なタイトルが、なんともいえない想像力をかきたてられますが(笑)。アーバンギャルドは、最近、徐々に話題となっているミュージシャン。このアルバムが3rdアルバムらしいのですが、このたび、はじめて聴いてみました。

楽曲は、メロディアスなテクノポップ。チップチューン的な要素を組み込みつつ、ちょっとチープな感じのアレンジになっていますが、これが歌詞の世界に妙にマッチしていて効果的。メロディーラインも、歌謡曲風で、耳なじみやすいメロディー。ただ、そんなメロディーもアレンジも、どこか妙な毒をはらんでいるようで、聴き終わった後に、耳に残ります。

そして、それ以上にインパクトがあったのが歌詞の世界。タイトル通りの少女(女子高生)を主人公にして、現在の消費社会の中で生き、消費されていく彼女たちの言葉を、シニカルに描いています。

ただ、彼らの音楽を聴いていると、とてもクレバーなものを感じました。つまり、感性を楽曲にぶつけているというよりも、実によく考えられてつくられているなぁ、ということ。

楽曲は、いわゆるアングラ風につくられているのですが、そもそも、資本主義的な社会に対するアンチ資本主義的なスタンスという作り方自体が、よくありがちなパターン。固有名詞なども上手く用いて、楽曲の雰囲気作りに成功しています。主人公を女子高生(風)にして、どことなくエロティシズムを醸し出しているのも、上手いなぁ、と思います。

そんなある意味狙いすぎな部分がありながらも、それが決して嫌味になっていないのは、あくまでもユーモラスにまとめあげられているからではないでしょうか。タイトルからしてユーモラスな「あたま山荘事件」だったり、「保健室で会った人なの」みたいに数え歌にしていたり。

ただ、これだけアングラ風味を醸し出していながら、ボーカル浜崎容子の、無機質なクリアボイスのため、楽曲から勢いというか、ある種の熱量を感じさせません。そういう意味で、本気でアングラで行こうとしているというよりも、あくまでも「アングラ風」を目指しているだけなのでしょう。このどこか醒めた感覚は、実に今時のバンドならではだなぁ、という感じを受けました。

好き嫌いはありそうですが、実に個性的で、とてもおもしろいバンドだと思います。クレバーさを感じる楽曲作りといい、熱量のない楽曲の雰囲気といい、どこか相対性理論に似たようなものも感じるのですが・・・。彼らもまた、これから、まだまだ注目を集めそうです。

評価:★★★★★


ほかに聴いたアルバム

ZOOMANITY/a flood of circle

ZOOMANITY

1曲目。ガツンと来るブルージーなインストに、文句なくカッコいい!と思うのですが・・・ボーカルとメロディーが入ると、途端に淡白な感じになるんだよなぁ。バンドサウンドに関しては文句なしと思うんだけども。ただ、デビュー当初に感じた「若いなぁ」という感じは薄くなっています。いい意味でいえば、バンドとして成熟してきたのですが、逆に、デビュー当初のような勢いもなくなってきた、という感じもなきにしもあらず・・・。

評価:★★★

a flood of circle 過去の作品
泥水のメロディー
BUFFALO SOUL
PARADOX PARADE

Whistle/HY

Whistle

今年の紅白、初出場が決まり話題のHY。ミディアムテンポのナンバーやバラードナンバーが多く、メロディーをしっかりと聴かせる曲がメイン。HYといえば、メロディーの良さには定評がある・・・はずなのですが、正直、今回のアルバムに関してはいまひとつ。インパクトが薄めで、アルバムを聴いているうちにちょっと飽きてしまったかも。

評価:★★★

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2010年12月27日 (月)

復帰直後のライブ音源

Title:2004.05.01-Indio,CA
Musician:PIXIES

Pixies_2

10月に、フリーダウンロードという形で提供されたPIXIESのライブ音源。現在も、まだ下記のサイトでフリーダウンロードは続いている模様です。

http://www.lalapixiesloveyou.com/

2004年のコーチェラフェスでのライブ全20曲がフル収録されている模様。6年も前の音源を、何故にいまさら??という気もしないでもありませんが、再結成直後のライブということで、彼らにとっても大きな意味のあるライブだった、ということでしょうか。

このライブでは「Bone Machine」にはじまり、「Wave Of Mutilation」「Monkey Gone To Heaven」「Debaser」、さらには「Here Comes Your Man」などなど、彼らの代表曲が並んでいます。ファンにとってはもちろんですが、フリーダウンロードということで、まだ彼らを聴いたことない方も、これを機に、PIXIESを聴いてみる、というのはいかがですか?

彼らのライブは、ベテランらしい安定感がある一方で、どこか若々しさもあわせもっています。正直、ライブ音源は、オリジナルアルバムに比べて、あらたな発見、みたいなものはなく、オリジナルと大きな差はないような感じがします。ただ、彼らの場合はオリジナルを忠実に演奏している、というよりも、オリジナルアルバムの方が、ライブ感覚を持って録音された、のかもしれません。

ただ、2004年の再結成後、ライブを普通に続けていて、先日もサマソニに来日したばかり・・・。いや、PIXIESのライブを見れたのはとてもうれしかったのですが、ライブばかりじゃなくて、どうせなら新譜をリリースしてほしいなぁ、なんて思ってしまいます。なんか、懐メロばかりに頼って、地方をドサ周りする演歌歌手みたいで、ファンとしてはちょっと悲しく感じられる部分も・・・・・・。

評価:★★★★

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2010年12月26日 (日)

バラエティー富んだ名曲がズラリ

今回紹介するのは、今年の7月から10月にテレビ東京系ドラマ「モテキ」で使用された楽曲を集めたコンピレーションアルバム。話題になった漫画のドラマ化で、漫画のタイトルにも曲名が使われていたり、以前から、音楽とのつながりが強かった漫画、だそうです。

で、今回2枚同時に発売されたわけですが・・・

Title:モテキ的音楽のススメ~土井亜紀・林田尚子盤

モテキ的音楽のススメ~土井亜紀・林田尚子盤~

Title:モテキ的音楽のススメ~中柴いつか・小宮山夏樹盤

モテキ的音楽のススメ ~中柴いつか・小宮山夏樹盤~

サブタイトルについている女性の名前は、漫画/ドラマに出てくるヒロインの名前だそうです。

実は、「モテキ」に関しては、漫画もドラマも見ていません(^^;;それでも、このコンピレーションがなかなか魅力的だったので聴いてみたわけです。

とにかくおもしろいのがその選曲。ちょっと情けない男性を主人公としたラブソング・・・というゆるい括りはあるのですが、実にバラエティーの富んだ選曲が魅力的です。サブカル系のロックバンドから、歌謡曲、90年代のJ-POP、パンクバンドにテクノグループ。最近のミュージシャンからベテランやちょっと懐かしいミュージシャンまで並んでいて、ノスタルジックな気分に浸れたり、最近のシーンの状況を垣間見れたり。

選曲された曲はどの曲も名曲、というよりも「佳作」といった表現がピンと来るでしょうか?そのミュージシャンを代表する傑作というよりも、決して派手じゃないかもしれないけども、ファンにとっては大切にしたい曲、といった感じかもしれません。

参加しているミュージシャンに、自分がファンのミュージシャンがいたら、聴いてみて損はないコンピレーションだと思います。これをきっかけに、新しいミュージシャンに出会えるかも。

ちなみに、個人的にはどちらかというと「土井亜紀・林田尚子盤」がよかったかな?まず、大江千里の「格好悪いふられ方」にノスタルジーを感じました。リアルタイムではあまり好きな曲じゃなかったんですけどね~今、聴くと、この曲、かなりいいですね、やはり。

他にも森高千里にも懐かしさを感じたりしましたが、なんといっても、Fishmansや電気グルーヴ(=ギ・おならすいこみ隊)に岡村靖幸など、豪華な顔ぶれが魅力的。ナンバガなどは、どちらのアルバムにも収録されているのですが、今聴いても、あの音の独自性はずば抜けているなぁ。

「中柴いつか・小宮山夏樹盤」も、神聖かまってちゃんが収録されていたり、今のシーンにめくばせをしながら、中谷美紀や柴田恭兵(!)などの曲も魅力的(「MIND CIRCUS」は名曲です、まじで)。ただ、アルバム全体のインパクトとしては、ちょっと劣ってしまっていたかも・・・。

評価:
土井亜紀・林田尚子盤 ★★★★★
中柴いつか・小宮山夏樹盤 ★★★★


ほかに聴いたアルバム

Musique a la Carte/KOKIA

Musique a la Carte

ビートルズやサイモン・アンド・ガーファンクル、プレスリーに「Amazing Grace」などのスタンダードナンバーなど、全体的にはおなじみの有名曲が多いカバーアルバム。KOKIAのボーカルを生かしたアコースティックなカバーがほとんど。ただ、全体的には卒がない感じのカバーで、新たな発見みたいなものはなかったのが残念。彼女のクリアボイスは相変わらず魅力的だとは思うのですが。

評価:★★★★

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2010年12月25日 (土)

アットホームな暖かい雰囲気

Title:虹色の花咲きほこるとき
Musician:つじあやの

虹色の花咲きほこるとき

気がついたら、つじあやののオリジナルアルバム、約2年と10ヶ月ぶりなんですね~。ちょっと意外でした。間にカバーアルバムとベスト盤の発売があったから、そんなに長いスパンが開いていた感覚がないんだよなぁ・・・。

今回のアルバムは、歌詞とメロディーから、特に暖かいものを感じました。

シンプルなメロディーは相変わらずなのですが、今回、特に、アットホームな空気を感じさせる歌詞の曲が多く収録されていたと思います。そんな中でも一番印象に残ったナンバーが「陽のあたる教室」。学生時代をテーマにした歌詞で、「出町柳」「深草駅」など、固定名詞も登場します。深草駅は彼女の出身大学である龍谷大学の最寄り駅なので、まさに彼女が学生時代を思い出して書いたナンバーでしょう。アコギとウクレレのみのシンプルでフォーキーなアレンジも含めて、彼女の原点に立ち返ったようなナンバーでした。

彼女の学生時代、といえば、他にも、タイトルそのもの京都をテーマとした「京都アイラブユー」なんて楽曲もおさめられたりもしています。

アットホームといえば、タイトルそのままの(笑)「愛情ラブソング」も心に残りました。ラブソングといっても、心の通った夫婦の間に流れる愛情を歌ったような曲。ありふれた日常の中で、相手を思う心を歌っています。ラストも「ありがとう 本当にいつも応援してくれて」と、相手に対する感謝で締めくくっていて、とても暖かいものを感じさせてくれます。

他にも前向きなラブソング「Gift Song」や、日本的なメロディーと歌詞が暖かい「あさきゆめみし」、情熱的ながらも同時に暖かみも感じる「My Sweet Baby」、さらに最後は、親に対する感謝の気持ちを歌った「不束な娘だけれど」などなど。どの曲も、等身大というか、あくまでも身近な内容を歌いこんだ、暖かい雰囲気の曲が並んでいました。

聴いていてほっとするような、心温まる素敵なポップソング。決して派手さはないけれども、聴き終わった後、心の中に、何かが残るようなアルバムだと思います。

余談。今回のアルバム、なんか彼女のトレードマーク、ウクレレの登場が少なかったような。まあ、最近は、あまりウクレレが前面に出ていない作品も多いのですが。逆に、ウクレレみたいなわかりやすい特徴がなくても、つじあやのとしての世界を出せるようになってきた、ということでしょうか?

評価:★★★★★

つじあやの 過去の作品
Sweet,Sweet Happy Birthday
COVER GIRL2
つじギフト~10th Anniversary BEST~


ほかに聴いたアルバム

真夜中の動物園/中島みゆき

真夜中の動物園

前作「DRAMA!」が、「夜会」に使用された曲を集めたアルバムだっただけに、純然たるオリジナルとしては約3年ぶりの新作。「ハリネズミ」「鷹」「サメ」とタイトルに動物が登場する局が並んでいるのは「真夜中の動物園」というタイトルを意識して??(「サメ」は動物園にはいないとは思いますが・・・)いい意味で、いつもの中島みゆきらしい、心に染みるようなメロディーと奥深い歌詞の曲が並んでいるアルバム。いつも通りといえばいつも通りですが、これだけの曲を何十年もコンスタントに書いてくるのは、さすがです・・・。

評価:★★★★

中島みゆき 過去の作品
DRAMA!

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2010年12月24日 (金)

Merry Xmas!!

という訳で、今日はクリスマス・イヴ。でも、ヒットチャートはいつも通りの更新です(笑)。

今週の着うたチャート

2010年12月8日~2010年12月15日付チャート

着うたチャートは、クリスマスにふさわしく、クリスマスらしい曲が上位に入ってきています。

【送料無料】宇多田ヒカル / UTADA HIKARU SINGLE COLLECTION VOL.2 【CD】

まず今週1位は、宇多田ヒカル「Can't Wait 'Til Christmas」が8位から一気にランクアップし、1位獲得です。先日、発売されたベストアルバム「UTADA HIKARU SINGLE COLLECTION VOL.2」に収録された新曲。ベスト盤の方の売上は、少々芳しくないようですが、こちらの新曲は、CMソングというタイアップ効果もあり、ヒットの兆しが(といっても、クリスマスが終わったら一気にランクダウンでしょうが)。

2位はコブクロ「流星」が4位からランクアップ。3位には木村カエラ「A winter fairy is melting a snowman」が先週の2位からワンランクダウンで3位をキープしています。

初登場組では、まず先週のシングルチャートでも上位に入ってきたthe GazettE「PLEDGE」が9位に、Superfly「Eyes On Me」が10位に、それぞれランクインしています。

また、5位にはソナーポケット「好きだよ。~100回の後悔~」が入ってきました。ソナーポケットは名古屋出身の3人組HIP HOPユニット。タイトル通り、いわゆる泣き歌で、いかにも着うたヒットを狙ったような曲。デジタルダウンロードオンリーのシングルらしいので、完全に着うたヒット狙いですね。で、5位とそこそこの好セールスを記録しています。

返り咲き組では、7位にEXILE「I Wish For You」が先週の17位から再度ランクイン。2週ぶりのベスト10返り咲きとなりました。なにげに根強くロングヒットを記録しています。


今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

先週はベスト3がすべて2週目以降のアルバムでしたが、今週はベスト3にニューエントリーのアルバムが並びました。

New Album「COSMONAUT」

そんな中で1位を獲得したのが3年ぶりのニューアルバムBUMP OF CHICKEN「COSMONAUT」。初動20万7千枚は、十分な数字とはいえ、前作の38万1千枚から大きく減少してしまいました・・・。

2位はいわゆる同人音楽で、高い人気を誇るSound Horizon「Marchen」がランクインです。前作「Moira」が初登場で3位にランクインし、話題となりましたが、約2年3ヶ月ぶりの新作は自己最高位の2位につけました。初動売上も4万5千枚から5万7千枚にアップ。さすがに倍増した前作には及びませんでしたが。

それに惜しくも敗れ3位になったのが、昨年の急逝が記憶に新しいMICHAEL JACKSONの未発表曲を集めたニューアルバム「MICHAEL」が初動5万5千枚でランクインです。急逝したミュージシャンの死後に、続々と「未発表曲集」が発売されるのは世の常なのですが、完璧主義者だったマイケルがお蔵入りさせた曲を集めたアルバムだけに、ファンの間でも賛否がわかれているそうです。未発表曲は聴きたいけど、それを「未発表」とした本人の意思も尊重したい・・・ファンとしてはジレンマを感じそうな悩みでしょう。

以下、初登場は・・・

7位に懐かしい名前、MR.BIG「WHAT IF...」がランクインです。2002年に解散した彼らですが、昨年オリジナルメンバーで再結成。オリジナルアルバムとしては9年ぶり、オリジナルメンバーのアルバムとしては15年ぶりとなる新譜となりました。日本では高い人気を誇る彼らですが、久しぶりのアルバムでも見事ベスト10入りです。

初登場最後。8位に「DJ KAORI'S JMIX IV」がランクイン。ご存知DJ KAORIのミックスアルバムで、J-POPのヒット曲(・・・の割りには1曲目が少女時代の「GENIE」らしいのですが・・・)を集めたミックスアルバムです。

今週は以上。それでは、楽しいクリスマスを~♪

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2010年12月23日 (木)

演歌は日本の心なのか?

創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書) Book 創られた「日本の心」神話 「演歌」をめぐる戦後大衆音楽史 (光文社新書)

著者:輪島 裕介
販売元:光文社
発売日:2010/10/15
Amazon.co.jpで詳細を確認する

「演歌は日本(人)の心だ」・・・・・・このサイトに来てくださるような方にとっては、おそらくにわかにうけいれがたい言説だとは思いますが、ある種の常套句としてよく言われるフレーズです。

今回読んだこの新書は、そんな、よく言われる「演歌=日本の心」論がどのように成立したかを主軸として、日本の戦後大衆音楽史を丁寧に紐解いた内容になっています。

この手の「歌謡曲論」はテレビだったり雑誌だったりでよく見かけたりするのですが、その多くが、自分の経験からの話しがほとんど。自分たちが若い時分に聴いた音楽を、手放しで「あの頃はよかった」と語り、今の音楽を(ほとんど聴いたことないのに)「つまらない」とこき下ろす論調が目立ちます。

そんな中、この本の作者、輪島祐介氏は、1974年生まれの、私とほぼ同年代。おそらく、中高生の頃は、既に演歌・歌謡曲はヒットチャートから消え、J-POPと呼ばれる音楽をリアルタイムで聴いていた世代、だと思われます。

そのため、歌謡曲全盛期をリアルタイムで聴いた世代ではないと思うのですが、その分、当時の雑誌や文献等に、徹底的にあたり、戦後の大衆音楽史を、非常に丁寧に読み解いていっています。確かに、リアルタイムにその時期を経験していないという意味で、リアルタイムに体験しないとなかなかわからない、時代の「空気」みたいなものは描けていないかもしれませんが、その分、変な色眼鏡のついていない、客観的な視点からの分析は、とても納得がいくものばかりでした。

個人的に、今回の分析で一番興味を持ったところが、「演歌=日本の心」という考え方が成立した前提として、演歌が反体制的な音楽とみなされていた、という部分でした。

もともと、演歌という音楽が、かつてはやくざやホステスなど、アウトローの人たちをテーマとし、酒場の流しなど、いわゆる下層階級の人たちによって歌われていたそうです。そんな中で、そんな下層階級の人たちの歌である演歌こそが、日本の大衆の本音を歌っている、そういう捉え方から、「演歌=日本の心」という考え方がはじまったそうです。それはちょうど、「うたごえ運動」のように、健全で爽やかな西洋的な音楽が、一種の「体制」となっている中の、反体制的な位置づけで、演歌というジャンルが産まれてきたそうです。

しかし、今日の演歌という音楽のイメージは、むしろ非常に保守的で男尊女卑的。私自身、演歌という音楽のイメージを、日本人の建前を切り取ったような音楽であり、演歌が当初捉えられていた「庶民の本音を描いた」というイメージからは、むしろ真逆のイメージで捉えていたからです。「演歌は日本のブルース」という物言いも、よく言われるフレーズで、個人的にはすごく反発を覚えていたのですが、確かに、この本で語られるような「演歌」の成り立ちを考えると、一理はあるフレーズなのかなぁ、と感じました。

ただ、「演歌=日本の心」という捉え方については、本の中では必ずしも真正面から否定しているわけでもなければ、単純に肯定もしていません。また、「演歌=日本の心」論に限らず、この本の中では、淡々と事実の分析のみが行われており、はっきりとした結論は、あまり述べられていません。そのため、作者の主張という点があまり明確ではない部分もあり、肩透かしのような感を覚える部分もあるかもしれません。

でもそれは逆に言って、日本の戦後歌謡史が、よくテレビや雑誌などで語られるような、わかりやすい結論が出せるほど、単純な構造ではないということを物語っているからでしょう。

光文社新書の本は、内容が軽く、1時間程度で読み終わってしまう本も多い中(笑)、この本は、しっかりとした分析で、内容も厚く、じっくりと読める内容になっていました。演歌に興味がない方でも、とても興味深く読める本だと思います。とても興味深く楽しめた一冊でした。

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2010年12月22日 (水)

年の瀬

さて、今週のシングルチャートに入る前に。先日、2010年度の年間チャートが発表になりました。

2010年度年間シングルチャート
http://www.oricon.co.jp/music/special/2010/musicrank1220/index02.html

・ベスト10が嵐とAKB48の2組に占拠された、ということで話題になったチャート。ただ、特定のカテゴリーのミュージシャンが年間チャート上位を占めるというのは珍しくありません。93年のチャートは、ベスト10のうち6曲がビーイング系でしたし、96年も4曲が小室系で占められています。ただ、それでも、ベスト10がわずか2組というのは、さすがに異常な状況・・・。

・AKB48に関して、いわゆるAKB商法と言われる売り方を批判する声も多いのですが、嵐も嵐で、1年でシングル6枚というハイペースも、正直、ちょっとどうかとも思うのですが・・・。

・でも、これだけAKB48と嵐が売れても、ヒットチャートはこの2組の曲ばかりだった、とならないのが、かつてのビーイング系や小室系ブームの時分とは違う点。なぜなら、毎週大量のシングルがランクインして、AKB48や嵐のシングルも、あっという間にベスト10圏外に追いやってしまうから(それなりにロングヒットも記録していますが)。AKB48と嵐の寡占状態よりも、毎週、大量のシングルがチャートインして、ほとんどの売上を初動で稼いで、2週目では消えていくというシングルの売り方の方が、問題なような気もします。


今週のシングルチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

さて、今週のシングルチャートですが、まず1位は、年間チャートでも圧倒的な強さを見せた、ジャニーズ系。Hey!Say!JUMP「『ありがとう』~世界のどこにいても~」が1位獲得です。曲の感じが、ちょっと韓流アイドルの曲みたいなのは、気のせい?初動売上15万1千枚は、前作の20万2千枚から大幅にダウンしてしまいました。

アイドル系やアニソン系と並び、今年も多くのミュージシャンがランクインしてきたビジュアル系。2位に、そのビジュアル系バンドthe GazettE「PLEDGE」がランクイン。聴かせるバラードナンバーで、初動売上は2万5千枚から3万6千枚に大幅アップしています。

ビジュアル系といえば、10位にPlastic Tree「みらいいろ」がランクイン。2009年の「梟」以来、2作目のシングルでのベスト10入りとなりました。ただ、初動売上は、12位だった前作の1万枚から若干下回り8千枚。低調だったチャートに救われてのベスト10入りとなりました。

あと・・・・・・VAMPS「MEMORIES」をビジュアル系扱いしたら怒られるんだろうなぁ(^^;;今週4位にランクインです。初動2万2千枚は、前作の3万2千枚より大幅ダウンしてしまいました。

ただ、ビジュアル系バンド、今年のベスト10にはよく顔をのぞかせたのですが、年間チャートではベスト50に全く登場せず。まだまだかなり一部の固定ファンによる熱烈な支持に支えられている点が大きい、ということでしょうか。

ちなみに今週3位には、年間チャートで話題もちきりのAKB48「チャンスの順番」が先週の1位から2ランクダウンでランクインしています。

そして続く5位にはSuperfly「Eyes On Me」が入ってきています。しっとり聴かせるバラードナンバーで、洋楽テイストが強いのはいつもの彼女らしいところ。初動は2万1千枚。前作「Wildflower」の初動売上14万6千枚からは大幅減となったのですが、前作は、カバーアルバムとのセットでの発売で、シングルというよりも、アルバム扱いで売られていましたからね(チャートもアルバムでのランクインでしたし)。前々作「Dancing On The Fire」の初動1万7千枚よりはアップしています。

さて、今週はアニソン/声優ソングも2曲ランクイン。ただ、今週は2曲とも、男性ミュージシャンによる曲です。

6位に人気声優神谷浩史「For myself」が、7位にテレビ東京系アニメ「テニスの王子様」登場キャラクターによるユニット、テニプリオールスターズ「Love Festival」が、それぞれランクインです。神谷浩史は、これが1stシングル。90年代のJ-POP風で、声とあわせて、ちょっと河村隆一を思い出したのですが・・・??

初登場はもう1曲。9位にDaiKichi~大吉~「HEART∞BREAKER」が入ってきています・・・って誰?と思うのですが、大黒摩季と吉川晃司のユニット。映画「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE」主題歌だそうです。なにげに、結構タイプが近いような気がするんですよね、この2人。ハードロックテイストのちょっとベタだけどなかなかカッコいい楽曲で、大黒摩季のイメージにも、吉川晃司のイメージにも、特撮主題歌というイメージにも、ピッタリマッチしているような感じがします。ただ、ミュージシャン名だけがちょっと・・・(^^;;

そんな訳で、今週のシングルチャートは以上。アルバム&着うたチャートは金曜日に~。

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2010年12月21日 (火)

気持ちよいシューゲーザーサウンド

Title:Ukiyogunjou
Musician:cruyff in the bedroom

ukiyogunjou

ちょっと前、ニューゲイザーと呼ばれるシューゲイザーの影響を受けたバンドが注目されたり、日本でも「シューゲイザー・ディスク・ガイドブック」なる本が発売されるなど、ここ最近、いわゆるシューゲイザーと呼ばれるジャンルが、再評価されてきている感があります。

そんな中、発売されたのがcruyff in the bedroomのニューアルバム。結成が1998年といいますから、既に12年目に突入したベテランバンド。日本を代表するシューゲイザーバンドの一組で、前述の「シューゲイザー・ディスク・ガイドブック」でも、「ジャパニーズ・キング・オブ・シューゲイザー」として紹介されていました。

彼らのシューゲイザーサウンドは、ある意味、「王道」とも言えるスタイルかもしれません。このアルバムも1曲目「Ukiyogunjou」から、これでもかというほどのホワイトノイズを鳴らし、その向こう側で、ポップでキュートなメロディーが流れてくるスタイルは、シューゲイザー系と呼ばれるバンドが好きなら、かなり壺にはまりそう。

その後も、基本、ドリーミーなギターノイズにポップなメロディーというスタイルが続いていきます。そんな中でも、ノイズサウンドを前面に押し出した「Quruttacekaij」や、逆に、歌を前面に押し出した「Mirawii Carnaval」、ヘヴィーなギターをダイナミックに取り入れた「Rain Me」、さらに最後を飾る、ギターのアルペジオが実に美しく流れる、幻想的な「Last Night In Antwerp」まで、そのスタイルを少しずつ変えながら、アルバムは展開していきます。

ただ、その中で、そのメロディーがひとつ大きな特徴になっているように感じました。彼らの書くメロディーは、とてもポップ・・・なのは当たり前ですが、どこか、哀愁を帯びています。歌謡曲風、とまではいかないのですが、日本的といいましょうか、悪い意味ではなく、J-POP的な臭いを感じました。

実際、「Sadness Madness」あたりは、シングルカットすれば、十分ヒットチャートで勝負できるようなメロディーラインを持っていまし、メロディーを前面に出した「The Colour Is Blue」も、ある意味、日本的な哀愁を感じるメロディーラインが印象に残りました。そういう意味でも彼らは、まさに日本のシューゲイザーバンドと言えるでしょう。

ともかく、気持ちよいほどのギターノイズにおぼれたい方、お勧めの1枚です。

評価:★★★★★


ほかに聴いたアルバム

GLAY/GLAY

GLAY

約3年9ヶ月ぶりの新譜は、なんとセルフタイトル。それだけの自信がある、という点と、メンバーが立ち上げた新レーベルからの第1弾ということで、強い意気込みがあるからこそなのでしょう。「WASTED TIME」「Chelsea」あたりはいかにも彼ららしいビートロック。他にも、ストリングスを入れたり、打ち込みを入れたり、様々な要素を取り入れつつも、全体的には良くも悪くもGLAYらしさを強く感じる作品になっています。そういう意味では、ファンには納得の作品だったのでは?

評価:★★★★

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2010年12月20日 (月)

聴きこめば聴きこむほど?

Title:The Age of Adz
Musician:SUFJAN STEVENS

The Age of Adz

各種音楽雑誌やメディアなどで大絶賛ですね。アメリカのシンガーソングライターSUFJAN STEVENSの5年ぶりとなるニューアルバムです。あまりの絶賛ぷりに気になって、はじめて彼のアルバムを聴いてみました。

・・・が、ぶっちゃけた感想を言ってしまうと、聴いた後、あまりピンと来なかったです(^^;;

かといって、「なんでこんなアルバムが絶賛されているのか、わかんない」という感想でもなくて・・・。確かに、「Futile Devices」「Vesuvius」など、実に美しく聴き入ってしまいましたし、ちょっと聴いた感じだと、ゴチャゴチャした印象のあるエレクトロサウンドも、複雑にからみあっていて、最初は少々抵抗感があったのですが、聴けば聴くほどはまっていきました。

その描く歌詞の世界観も、ファンタジックながらもどこか歪んでいる雰囲気があり、奥深さを感じられるのも、魅力的といった感じ。歌詞に関しては、やはり日本人にとっては、その内容がストレートに伝わってこず、あとで歌詞カードを読み返す必要性が出てしまうのが、とてももどかしく感じました。

ただ、様々な評価などを聴きながら、なんとなく、どこが評価されているかは理解できても、いまひとつはまりきれない、というのが素直な感想。もっと聴きこんだり、歌詞の世界に入り込めば、その良さが実感できるのかもしれませんが・・・・・・。はまる人は一気にその世界の奥深くを目指そうとするけれども、そうでない人は、入り口の部分で立ち止まっちゃう、そんな感じなのかなぁ?

評価:★★★★

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2010年12月19日 (日)

お面バンドの置き土産

今年の6月6日、突然の解散を発表。9月4日をもって、13年におよぶ活動に幕を降ろしたBEAT CRUSADERS。その最後の置き土産とばかり、2組のアルバムが発売されました。どちらも、いままでの未発表曲や、アルバム未収録曲をまとめた企画盤。「立つ鳥、跡を濁さず」といった感じでしょうか?

Title:REST CRUSADERS
Musician:BEAT CRUSADERS

REST CRUSADERS

まずはメジャー盤。1曲目から5曲目までは新曲+最新シングル+最新DVDシングルが収録されていて、事実上、最後のオリジナルアルバムといった感じ。その後は、シングルのカップリング曲や、アルバム未収録のシングルなどが詰め込まれています。全22曲70分強の内容に、お腹いっぱいになりそうです(笑)。

最初に収録された新曲に関しては、ポップなメロディーは相変わらずながらも、いつもの彼らに比べると、バンドサウンドがハードになっている印象を受けました。ラストシングルになった「LET IT GO」にしても、よりメロパンク志向が強い感じの曲に。「Satanic Saints」にしても、イントロからして、ハードコア風な作品になっています。

解散直前まで新たな音楽を模索し続けたのか、BEAT CRUSADERSの音楽と、メンバーのやりたい音楽にズレが生じてきたことのあらわれなのか・・・・・・もっとも、なんて邪推するほどには、いままでの彼らの音と大きく異なっているわけではないのですが(^^;;

ちなみに初回盤には、様々なミュージシャンとのコラボ曲をおさめたCDがついています。こちらは実にバリエーション豊か。メロン記念日と組んだ「DON'T SAY GOOD-BYE」はアイドル歌謡曲風ですし、つじあやのと組んだ「ありえないくらい奇跡」は、どちらかというとつじあやのの色合いが濃い、爽やかなポップナンバー。この柔軟さもまた、彼らの大きな魅力でしょうか?ただ、どの曲も、少なからず、ビークルとしての色も入っている点に、彼らの強い個性と実力を感じさせます。

フルボリュームながらも、このバリエーションの豊富さとポップなメロディーに、あっという間に時が過ぎてしまうようなアルバム。企画盤とはいえ、ファン以外にも薦められるアルバムかと。

評価:★★★★★

で、もう1枚はインディーズ時代の未発表曲、コラボレーション曲を集めた企画盤。

Title:LUST CRUSADERS -OTHER SIDE OF BEAT CRUSADERS
Musician:BEAT CRUSADERS

LUST CRUSADERS-OTHER SIDE OF BEAT CRUSADERS-

こちらも、聴きどころとしては、コラボ曲の数々。CAPTAIN HEDGE HOGと組んだメロコア風の「ISOTONIC」に、SKAYMATE'Sと組んだ「BABY FACE」にRude Bonesと組んだ「DIGGIN' IN THE STREET」はスカのナンバーに仕上がっています。ここらへんのコラボ曲に関しては、上にも書いた通り。インディーの時代から、確固たる個性と実力を持っていたんだなぁ、ということを感じます。

他にも「JOKER IN THE CROTCH」「BLISTER BLUES」のアコースティックバージョンなども、ビークルの違った側面が見れますし、かつて、特撮モノへのトリビュートアルバム「特撮狂」に参加した時にカバーした「秘密戦隊ゴレンジャー」もとても楽しいカバーになっています。あまりにもそのまんまなPIXIESの「DEBASER」のカバーは賛否わかれそうですが・・・(^^;;

全26曲ながらも、テンポよい展開で、わずか1時間程度の長さ。そのバリエーションの多さに、あっという間に聴けてしまうアルバム。「REST CRUSADERS」と共に、ファンならずとも楽しめる企画盤になっていました。あらためて、いいバンドだったよな、彼ら。解散というのは、本当に残念です・・・。

評価:★★★★★

BEAT CRUSADERS 過去の作品
popdod
VERY BEST CRUSADERS
PRETTY IN PINK FLAMINGO サウンドトラック


ほかに聴いたアルバム

Phasemeter Trippin' Bug Shake/SHAKALABBITS

Phasemeter Trippin’ Bug Shake

軽快なギターロックに、ポップでキュートなメロディーライン。ここ最近のSHAKALABBITSのスタイルですね。時折、スカのリズムなども入れつつ、全体的には広い層に受け入れられそうなポップスロックにまとめています。ここ最近のアルバムの中では、ハードロックの色合いが薄れて、よりポップス志向になったかな?ただ、よくありがちなポップスロックといった感じで、もう一ひねりが欲しい気もするのですが・・・。

評価:★★★

SHAKALABBITS 過去の作品
SHAKALABBITS
4 ALL AGES

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2010年12月18日 (土)

レア音源(?)も名曲ばかり

Title:Songs Out of Bounds
Musician:KAN

Songs Out of Bounds

KANも、デビューしてからもう20年以上。このたび、"THE RESTORATION SERIES"と名づけて、「テレビの中に」から「KREMLINMAN」まで12枚のアルバムを、リマスタリングして再発しました。

その一環として発売されたのがこのアルバム。いわばB面ベストともいえるアルバムで、シングルのカップリングや、ベスト盤にのみ収録されていた曲など、オリジナルアルバムに収録されなかった曲をまとめたアルバムです。

いわばレア音源集ともいえる今回のアルバム。シングルのカップリングなど、今となっては入手困難な音源もあるだけに、ファンにとってもかなりうれしい内容になっています。

ただ、オリジナルアルバムに収録されなかった曲とはいえ、決してアルバム収録曲に劣っているわけではありません。むしろ知られざる名曲揃いともいえるかもしれません。

1曲目「Over You」は、「幻のシングル」とも言われ、いままでアルバムに収録されなかったシングル曲。女友達(?)とのファミレスでの風景なのですが・・・ニヤリとするようなシチュエーションが楽しいポップスです。

「それでもふられてしまう男」は、あの大ヒット曲「愛は勝つ」のカップリングなだけに、「どこかで聴いたことあるかも・・・」という方も少なくないのでは?「愛は勝つ」に続くのが「それでもふられてしまう男」・・・というのが、KANらしいユーモアを感じます。

個人的に「恋する気持ち」「めずらしい人生」は大好きな作品。特に「めずらしい人生」は、ピアノの軽快なリズムがKANらしいポップソングで、自叙伝的な歌詞ながらも、どこか共感できる内容が胸をうつ名曲です。

後半も、友達のカップルにエールをおくる「君たちはうまく行く」は、KANらしい暖かい歌詞が心に残りますし、マージービート風の「練馬美人」も、軽快で楽しいポップの名曲です。

さらに楽しいのが、男同士の青春の友情を描いた「ライバル」に続く「続・ライバル」では、ちょっと怪しい雰囲気が・・・・・・(笑)。

アルバムとしてのまとまりみたいなものはないですが、名曲揃いの作品で、これが最初の1枚としても、KANの魅力を十二分に感じられる曲が並んでいます。正直、私もはじめて聴いた曲もあり、ファンにとっても、聴きのがした曲をフォローするのもよし、懐かしい曲を再度聴いて、その時代を思い出してもよし。

公式サイトではディスコグラフィーに並んでいなかったり、ちょっと影が薄い感じがするアルバムですが、間違いなく要チェックの1枚。本当に、KANは素晴らしいポップミュージシャンだなぁ。

評価:★★★★★

KAN 過去の作品
IDEAS~the very best of KAN~
LIVE弾き語りばったり#7~ウルトラタブン~
カンチガイもハナハダしい私の人生


ほかに聴いたアルバム

カルマ/ムック

カルマ

エレクトロアレンジの曲が多く、全体的にはポップで明るい印象。前作「球体」もかなりポップ路線でしたが、それをさらに推し進めた感じ。そういう意味では聴きやすく、また、癖も薄くなったため、比較的広い層にアピールできそうではあるのですが・・・。やはり「球体」と同様、ちょっと薄味な印象が。結果、感想としては前作同様、「悪いアルバムではないんだけど・・・」と煮え切らない感想が残ってしまいました。

評価:★★★

ムック 過去の作品
志恩
球体

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2010年12月17日 (金)

冬の歌が目立つチャート&ベスト盤が目立つチャート

今週の着うたチャート

2010年12月8日~2010年12月15日付チャート

着うたチャートはここ最近、ベスト3が固定化されていましたが、今週は久しぶりに、ベスト3のうち2曲が新曲となりました。

この夜を止めてよ

それでも強いのがJUJU「この夜を止めてよ」。先週に引き続き1位をキープ。これで2週連続3週目の1位となりました。

以下、2位と3位は初登場。2位は今週のシングルチャートでも4位に入ってきた木村カエラ「A winter fairy is melting a snowman」がランクイン。3位はINFINITY 16「真冬のオリオン welcomez MINMI&西野カナ」がランクインです。INFINITY 16は、今週のアルバムチャートにもランクインしているベスト盤に収録されている新曲で、タイトル通り、MINMIと西野カナを迎えたミディアムテンポのポップチューンになっています。

この2曲、タイトルからわかりやすい、冬をテーマにした曲なのですが、今週ランクインしてきた残り2曲の新曲も、冬をテーマにした曲。ここ最近、急に寒くなりましたが、実に季節感を反映したチャートになっています。

その2曲は5位初登場LGYankees×LGMonkees×Noa「Only Holy Story」に、10位初登場加藤ミリヤ「Only holy」・・・・似たタイトルなのは偶然です。ただ、もうちょっとタイトルをひねってほしいなぁ、と思わなくもないのですが・・・。

「Only Holy Story」は、Steady&Co.のカバー。Steady&Co.はDragon Ashの降谷建志とBOTSを中心にしたユニットですね。こちらは、2001年に発売されたアルバム「CHAMBERS」に収録されたナンバー。懐かしいですね。

加藤ミリヤの「Only holy」は、12月8日にリリースされたPV集「MILIYAH THE CLIPS 2004-2010」の初回盤のみについてくる新曲。というよりも、もう完全に着うたがメインで、CDはおまけ、といった位置付けなんでしょうね。ちなみにこの新曲2曲、どちらもシングルカットは予定されていないみたいで、今後、こういう形態の新曲はますます増えそうな感じ。

他に今週、宇多田ヒカル「Can't Wait 'Til Christmas」が先週の40位から一気に8位にランクアップ。こちらも、今週のアルバムチャートで3位にランクインしている宇多田ヒカルのベスト盤に収録された新曲。ペプシネックスのCMソングとして、流れまくっていますね。タイトル通り、こちらもクリスマスソングです。


今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

今週の1位も、2週連続、あのアルバムが獲得です。

SENSE

今週の1位は、Mr.Childrenのニューアルバム「SENSE」。先週に引き続いての1位獲得です。ただ、売上は9万5千枚。先週とあわせて60万枚弱という結果に。いきものがかりのベスト盤が、2週目で20万枚を売り上げたことを考えると、ちょっと寂しい結果かもしれません。出荷ベースで100万枚突破というニュースはありましたが、実売ベースでのミリオン突破は、少々微妙な状況かもしれません・・・。

で、そのいきものがかりのベスト盤「いきものばかり」は今週も2位にランクイン。こちらは、順調に売上を伸ばし、今週でなんと90万枚を突破。ミリオン達成が確実な状況です。

3位もベスト盤。宇多田ヒカル「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION Vol.2」が先週に引き続いてのランクインです。さらに4位も福山雅治「THE BEST BANG!」とベスト盤が続き、初登場でもベスト盤が2枚もランクインしています。

8位の伊藤由奈「LOVE~Singles Best 2005-2010~」、9位のINFINITY 16「INFINITY 16 BEST」がそれ。どちらも初となるベストアルバムです。伊藤由奈は、前のオリジナルアルバム「DREAM」が初動2万枚だったのに対して本作も初動2万枚。今週、このベスト盤に収録された新曲が、着うたチャートで上位にランクインしてきたINFINITY 16。前のオリジナルアルバム「LOVE」が初動1万1千枚だったのに対して本作は初動1万6千枚。どちらもベスト盤で浮動票を取り込んだ影響はちょっと微妙なところです・・・。

で、結果、今週のベスト10のうち、5枚がベスト盤となりました。まあ、ベスト盤が多いのは、年末恒例なのですが。その中でも、特にいきものがかりの快進撃が目立ちます。

他の初登場は・・・まず7位にDragon Ash「MIXTURE」がランクイン。約1年半ぶりの新譜なのですが、前作「FREEDOM」の時も、初動売上が前々作の6万9千枚から3万2千枚と大幅にダウンしていたのですが、本作はさらに2万2千枚とダウン。かなり厳しい結果になってしまいました。

10位にはGARNET CROW「parallel universe」が入ってきています。こちらも初動売上は2万2千枚から1万5千枚と大幅ダウン。厳しい結果になっています。

今週の着うた&アルバムチャートは以上。チャートはまた来週の水曜日に~。

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2010年12月16日 (木)

今年のライブ納め

ソウル・フラワー・ユニオン ニューアルバム「キャンプ・パンゲア」発売記念ツアー

会場:名古屋CLUB QUATTRO 日時:2010年12月4日(土)19:00~

今年、最後のライブは、年末恒例、ソウル・フラワー・ユニオンのライブ!!まさに、年忘れともいうべく、踊りまくってきました!

彼らのライブは、何度も足を運んでいるのですが、ここ最近、ご無沙汰していて、約4年ぶりのライブ。会場には、10分くらい前に入ったのですが、人がビックリするぐらいまばら・・・。時間になると、そこそこ埋まってきたのですが、それでも、かなり余裕を持ってライブをみることが出来ました。

しかし、ライブはそんな人の少なさなど何処吹く風。序盤から飛ばしまくります。いきなり「サヴァイヴァーズ・バンケット」「ラヴィエベル~人生は素晴らしい!」そして「月光ファンファーレ」とキラーチューンが続きます。さらにニューアルバムから「ルーシーの子供たち」。ここまでノンストップ。序盤から、会場は大盛り上がりとなりました。

MCでは、まず会場がガラガラなことをネタにしていました(笑)。前のワンマンもガラガラだったみたいですね・・・ライブが最高のバンドなのになぁ・・・。また、この日は、中川敬が風邪気味で鼻水が出そうになっていること、奥野真哉が免停をくらった話しなどをネタにしていました。

その後は、主にニューアルバム「キャンプ・パンゲア」からのナンバーを。「移動遊園地の夜」や「ホップ・ステップ・肉離れ」、「死ぬまで生きろ」などなど。途中、「戦火のかなた」なども挟みつつ。ただ、正直、会場の盛り上がりはいまひとつ。「ホップ・ステップ・肉離れ」では盛り上がっていましたが・・・ま、仕方ないところでしょうか。

さらに、かな~り懐かしいナンバー「陽炎のくに、鉛のうた」へ。彼らも演奏するのはかなり久しぶりだったみたいです。ただ、会場の盛り上がりはいまひとつで、MCで「新曲じゃないよ」という中川敬の突っ込みが(笑)。続く「霊柩車の窓から」では、上村美保子がメインでボーカルを取り、盛り上げます。なんか、かわいいなぁ~なんて思いながら、ステージを見ていました(^^;;

そしてライブは後半戦。「風の市」でまず会場のテンションは一気にあがります。かと思えば一転「平和に生きる権利」、そして「そら」をしんみりと聴かせる緩急つけたステージ。「そら」は名曲ですよね。個人的には、「満月の夕」に勝るとも劣らない、SFUのバラードの名曲だと思っています。

しかし、ここからライブは一気に最高潮へ。いきなり「ソーラン節」で会場を盛り上げたかと思えば、「エエジャナイカ」「うたは自由をめざす!」とライブではおなじみのナンバーが続きます。もう、みんな踊りまくり。もちろん私も踊りまくり。我を忘れて踊ります。どんどんあがっていくテンションに、「ああ、これがSFUのライブの楽しさだよなぁ~」とあらためて実感。そして本編ラスト「海行かば 山行かば 踊るかばね」で、最高潮のままライブは一度幕を下ろします。

もちろんアンコールへ。アンコールでは、まず辺野古での活動についての話がありました。辺野古への米軍基地移設反対を訴え続けている彼らですが、ここに来て、徐々に状況が変わり始めた、ということ。彼らの活動が、徐々に実を結んでいる、という話しがありました。そして、アンコールではおなじみの「満月の夕」。まるで祭りの後のようにしんみりと名バラードを聴かせて、ライブは終わりました。

・・・で、会場も明るくなり、客だしの曲「ホップ・ステップ・肉離れ」が流れ終わったのですが、会場からはアンコールのコールがやみません。どうなるのかなぁ・・・と思ったのですが、なんとおもむろにダブルアンコール!最後は、簡単なジャムセッションの後に「秋田音頭」へ。最後に再度、会場のテンションは最高潮になって、この日のライブの幕は下りました。

ダブルアンコールで、全3時間。かなりの長丁場のライブで、オールスタンディングということで、ちょっと疲れました(^^;;が、その3時間という長さを感じさせない、あっという間のライブでした。

この日は、中川敬が風邪気味で・・・ということだったのですが、最初から最後までそんなことを微塵も感じさせないハイテンションのステージ。「声もいつもより出ていない」ということでしたが、それに関してもほとんど気になりませんでした。

久しぶりのライブだったけども、やはりSFUのライブは最高に楽しいね~。何よりも、無条件に踊りまくれる曲ばかり。頭の中が真っ白になる・・・というと、あまりよくない表現かもしれませんが、本当にその表現がピッタリ来るほど、ライブにはまりこめるステージでした。

2月にはモノノケのワンマンもあるということ。最初は名古屋の小さなライブハウスの「得三」でやる予定だったのですが、会場が取れなくて、結局、同じクワトロでのワンマンになってしまったということ。平日だけど行きたいなぁ~。おそらく、チケットは簡単に取れそうですし(笑)。

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2010年12月15日 (水)

圧倒的な1位、だけれども・・・。

今週のシングルチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

今週1位は、今年のヒットチャートを席巻したあのアイドルグループ。

【特典生写真無し】チャンスの順番(K)(DVD付)

今週の1位はAKB48の「チャンスの順番」が獲得しました。これで今年5作目の1位。年間で5作品が1位というのは、ピンクレディーの記録と並んで、タイ記録だそうです。ただ、初動売上は59万7千枚と、前作の82万7千枚から大幅ダウン。いままで順調に初動を伸ばしていただけに、初のダウンというのが気にかかります・・・。

2位、3位はアニメソングが並んでいます。TBS系アニメ「Angel Beat!」の劇中バンドGirl Dead Monsterの曲。Girl Dead Monster starring marina名義の「Last Song」が2位、Girls Dead Monster starring LiSA名義の「一番の宝物~Yui final ver.~」が3位にそれぞれランクイン。前者がハードなギターロックチューン、後者がアコースティックなバラードになっています。アニソンらしい独特の癖がなく、幅広く受け入れられそうな感じ・・・というのは褒め言葉になるのか、それとも・・・。

以下・・・

ベスト3に続く4位には、木村カエラ「A winter fairy is melting a snowman」がランクイン。本人出演のNTT DoCoMoのCMソングとして流れている曲ですね。作曲は、おなじみのASPARAGUS渡邊忍です。ただ、残念ながら、初動売上は1万5千枚と、前作の4万6千枚から大幅ダウン。まあ、前作「Ring a Ding Dong」は、CMソングとしても耳に残ったし、彼女の結婚・出産など、話題になった時期の曲だからなぁ。ただ、前々作の初動2万枚よりもダウンしてしまったのは気になるところですが。

7位、9位には、日韓の男性アイドルユニットがランクイン。7位は韓国のアイドルユニット超新星「Shining☆Star」が、9位にはフジテレビ系バラエティー「クイズ!ヘキサゴンII」で結成されたサーターアンダギー「大切な人」がそれぞれランクインしています。サーターアンダギーは初動9千枚。デビュー以来、3万2千枚→1万9千枚→9千枚と順調に(?)ダウン。ここらへんで下げ止まれるか、そのままフェイドアウトしてしまうかの分かれ目に来ている感じです。

そして8位には、なんと!TUBEがランクインです。それも「空と海があるように」と夏を想像させるような完全に季節感を無視したようなタイトル(笑)。冬のシングルとしては2004年の「Miracle Game」以来6年ぶりのシングルとなります。

今週のシングルチャートは以上!なのですが、ちょっと気になったことが・・・・・・。毎年、冬のこの時期、必ずチャートを占める曲が今年は少ないような・・・そう、クリスマスソング。先週、℃-uteの「会いたいロンリークリスマス」がランクインしていたくらいか?今週の木村カエラもクリスマスっぽいといえばクリスマスっぽいけど・・・。来週はクリスマス直前のチャート。毎年、ランクインしている山下達郎の「クリスマス・イヴ」が今年もランクアップしてくるでしょうか??

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2010年12月14日 (火)

なによりも美しいメロディーが素晴らしい

Title:LIBRA SCALE
Musician:NE-YO

Libra Scale

NE-YOの新作「LIBRA SCALE」は、もともと、彼が自らペンを執った、同タイトルの短編映画のサントラになる予定の作品だったそうです。結局、予算と時間の都合上、その短編映画は作成されなかったのですが、今回のアルバムは、その短編映画のストーリーに沿った、物語性のある内容になっています。

このアルバムでNE-YO演じる主人公のジェローム。ある日、彼と、彼の仲間の前に、彼らの夢を何でも叶えてあげようという、謎の男があらわれます。その条件は3つ。与えられた特別な力で街を守ること、その力をどうやって得たか、公言しないこと、そして、何があっても絶対に恋に落ちないこと。彼らは喜んでその条件を受け入れ、特別な力をもらい、ヒーローとして活躍します。しかし、ジェロームはそんな中、ある女性に出会い、恋に落ちてしまいます。その結果、彼女は無敵の「モンスター」と化して、街を襲い始めます・・・。

・・・・・・という、ちょっとSFちっくなストーリーが展開される今回のアルバム。しかし、そんなストーリーとは関係なく、十二分に楽しめるアルバムになっていたと思います。

それはなによりも、今回のアルバムの主軸である、彼の奏でるメロディーが素晴らしいという点につきると思います。

「CHAMPAGNE LIFE」「MAKIN' A MOVIE」と、ファンキーな傑作が続き、その世界に惹きこまれます。さらに「KNOW YOUR NAME」の後の展開もまた素晴らしい。「TELEKINESIS」では、しっとりとしたバラードを聴かせ、バスドラのリズムにポップなメロディーラインがとても心地よい「GENUINE ONLY」など、そのメロディーをしっかり聴かせる、比較的シンプルなR&B路線が続きます。

また、今回の作品は、かのMICHEAL JACKSONからの影響を強く受けていると公言しています。アルバム同封の日本語解説では、「CAUSE I SAID SO」を、その例として紹介していましたが、他にも「ONE IN A MILLION」など、NE-YOの歌い方が、どこかマイケルっぽい作品もチラホラ?

そして、このアルバムのクライマックスでもある「BEAUTIFUL MONSTER」は、今風のエレクトロアレンジになっています。徐々に盛り上がる展開と、ちょっと切ないサビのメロディーが印象的な作品です。

ただ、どの曲も共通しているのは、変に凝った作品にしたり、必要以上に今風路線を走ることなく、ポップなメロディーラインを、その澄んだボーカルでしっかりと聴かせているという点ではないでしょうか。そのため、R&Bリスナーならず、幅広い層が楽しめるポップアルバムに仕上がっていたと思います。様々な方に聴いてほしい傑作です。

評価:★★★★★

・・・なんて書いておきながらも、私自身がNE-YOにはまったのは、日本限定のこのベスト盤を聴いてから。

NE-YO:THE COLLECTION/NE-YO

NE-YO:ザ・コレクション コンプリート・エディション(DVD付)

いや、前作「Because Of You」とかも聴いていたんですけどね。代表曲が並んだこのアルバムで、やられてしまいました。メロディーはパッと聴いただけだとよくありがちな、今時のR&B・・・と思いきや、聴き終わった後、そのメロディーが妙に心にのこります。ま、正直、最近の音楽的嗜好が、ブラックミュージック寄りになってきた、という理由もあるのですが・・・・・・。そんなNE-YO初心者には最適なベスト盤です。

評価:★★★★★

NE-YO 過去の作品
Because Of You


ほかに聴いたアルバム

No more stories Are told today I'm sorry They washed away No more stories The world is grey I'm tire/MEW

No More Stories

やべ。幻想的なアレンジと、キュートでポップなメロディーラインがおもいっきり壺だ(^^;;時々入ってくる、ノイジーなギターサウンドとバンドサウンドもとても心地よい・・・。電子音やらピアノやらを用いて、次から次へと展開される、幻想的ながらもバリエーションに富んだ音の世界に、気がついたら、ついつい惹き込まれてしまうような作品でした。

評価:★★★★★

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2010年12月13日 (月)

暖かさを感じる

Title:とげまる
Musician:スピッツ

とげまる

スピッツのアルバムを聴いて、いつもながら感じるのは、「変わらないなぁ~」という点です。デビューから来年で20年(!)。すっかりベテランバンドの領域に入る彼らですが、いまだにいい意味でインディーバンドのような瑞々しさを感じさせます。もちろん、その一方で、ベテランならではの安定感を感じさせる点もあるのですが・・・。

今回のアルバムも、いわばいつもながらのスピッツ。ただ、そんな中でも今回の作品は、ストレートなギターロック路線の作品が多かったように思います。ちょっとシューゲイザー風で、幻想的だった「新月」や、カントリー風の「花の写真」のような曲が、ちょうとアルバムの真ん中で、アルバムのメリハリをつけるためでしょうか、挿入されていますが、例えば、先行シングルにもなった「つぐみ」などは、まさに王道スピッツとも言うべきメロディーライン。全体的には、実にスピッツらしい作品が並んでいました。

それにも関わらず、いまだに一種の新鮮味を感じさせるのが不思議なんですよね~。これは、例えばthe pillowsなどにも言えることなのですが、あまりサウンドをひねくりすぎていない点、そしてメロディーラインの美しさが彼らの売り。そしてこの「売り」である点がシンプルだからこそ、時代を超えて色あせない部分を感じるのでしょうか。

また、今回のアルバムは、例えば「つぐみ」や「えにし」など、かなりストレートで暖かいラブソングが印象的。全体的にもとても暖かさを感じさせます。また、「恋する凡人」

「走るんだどしゃ降りの中を ロックンロールの微熱の中を
定まっている道などなく 雑草をふみしめて行く」

(「恋する凡人」より 作詞 草野正宗)

と歌ったり、最後の「君は太陽」の中で

「理想の世界じゃないけど 大丈夫そうなんで」
(「君は太陽」より 作詞 草野正宗)

と綴ったり、現実を受け止めた上で、次の一歩を進もうとする彼らの決意も感じました。実際、ROCKIN'ON JAPAN誌のインタビューの中で「『空も飛べるはず』の歌詞の『ゴミできらめく世界が 僕だちを拒んでも』という歌詞を『僕たちを包んだら』とか『包んでも』にすればよかった」という発言がとても印象に残っているのですが、歌詞の中でも一種のベテランとしての余裕みたいなものを感じさせてくれました。

まあ、歌詞の細かい解釈は、ファンそれぞれが、十人十色受け止め方も違うと思うのですが、ただひとつ間違いなく言えることは、今回も素晴らしいポップのアルバムが出来たあがったという点だと思います。まだまだスピッツは素晴らしい名曲を私たちに聴かせてくれそうです。

評価:★★★★★

スピッツ 過去の作品
さざなみCD


ほかに聴いたアルバム

Documentary/秦基博

Documentary

決して派手な作風の曲はないものの、しっかりと聴かせて、耳に残るメロディーラインが実に見事。オフィス・オーガスタは、こういう心に残るポップスを書ける男性ミュージシャンを、よく発掘してくるなぁ。このアルバムでは初のベスト3入りを果たすなど、すっかり有名ミュージシャンの仲間入りをしましたね。前作「ALRIGHT」では、まだ秦基博としての個性が薄く感じられたのですが、今回の作品では、楽曲の良さを前に、個性がどうとかいうことを感じさせないだけのパワーを感じました。アルバムをリリースする毎に成長を感じさせる彼ですが、さらに一回り大きくなったように感じた作品でした。

余談だけど、このアルバムのジャケ、EMINEMの「Recovery」に似ているような気がするのですが・・・(^^;;

Recovery

評価:★★★★★

秦基博 過去の作品
コントラスト
ALRIGHT
BEST OF GREEN MIND '09

Dear Diary/BONNIE PINK

Dear Diary

オルタナ系ギターロックからブルース、カントリー、ラテンなど、ジャンルレスな音楽をポップにまとめあげているのが楽しい1枚。ジャンルレスなのは相変わらずなのですが、前作「ONE」よりはあまりジャンルを手広くせず、あくまでもポップな作風に仕上げている印象を受けました。

評価:★★★★

BONNIE PINK 過去の作品
CHAIN
ONE

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2010年12月12日 (日)

地元レコーディングでリラックスした作品

Title:Awa Come
Musician:チャットモンチー

Awa Come

「Awa Come」というストレートなアルバムタイトルに、阿波踊りをモチーフにしたジャケット写真・・・そのまんま、といった感じですが、今回のアルバム、彼女たちの出身地である徳島レコーディングをしたミニアルバム。それも、インディーズでリリースした「チャットモンチーになりたい」で使用したレコーディングスタジオを使用したそうです。さらに、8曲中4曲は、デビューミニアルバム「chatmonchy has come」の時期に制作された未発表曲で、残り4曲は今回の新曲だそうです。

「徳島」という点が一番はっきりしているのが、「青春の一番札所」でしょう。大学の学食で、久しぶりにみんなで集まって宴会をしているような、そんな光景を描いた作品。すたち酒、眉山、鳴門の海、かずら橋、吉野川・・・徳島をテーマとした固有名詞がたくさん出てきます。そんなプライベートな作品ながらも、懐かしい仲間と集まるという風景はやはり普遍的。誰もがおそらくノスタルジックな気分になる作品です。

他にも「あいかわらず」でストリングスで参加しているのが大学の後輩だったり、地元徳島のレコーディングらしい、どこかリラックスした雰囲気がアルバム全体に流れています。ラストのアコギ1本で聴かせる「また、近いうちに」も、おそらくそんな徳島に在住している親に贈った(と思われる)1曲。他にも「キャラメルプリン」「雲走る」など、ノスタルジックな歌詞の曲が多く収録されていました。

そんな地元徳島でのレコーディングという特徴が随所に感じられるアルバム。ただ、その一方で、最近のアルバムに比べて原点回帰した、という印象や、徳島を意識した異色な内容、という印象は受けませんでした。アルバム全体としてはいつものチャットモンチー。「ここだけの話」のように、20代の等身大の女の子を描いたかわいらしいギターロックはいつも通りでした。

まあ、それって言うなれば、彼女たちが東京に出て、デビューから5年たっても、あまり大きく変わっていないという証拠なんでしょうね。アルバム毎にそれなりに違ったカラーは出しているものの、根本の部分は、デビュー当初から変わっていない、それがチャットモンチーの大きな魅力のひとつでしょう。

このアルバムを機に、新たな一歩に進んでいく・・・といった感じではないのですが、彼女たちにとっては、大切な1枚になったような、そんなアルバム。そして、そんな彼女たちの気持ちがこちらにも伝わってくるような、そんな作品でした。

評価:★★★★★

チャットモンチー 過去の作品
生命力
告白
表情


ほかに聴いたアルバム

the best of shogo hamada vol.3 The Last Weekend/浜田省吾

The Best of Shogo Hamada vol.3 The Last Weekend

2006年に2枚同時にリリースされた「the best of shogo hamada vol.1」「vol.2」に続く、浜田省吾のベスト盤第3弾。今回は社会派のメッセージソングを集めたベスト盤だそうです。彼の曲は、歌詞にしろメロディーにしろ、正直、少々仰々しくて、ストレートすぎる部分もありますが(笑)、それだけストレートに伝わってくるものはありました。

評価:★★★★

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2010年12月11日 (土)

ジャケ写がまずインパクト

Title:HURLEY
Musician:WEEZER

ハーリー

WEEZERの新作で、やはりまず目を引くのはそのジャケット写真でしょう(笑)。ジャケットでにこやかに笑う彼は、アメリカのテレビドラマ「LOST」で「ハーリー」役をつとめた俳優ホルゲ・ガルシアだそうです。タイトルもそのまま「ハーリー」ですし。彼の顔のドアップをジャケ写にしたのは意味があるそうなのですが、テレビドラマを見ていなく、よくわからないので割愛(^^;;

で、このアルバムが話題になっている2点目は、今回、アメリカの著名なインディーレーベル、エピタフからのリリースになったこと。メジャーから離れインディーからのリリースとなった彼ら。ある意味、原点回帰とも言えるのでしょうか??

そして3点目が、ほとんどの曲が、以前のようにリヴァース・クオモ単独の作品ではなく、様々なミュージシャンとの共演となっている点。例えば「Ruling Me」は、ミネソタのシンガーソングライター、ダン・ウィルソンとの共作だそうですし、「Run Away」はライアン・アダムスとの共作で話題になっています。

しかし、そんな様々なミュージシャンと組んだにも関わらず、むしろ今回の作品、ここ最近の作品以上にWEEZERファンにはすんなりと受け入れられる作品になっていたような印象を受けました。

とにかく冒頭の「Memories」からの序盤の流れが素晴らしい。これでもか、というほどのメロディアスなパワーポップチューンからスタートし、「Ruling Me」はWEEZERらしい泣きメロが耳を惹く作品になっています。続く「Trainwrecks」も彼ららしい泣きのメロディーラインがとても印象に残る作品になっていました。

その後も「Hang On」「Brave New World」のような、美メロを聴かせるストレートなパワーポップチューンが続き、WEEZERファンには壺をつきまくる展開ではないでしょうか。

様々なミュージシャンと共演したのですが、それで新しい方向性に突き進むのではなく、かえってWEEZERとしての原点に戻ったような、そんな作品になっていました。ヘタに本人たちよりも周りの方が「WEEZERとはどんなバンドか」というのを理解していたということでしょうか?心地よいストレートなパワーポップの連続は、難しいこと抜きに、まず楽しめる、そんなアルバムだったと思います。

評価:★★★★★

WEEZER 過去の作品
WEEZER(Red Album)
RADITUDE


ほかに聴いたアルバム

THIS IS THIRTEEN/ANVIL

This Is Thirteen~夢を諦め切れない男たち~

昨年、映画「アンヴィル!~夢を諦めきれない男たち」で取り上げられ、話題となったヘヴィーメタルバンドANVIL。この映画、私も見て、かなりはまりました。で、これが、その映画をきっかけにリリースされたアルバム。という訳で、普段、メタルはあまり聴かない私もこのアルバムは聴いてみました。

・・・・・・うーん、あまり印象に残らず・・・。もっとゴリゴリのメタルで、聴いていて厳しくなったらどうしよう(^^;;と思ったのですが、思ったよりもハードロック寄りで、メロディアスな部分もあり、聴きやすい内容だったと思います。ただ、これといったインパクトも薄かったなぁ・・・。

評価:★★★

映画「アンヴィル!~夢を諦めきれない男たち」の感想

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2010年12月10日 (金)

三つ巴&圧倒的な強さ

今週の着うたチャート

2010年12月1日~2010年12月7日付チャート

今週も、ベスト3の面子は変わらず。三つ巴のヒットチャートになっています。

この夜を止めてよ

1位は、JUJU「この夜を止めてよ」。先週は2位にランクダウンしましたが、再び1位に返り咲きました。そして2位は先週1位だったコブクロ「流星」がワンランクダウン。3位は、西野カナ「君って」が、3週連続の3位をキープしています。

ベスト10の初顔としては、まず5位に三代目J Soul Brothers「On Your Mark ~ヒカリのキセキ~」がランクイン。先週の21位から一気にランクアップ。初登場から3週目で、初のベスト10入りとなりました。今週、シングルが発売され、シングルチャートでも3位にランクインしていますが、シングルCD発売の効果もあるのでしょうか。

三代目J Soul Brothersといえば、兄貴分的ユニットのEXILE「I Wish For You」が今週11位から8位にランクアップ。10月19日付チャートから7週ぶりのベスト10返り咲きとなっています。

返り咲きといえば6位にはLady Gaga「ポーカー・フェイス(LLG VS GLG ラジオ・ミックス)」が先週の17位からランクアップ。こちらは10月26日付チャートから6週ぶりの返り咲きとなっています。

今週、唯一の初登場でベスト10入りは7位のJuliet「ユキラブ」。「ナツラブ」「フユラブ」「ハルラブ」「ハルラブ2」「アキラブ」ときて、次はどうなるのかなぁ・・・と思ったら・・・なんというやっつけ(^^;;12月15日発売予定シングルの先行配信です。


今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

今週の1位は、ギリギリまでタイトルも収録曲もあかされなかったあのアルバム!

SENSE

今週の1位は、Mr.Childrenのニューアルバム「SENSE」が獲得しました。初動売上は50万1千枚。この初動売上は、今年に入っては、嵐の「僕の見ている風景」の73万1千枚に次ぐ数字。変わらぬ人気の強さを見せつける結果となりました。

とはいえ、前作「SUPERMARKET FANTASY」では初動売上が70万8千枚だったのと比べると大幅ダウン。今回のアルバム、配信限定シングル「fanfare」こそ収録されていますが、先行シングルはない状況でのリリース。また、ギリギリまでタイトル、収録曲もほとんど公表されませんでした。先行シングルなし、ギリギリまで情報なしでこの結果は立派、と見るべきか、情報を絞ったプロモーション戦略が、裏目に出た、と見るべきか・・・・・・。

続く2位にはDreams Come True「LOVE CENTRAL」がランクインです。90年代を代表する2組のミュージシャンが、同日にアルバムをリリースした訳ですね。ただ、こちらの初動売上は9万2千枚と、前作の23万枚から大幅ダウン。前作「DO YOU DREAMS COME TRUE?」は初回限定盤として、ベスト盤をつけてきたバージョンと、ライブ映像のDVDをつけてきたバージョンをリリースし、徹底的にプロモーションしてきたことを考えると、特に目立った特典のなかった本作は、売上面では少々厳しかったのでしょうが・・・。ちょっと厳しい結果になってしまいました。

3位は先週1位だった宇多田ヒカル「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION Vol.2」が2ランクダウン。ちなみに4位がいきものがかり「いきものばかり」、5位が福山雅治「THE BEST BANG!!」と、3位から5位にベスト盤が並びました。

以下、初登場は7位にランクインした「BLEACH BERRY BEST」。今週、シングルチャートでアニメ「BLEACH」関連のシングルが並んでいますが、こちらはその主題歌をおさめたコンピレーションアルバム。SCANDALやステレオポニーから、サンボマスターに浅井健一と、かなり様々なミュージシャンが参加したコンピレーションになっています。

8位にはfripSide「infinite synthesis」がランクイン。こちらは、声優の南條愛乃をボーカルに迎えて、主にアニメソングなどで活躍する音楽ユニット。現在のメンバーになってから、初のオリジナルアルバムが見事ベスト10入りです。

9位はYUKI「YUKI“The Present” 2010.6.14,15 Bunkamura Orchard Hall」がランクイン。タイトル通り、今年6月に、Bumkamuraオーチャードホールでオーケストラを迎えて行われたスペシャルライブの模様を収録したライブ盤です。

そして10位にはアメリカの人気バンドThe Black Eyed Peas「The Begining」が入ってきました。約1年6ヶ月ぶりの新譜と、洋楽バンドにしては、ちょっと短いインターバルでのリリース。ただ、前作は初動5万3千枚を売り上げたのに対して、本作は初動2万2千枚と半減以下と大きくダウンしてしまいました。アメリカのビルボードチャートでも苦戦している模様です・・・。

今週の着うた&アルバムチャートは以上!チャートはまた来週の水曜日に!!

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2010年12月 9日 (木)

クリスマスの贈り物??

今回紹介するアルバムは、無料配信で聴いたアルバムが2枚。洋楽では、アルバムを無料配信でリリースするミュージシャンも少なくありませんが、2組とも日本のバンド。日本のバンドでアルバム毎無料配信というのは、あまり数は多くないかも。そろそろクリスマスシーズン突入ですが、ある意味、「クリスマスプレゼント」とも言えるかもしれません(??)。

まず、1枚目は、宇宙戦隊NOIZという、ビジュアル系のバンド。公式サイトで、オリジナルアルバムをまるごと無料配信というかなり太っ腹なことをやっています。

Title:GENOM EMOTION
Musician:宇宙戦隊NOIZ

Folder

このバンドは、曲はもちろん、名前も完全に初耳のバンド。Wikipediaによると、「コンセプトは『地球の平和を守る為、遥か遠い宇宙からやって来た5人の戦士達』で、『音楽で世界が平和に出来ると、割と本気で思っています。』と公言しながら、かつては年間130本以上のライブ(パトロールと称している)を行っていた。」そうです。

そのいかにもなルックスや、ちょっと微妙なコンセプトから、このアルバム、ほとんど期待しないで聴いてみました。まあ、せっかくの無料配信だし、くらいの気持ちで(^^;;

ところが、これが思ったよりもよかったんです。基本となるのは、90年代風のビートロック。イメージとしては、90年代のビジュアル系ブームの時に、一世を風靡したバンドの雰囲気をそのまま受け継いでいる、といった感じでしょうか?そういう意味では、音楽的な新鮮味はありませんでした。

ただ、ある意味90年代J-POP直球のメロディーはインパクトがあり、今でもヒットポテンシャルがありそう。あの時代を、リアルタイムで過ごした人にとっては、意外と聴き入ってしまうかも。また、そんな王道J-POPサウンドに、意外とヘヴィーなハードコアやミクスチャーの要素に、デジタルパンク的な要素を加えているのも耳を惹きます。ビジュアル系特有のナルシスティックな雰囲気も薄めで、いい意味で聴きやすいバンドでした。

諸手をあげてお勧め・・・といった感じではありませんが、90年代に、ビジュアル系バンドブームで出てきたバンドを結構聴いていた・・・という方には壺にはまるかも。初耳のバンドでしたが、キャリア的には、そろそろ中堅の領域に入るようなバンドなんですね。興味ある方は、今のうちにチェックしてみては?

評価:★★★

そして、もう1枚は・・・こちらはまさにクリスマスプレゼントです。

Title:Xmas Song
Musician:world's end girlfriend

Web_xmassong

もともとは、2001年に限定リリースされ、2003年にも再発された「world's end boyfriend」名義のクリスマスアルバム。昨年、ototoyで無料配信され話題となりましたが、今回は「world's end girlfriend」名義で再度の無料配信。ただし、今回は、前回収録されていた「Rotten pig parade」「rope skip loop」がなくなり、代わりに「Jaichel Mackson」と、97年に制作された未発表曲「Self Sale Fantasia」が追加されています。

タイトルからしてユーモラスな「Jaichel Mackson」は、まるで遊園地で流れている音楽のような、ポップで楽しい楽曲。次から次へと様々な音が飛び出してきて、ビックリ箱のような曲とでも言うべきでしょうか。タイトル同様、どこかユーモアさを感じながら、楽しく聴ける曲になっています。

「Self Sale Fatasia」は、前半の静かな雰囲気は、星空の下で迎えるクリスマスの夜のよう。中盤からテンポのよいリズムが入り、盛り上がっていきます。子供が数を数える声がサンプリングされていて、こちらも楽曲全体、楽しげな雰囲気が伝わってくる作品になっています。

アルバム全体、クリスマスらしい楽しい雰囲気の作品。ただ、その一方、要所要所に垣間見れる毒気の要素がWEGらしい感じです。こちらは12月31日の15時までの限定リリース。昨年の無料配信で入手した方もお見逃しなく。素敵なWEGからのプレゼントをゲットするために急いで!

評価:★★★★★

world's end girlfriend 過去の作品
空気人形オリジナルサウンドトラック
Xmas Song(2009年)

SEVEN IDIOTS

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2010年12月 8日 (水)

1位は30作連続

今週のシングルチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

今週は、10曲中8曲が初登場という、激戦チャートになっています。

そんな中で1位を獲得したのがKinki Kids「Family~ひとつになること」でした。これで、デビュー作以来、30作連続の1位。初動売上は16万5千枚で、前作の16万枚から若干のアップです。「30作連続」という記録自体は、リリース日を調整するなど、作為的な部分もあるとはいえ、その期間、人気を保ち続けるというのはやはり素直に絶賛すべき事実。固定ファンが多いジャニーズ系の中でも、さらに根強い人気を感じさせます。

2位はゆず「from」。暖かいバラードナンバーである今回の新作は、順位も前作の5位から大きくアップ。初動売上も4万3千枚と、前作の4万枚からアップしてきました。

3位は三代目J Soul Brothers「On Your Mark ~ヒカリのキセキ~」。チャゲアスに似たようなタイトルの曲がありましたがもちろん別物(^^;;前作から、わずか20日あまりのインターバルでのリリースとなりましたが、初動売上は6万1千枚から4万1千枚に大きくダウン。まあ、デビューシングルは、プロモーションなどに力を入れてもらえるでしょうし、前作からインターバルが短かったので、このダウンはある程度は仕方ないでしょうが・・・。

以上3枚。ジャンルがバラバラのミュージシャンが並んでいますが、4位以下も、ジャンルがバラバラのミュージシャンたちが並んでいます。

ただ、その中で、4位T.M.Revolution「Save The One,Save The All」と5位シド「乱舞のメロディ」はいずれもアニメ「BLEACH」がらみのタイアップ曲。前者は劇場版「BLEACH地獄篇」、後者はテレビ東京系アニメのオープニングになっています。初動売上は前者が6万6千枚から大きくダウンしての4万枚に対して、後者は3万5千枚から若干アップの3万7千枚・・・うーん、どちらもタイアップ効果はいまひとつ、といった感じでしょうか?T.M.R.の場合、前作が2年ぶり、久しぶりの新曲だった、という影響もあるのでしょうが。

以下・・・

6位 会いたいロンリークリスマス/℃-ute
7位 あと1cmのミライ/D☆DATE
9位 冬空のLove Song/ベッキー♪#

と並びました。この中で聞きなれないのが7位のD☆DATE。韓流系アイドルでも、声優ユニットでもなく、ワタナベエンターテイメント(ま、要するにナベプロ)所属の若手俳優軍団D-BOYSから結成された男性ユニットだそうです。ここ最近の状況を見て、アイドルグループみたいに売り出せば、売れると踏んだのでしょうか?

ベッキー♪#は、「ベッキー♪#」名義のデビューシングル「心こめて」以来のベスト10ヒット。初動も1万枚と前作の7千枚からアップしています。ピアノとストリングスで暖かいバラードで、なかなか聴かせる曲になっています。

今週の初登場曲は以上なのですが、この激戦の中、なんとベスト10以下からランクアップして、ベスト10入りしてきた曲がありました。それが先週の13位から10位にランクアップし、初登場から3週目にしてベスト10入りをしたJUJU「この夜を止めてよ」。まあ、売上9千枚は、先週の1万1千枚からダウンしているので、今週のシングルの売上が、相対的に低かった影響でしょうが、それでも3週目にしてもベスト10入りは見事です。フジテレビ系ドラマ「ギルティ 悪魔と契約した女」の主題歌。既に、先週の着うたチャートで1位を記録していますが、シングルチャートでもロングヒットとなるのでしょうか。

今週のシングルチャートは以上。アルバム&着うたチャートは金曜日に~。

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2010年12月 7日 (火)

氣志團、復活!!

Title:木更津グラフィティ
Musician:氣志團

木更津グラフィティ

2007年、バンドの解散直前によくリリースされるような、個人のソロ楽曲の寄せ集めであったアルバム「SIX SENSES」を最後に、事実上の活動休止状態になってしまった氣志團。その後、ボーカルの綾小路翔はDJ OZMAとして、積極的に活動し、また、矢島美容室としての活動も話題になりました。

正直、2007年の段階で、氣志團としての設定が少々マンネリ気味に感じていていました。おそらくそれだからこそ、アルバム「SIX SENSES」のように、出来こそいまひとつでしたが、メンバーそれぞれの個性的な作品を集めた作品をリリースしたり、DJ OZMAのような別キャラクターでの活動をはじめたりしたのでしょう。

そして、昨年、久しぶりのツアー再開にシングルの発売し、久々の活動再開。そしてこのたび、待望のニューアルバムリリースとなりました。

アルバム「SIX SENSES」、そしてソロでの活動を経た久しぶりの新譜が、どのような内容になっているか、期待半分不安半分といった感じだったのですが、思いっきり王道路線を貫いた作品になっていました。

アルバムの1曲目を飾る「Rock'n'Roll Graffiti」からして、彼ららしい王道の80年代ビートロック風の作品。他にも「木更津サリー」「好きにならずにいられない」など、実に彼ららしい楽曲がズラリと並んでいました。また、「愛してナイト!」は80年代のアイドル歌謡曲風の作品。こちらも、80年代のパロディーという意味では、彼らの本領が発揮された楽曲と思いました。

そもそもタイトルからして、「木更津グラフィティ」と、彼らが結成したホームタウン「木更津」を冠したアルバムタイトル。それだけに、原点回帰という彼らのスタンスを感じました。

一方では、このアルバムのジャケット写真、ヤンキースタイルのいつものメンバーがバイクに乗った・・・ではなく、よくよく見ると乗っているのは自転車。ここらへん、彼ららしいユーモラスな部分を感じます。曲でも「うすぴた」のような、意味深な歌詞がおもしろい脱力ポップスのようなユーモアな曲もあり、彼ららしいユーモラスも随所に感じられました。

また、同じ「木更津グラフィティ」という同名タイトルのトレンディードラマを、綾小路翔制作総指揮の元にDVDでリリースするなど、ユーモラスな活動も積極的に再開するなど、これからの氣志團の活躍からも目が離せなさそうです。

とはいえ、昔ながらもヤンキースタイルでのロックバンドというキャラクター設定も、少々飽きらてきているのは事実。残念ながら、この復帰第1弾アルバムもチャート的には最高位17位という昔の彼らからすると、厳しい結果に終わってしまっています。それだけに、今後、氣志團としてどのように進んでいくのか・・・楽しみなような不安なような。とりあえず、どちらにしても、今後の彼らの活動には要注目です。

評価:★★★★

氣志團 過去の作品
房総魂~Song For Route 127


ほかに聴いたアルバム

ANONYMOUS/NATURE LIVING

ANONYMOUS

6人組エモバンドの新作。もともと、このサイトに遊びに来てくださる方に勧めてもらい、聴いてみました。打ち込みやシンセなども加えた分厚いサウンドに、ポップなメロディーラインが魅力的。女性メンバーのコーラスなども楽曲に上手く取り入れていて、幅のあって、聴かせる楽曲を作り上げています。初耳のバンドでしたが、なかなかよかったです!

評価:★★★★★

ないものねだりのデットヒート/EGO-WRAPPIN'

ないものねだりのデッドヒート 通常盤

個人的に、EGO-WRAPPIN'のアルバムの中で、一番楽しめました!何よりも、いままでのアルバムに比べて、ポップスさが増した印象が強い作品。いままでの歌謡曲風路線やジャジー路線はそのままながらも、肩の力が抜けて、純粋に音楽を楽しんでいるなぁ~ということを感じるアルバムでした。ラストの「moment to moment」など、まさにそんな肩の力が抜けた、楽しいポップス。他に、彼女たちらしい泥っぽい歌謡曲風のメロと、祭りばやしのリズムが楽しい「BRAND NEW DAY」など、魅力的な作品をたくさん楽しめる1枚でした。

評価:★★★★★

EGO-WRAPPIN' 過去の作品
ベストラッピン 1996-2008
EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX

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2010年12月 6日 (月)

個性がさらに際立つ

Title:浮かれている人
Musician:OGRE YOU ASSHOLE

浮かれている人

個人的に期待しているロックバンド、OGRE YOU ASSHOLEのニューアルバム。相変わらずの不気味なジャケが特徴的です(笑)。

今回のアルバムは、いままでのアルバムに比べて、音数がグッと少なくなり、隙間の多いサウンドになっているのが特徴的。そのため、最初聴いた時は、以前のOGREのイメージと比べて、違和感を覚えました。

楽曲も、「タンカティーラ」では、和風の祭囃子の雰囲気を感じたり、沖縄風のリズムを感じたり、かと思えばアフロビートぽかったり・・・無国籍な独特のリズムを奏でていたり、続く「どちらにしろ」も、どこかTALKING HEADS風なリズムが心地よいナンバーになっています。

で、あらためて過去の作品を聴いてみたのですが、よくよく聴くと、ギターの音などのバンドサウンドこそ、このアルバムに比べて増えているのですが、楽曲の雰囲気というか、根底に流れているものは、今回の新作と前作以前と、さほど大差はないように感じられました。

むしろ、音数が減ったことにより、以前までの作品では、バンドサウンドの後ろに隠れていたような、彼らの本質が前に出てきたようにすら感じました。

そういう意味では、OGRE YOU ASSHOLEとしての方向性が、より明確になり、バンドとしての個性がクッキリとあらわれた作品と言えるかもしれません。また、バンドとして一歩成長した、そんな作品でした。

妙に独特のサウンドを奏でながらも、どこかポピュラリティーをあわせもっていて、人なつっこさも感じられるという点も、以前からかわらず。また、ちょっと寓話的で、散文的な歌詞の世界は、今回、より異質な方向性に進んでいるようにも感じられました。

もっともっと注目を集めてもいいバンドだと思うんだけどなぁ~。OGRE YOU ASSHOLE、本当におもしろいバンドだと思います。

評価:★★★★★

OGRE YOU ASSHOLE 過去の作品
しらないあいずしらせる子
フォグランプ


ほかに聴いたアルバム

CRUISE/石野卓球

CRUISE

石野卓球のソロアルバムは、ストレートな心地よいテクノアルバム。ミニアルバムとはいえ、40分強のフルアルバム並みのボリューム。サウンドはどこかメロディアスで、テクノを聴かないリスナー層も純粋に楽しめそう。

評価:★★★★★

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2010年12月 5日 (日)

CKB流アジアン・ポップ

Title:MINT CONDITION
Musician:クレイジーケンバンド

MINT CONDITION

クレイジーケンバンドの新作は、相変わらずの音楽のごった煮。歌謡曲風のメロディーに、ソウルのテイストを加えてポップにまとめあげているのはいつも通り。そして、そこに様々なジャンルの要素を加えているのもいつも通り。

そういえば、歌謡曲というジャンルも、様々なジャンルのおいしいところだけを、どんどんと取り入れて、日本人好みにまとめあげた音楽ですが、様々な音楽のごった煮という意味では、クレイジーケンバンドと共通点がありそうです。

今回の作品も、クレイジーケンバンドらしい歌謡曲テイストの強い「1107」からスタートしたかと思えば、タイトル曲「Mint Condition」は、アジア風のジャズ(?)といった感じ。「Body Talk」はファンキーな作風ですし、「磨き」はハードなスカのナンバー。「ヨコスカン・ミラクル」はモータウン風(というよりも、ジャクソン・ファイブ風(??))のポップチューンに、「ステーション・ワゴン」は、爽やかなシティーポップ風の作品になっています。

そんな相変わらずのジャンルレスな作風が楽しい彼らですが、今回の新作では、ひとつのテーマが感じられました。それは、タイトル曲「Mint Condition」の醸し出している雰囲気がまさにそれなのですが、「アジアテイスト」という点。タイトル通り(?)、シンガポールをテーマとした「シンガポーラ」や、こちらもタイトル通りの「Hong Kong Typhoon」、さらに「Hideaway」ではバリ島を舞台にしています。

さらに後半は「漢江ツイスト」に、韓国の歌手、パク・サンチョルの「無条件」のカバーなど、韓国をテーマにした作品が並んでいます。ただ、韓国といっても、最近はやりのK-POPのような、洗練された今風の韓国ではなく、アジアンテイストが強く、エキゾチックでちょっと怪しげな雰囲気を取り上げているのが彼ららしいところです。

もっとも、彼らが取り上げる「昭和歌謡」も、一昔前の日本の、ちょっと怪しげな部分を取り上げているわけで、そういう意味では舞台が日本だろうと韓国だろうとアジアだろうと、彼らの視点は一緒なんだなぁ、ということを感じました。

あいかわらずの全21曲70分強のフルボリューム。今回は、アジアをテーマとしたロードムービーを見ているような、そんな感じを覚えるアルバムでした。そう考えると、ラストの哀愁たっぷりのインストチューン「地層」は、さしずめそんな映画のエンディングテーマといった感じでしょうか?

毎作傑作続きの彼ら。このアルバムも傑作なのは間違いありません。しかし・・・ここ数作、ずっと最高傑作を更新していた彼らですが、今回の作品は、前作や前々作には及ばなかったかなぁ、と思います。ちょっとインパクトが薄かったのかなぁ?とはいえ、今回の作品も傑作なのは間違いないと思います。フルボリュームながらも飽きることなく最後まで楽しめるアルバムでした。

評価:★★★★★

クレイジーケンバンド 過去の作品
ZERO
ガール!ガール!ガール!
CRAZY KEN BAND BEST 鶴
CRAZY KEN BAND BEST 亀


ほかに聴いたアルバム

THIS WORLD/THE PREDATORS

THIS WORLD

ストレイテナーのナカヤマシンペイが脱退。ELLEGARDENの高橋宏貴が加わった新生THE PREDATORSの新作。ただ、基本的なスタンスは以前と同じ。NIRVANA meets the pillowsといった感じ。その中でも「GOOD BYE GOBLIN」は、歌詞も含めて、ちょっとthe pillows風?勢いは相変わらず感じるのですが、3枚目となって、ちょっとだけマンネリの影も??

評価:★★★★

THE PREDATORS 過去の作品
牙をみせろ

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2010年12月 4日 (土)

あいかわらずの壺を押さえたサウンドが心地よい

Title:WEEKEND WARRIOR
Muisician:80kidz

WEEKEND WARRIOR ウィークエンド ウォーリア

前作「THIS IS MY SHIT」が大きな話題を呼んで、一躍ブレイクした彼ら。しかし、その後、紅一点のメンバーMAYUの脱退で2人組となってしまった80kidz。前作から約1年半(途中、リミックスアルバムの発売もありましたが)、無事、新作が届けられました。

その話題となった前作に続く作品ということで、その内容にも注目を集めましたが、この新作、傑作だった「THIS IS MY SHIT」の後に続くのにふさわしい傑作だったと思います。

前回の作品から変わった点といえば、今回の作品は、ボーカルを入れた楽曲がなくなった点。前作がインストの曲になっています。だからといって、前作のアルバムから感じた、ポピュラリティーが後退したわけではありません。

「NAUTILAS」「VOICE」から、バキバキの強いビートが響きまくるダンサナブルでポップな作品にはじまり、「CZERNY 13」のような、爽やかなメロが映えているチューンや、東洋風のメロが鮮やかな「SPECTACLE」、にぎやかなエレクトロサウンドが楽しい「FADED PINK」など、ポップなメロディーラインをきちんと聴かせる作品が並んでいます。

一方、サイケ風の「FLOW WITH IT」やファンキーなリズムが耳を惹く「AGENDA」など、様々な作風の音も楽しませてくれます。

ただ、どの曲も共通して言えるのは、決して難解にならず、ポップで、まずリスナーの壺をきれいに押さえたような作品が多いという点でした。インタビューなどで本人たちも、「若い子たちに初期衝動として受けてほしい」という発言をしていますが、まさに「初期衝動」という言葉にふさわしい、まず聴いて、直感的に楽しめる、そんなアルバムになっていたと思います。

基本的にフロア向けのアルバムになっているのですが、内容のポピュラリティーもあり、CDで聴いていても文句なしに楽しめます。アルバムとしても、最後の「WEEKEND WARRIOR」は、アゲアゲのダンスチューンで締めくくっており、アルバムの通りライブで演奏しても、とても盛り上がりそうな構成になっています。

難しいこと抜きにして、まずその音を楽しめる、幅広い層が楽しめるエレクトロの傑作だったと思います。

評価:★★★★★

80kidz 過去の作品
THIS IS MY SHIT
THIS IS MY WORKS

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2010年12月 3日 (金)

ベスト3は変わらず&話題のベスト盤

今週の着うたチャート

2010年11月24日~2010年11月30日付チャート

今週の着うたチャート。ベスト3は先週と同じ顔ぶれです。

流星

ただし、順位が異なっていて・・・1位はコブクロ「流星」。先週の2位からワンランクアップで1位獲得です。逆に先週1位だったJUJU「この夜を止めてよ」が2位にランクダウンしています。また、3位には西野カナ「君って」が先週と変わらず3位をキープしています。

さて、今週の初登場組は、まず6位にYUI「Rain」がランクインしています。今週のシングルチャートでは初登場2位にランクインしてきましたが、それに比べると、若干奮わない順位でした。

7位にはAILI「Memories Again ft. VERBAL (m-flo)」が入ってきています。AILIは九州男や青山テルマなどの曲を手がけたこともある女性プロデューサーだそうで、この曲は、本人名義でリリースする12月8日発売予定のアルバムからの先行配信だそうです。

9位にはAZU「To You...」がランクイン。11月24日発売のシングル曲で、聴かせるバラードナンバーになっています。そして10位に入ってきたのがシド「乱舞のメロディ」。12月1日発売予定のシングルの先行配信。テレビ東京系アニメ「BLEACH」のオープニングで、シングルでは既にデイリーチャートで上位に入ってきており、ヒットが予想されます。


今週のアルバムチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/ja/

今週の1位は、話題のあのベスト盤!

【送料無料】宇多田ヒカル / UTADA HIKARU SINGLE COLLECTION VOL.2 【CD】

今週の1位は宇多田ヒカルのベスト盤第2弾「Utada Hikaru SINGLE COLLECTION Vol.2」が初登場で獲得しました。これで、デビューアルバムから7作連続1位。Kinki Kidsの6作連続を抜いたそうです。ただ、初動売上は23万枚。前作のベスト「Vol.1」は初動140万枚だっただけに、約6分の1になってしまいました・・・。もちろん、23万枚も立派な数字なのですが、先週の福山のベストが38万枚、先日のいきものがかりのベストが45万枚という数字を考えると、一時期の人気に比べてかなり寂しい結果になってしまいました。

ちなみに、宇多田のベストといえば、同日に発売されたUtada名義のベスト盤「Utada The Best」について、Twitter上でその売り方を非難して話題となりましたが、「Utada The Best」の方は、その影響か、初動1万1千枚で12位という、かなり寂しい結果になっています。

続く2位にはKARAの、日本語で初となるオリジナルアルバム「ガールズトーク」がランクインしています。初動10万枚は、9月にリリースしたベスト盤「KARA BEST 2007-2010」の初動5万1千枚を大きく上回る数字になっています。最近、韓流歌手の話題といえば、先日発表になった紅白歌合戦の出演者の中に、事前の下馬評と異なり、1組も選ばれたなかったことが話題になりました。これに関してはいろいろな意見がありそうですが、NHK側のコメントなどを読む限りだと、いままで、韓国の歌手は、日本に出稼ぎにしてきて、大きな括りでの邦楽の一部、みたいな上から目線の捉えられ方をしていたのですが、欧米のミュージシャンと同じような感覚で、列記とした海外のミュージシャンと捉えられるようになったのかなぁ、なんてことも思いました。

3位は、まだまだ強い福山雅治のベスト盤「THE BEST BANG!!」が2ランクダウンで3位をキープしています。

続く初登場は5位にヒルクライム「MESSAGE」が入ってきました。初動3万7千枚は、大ブレイクした前作「リサイタル」の初動6万3千枚から大幅ダウン。まあ、前作はブレイク直後のアルバムでしたからね・・・次のアルバムで、どれだけ今の売上をキープできるのかに注目といった感じでしょうか。

6位にはシェリル・ノームstarring May'n&ランカ・リー「マクロスF cosmic cuune」がランクインです。映画「劇場版 マクロスF 恋離飛翼~サヨナラノツバサ~」に先立ってリリースされたコンセプトアルバムだそうです。「シェリル・ノーム」名義ですと、昨年発売されたミニアルバム「ユニバーサル・バニー」が初動5万4千枚。それに比べると、本作は初動2万8千枚とダウンしてしまいました。

8位は洋楽。アメリカの4人組バンドMY CHEMICAL ROMANCE「Danger Days」がランクインです。初のベスト10ヒットとなりました。ただ、前作「The Black Parade」は、13位初登場ながらも(国内盤販売時)、初動売上は2万6千枚。本作は、初動1万6千枚とダウンしてしまっています。

初登場最後は10位に清木場俊介「ROCK&SOUL」がランクインです。こちらも、前作は最高12位だったので、ベスト10返り咲き。5年前のソロデビュー作「清木場俊介」以来のベスト10ヒットになりました。初動売上は1万4千枚と前作の1万5千枚から若干ダウンしたもののほぼ横バイ。固定ファンがついてきた模様です。

今週の着うた&アルバムチャートは以上。チャートはまた来週の水曜日に~。

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2010年12月 2日 (木)

聴きほれてしまう傑作

Title:SWANLIGHT
Musician:ANTONY AND THE JOHNSONS

スワンライツ [日本盤にのみ 解説/歌詞・対訳付き]

傑作だった前作「The Crying Light」からわずか1年半。ANTONY AND THE JONSONSの新譜が早くも到着しました!タイトルは「SWAN LIGHT」。となると、どうしても前作との関連性を考えてしまうのですが、このアルバムに収録された曲は、基本的に前作「The Crying Light」と同時期につくられたものだそうです。

それだけに、基本的な内容については前作から大きくはかわりません。ピアノを中心としたシンプルなアレンジに、アントニー・ハガティの中性的なボーカルがとても印象に残るアルバムに仕上がっています。

それでも、また私は、前作と同じように、このアルバムを聴いた時、美しい楽曲の数々に思わず聴きほれてしまいました。あくまでもボーカルを聴かせるシンプルなアレンジに、女性的な美しさと、男性的な力強さがあわさったボーカルは、何度聴いても全く飽きが来ません。不必要なものは加えず、シンプルにボーカルを聴かせるスタイルだからこそ、リスナーに何度も感動を与えられるのでしょうか。

しかし、今回の作品は、あくまでもボーカルを主軸にしながらも、少しずつアレンジを加えています。ロンドン交響楽団と共演した「GHOST」、デンマーク国立交響楽団と共演した「SALT SILVER OXYGEN」などをはじめ、タイトル曲「SWAN LIGHT」は、ギターサウンドと打ち込みを取り入れたちょっとポストロックテイストの曲になっていますし、「THANK YOU FOR YOUR LOVE」では、ホーンセッションを取り込んだ、にぎやかな(あくまでも彼の曲の中では、ですが)作風になっています。

そんな中でもやはり注目なのは、「FLETTA」でしょう。この作品では、なんとゲストボーカルにビョークを迎えています。ピアノのみのシンプルなアレンジの中でのアントニーとビョークのボーカルの共演は、まさに素晴らしいの一言。特にビョークの力強いボーカルに耳を惹きつけられます。この1曲のみのためにアルバムを聴いても損はない、とも言える傑作だったと思います。

前作に引き続き、本作も今年を代表する傑作になりそうです。本当に、何度聴いても新たな感動を感じることが出来る素晴らしい作品でした。是非是非聴くべし!

評価:★★★★★

ANTONY AND THE JOHNSONS 過去の作品
The Crying Light

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2010年12月 1日 (水)

ベスト3は激戦

今週のシングルチャート
http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/

最近のシングルチャートは、1位の曲が他を圧倒して独走・・・というケースが多いのですが、今週は1位から3位まで、売上6万枚台。僅差で3曲が並んでいます。

その中で初動6万9千枚で1位を獲得したのが、タッキー&翼「愛はタカラモノ」。約2年ぶりとなる新作なのですが、初動売上はほぼ横バイをキープしています。なお、今週は7位に嵐「果てない空」、8位にKAT-TUN「CHANGE UR WORLD」と、ジャニーズ系が3曲ランクインしています。

2位にランクインしたYUI「Rain」は初動6万7千枚で僅差で2位。フジテレビ系ドラマ「パーフェクト・リポート」主題歌という好タイアップながらも、前作の初動7万2千枚からダウン。前作のペースならば、1位獲得となったのですが・・・。

3位は初動6万3千枚でSDN48のメジャーデビューシングル「GAGAGA」がランクイン。SDN48はAKB48のお姉さん的なアイドルグループ。エレクトロなテンポよいナンバーは、最近のK-POPも意識したのか??AKB48周辺は、次々と新ユニットがデビューして、少々バブル的な雰囲気が否めませんが。ちなみに今週は先週2位だったSKE48の「1!2!3!4!ヨロシク!」も10位にランクインしています・・・ということは、ジャニーズ系がらみとAKB48がらみで、シングルチャートベスト10の半分は占拠されているのですか・・・うーん。

4位にはUVERworld「No.1」がランクイン。残念ながら、初動売上は5万2千枚と、前作の6万6千枚から大きくダウンし、タイトル通りの順位にはなりませんでした。ただ、バンドとしては、先日、東京ドームワンマンを成功させるなど勢いは感じられ、安定的な人気を確保してきた感じです。

5位はアイドルユニットアイドリング!!!「eve」が初登場で入ってきています。初動3万9千枚。ここ最近、1万7千枚→2万8千枚→3万枚、そして本作と、爆発的な人気は出ていないのですが、地味に人気を伸ばしてきています。

初登場最後は9位のDEEP「未来への扉」。フジテレビ系ドラマ「医龍 Team Medical Dragon3」です。DEEPは、もともとEXILEのATSUSHIを中心としたユニットCOLORとして活動を開始。その後、ATSUSHIがメンバーから離れ、名前もDEEPと改名し、今に至っています。COLORとしてはベスト10入りしていましたが、DEEPとしては、初のベスト10入りとなっています。

今週のシングルチャートは以上。アルバム&着うたチャートは金曜日に~。

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