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2010年11月 7日 (日)

伝説のブルースマン

Title:Texas Golden Nugget
Musician:
HOSEA HARGROVE

テキサス・ゴールデン・ナゲット [解説対訳&日本盤独自解説付] [歌詞付]

御年81歳。ギタリスト、ジミー・ヴォーンにも影響を与えた「伝説のブルースマン」の12年ぶりの新作・・・らしいです。現在も、地元テキサスに地道に活動を続ける彼。「ブルース&ソウル・レコーズ」に大きく取り上げられていて気になり、近くのCD屋で見かけたので、さっそく購入してきました。

1曲目「HOSEA」は、いわば自己紹介のイントロナンバー。続く「Negro Down」は、軽快なトーキン・ブルース。内容はハードな内容のようですが、楽しげなリズムが耳を惹くナンバー。3曲目「Love My Life-Part2」も同じく軽快なナンバーが続きます。

そんな楽しげな序盤からうってかわって4曲目の「Years Go Passing By」は、突然、それまでの曲調とはうってかわり、泣かせるようなブルージーなギターをたっぷりと聴かせてくれます。いわば王道ともいえるブルースナンバー。年季の入ったボーカルとギターのコール・アンド・レスポンズに、思わず聴き入ってしまい、一気にこのアルバムにはまってしまいました。

その後も「Booty」「Caress Me Baby」など、味わいのあるじっくりと聴かせるナンバーがあるかと思えば、「If You Love Me Like You Say」「Boog-A-Loo」のような、ファンキーで、軽快なリズムを奏でてくれる陽気なナンバーもあり、最後まで楽しませてくれます。

81歳という大ベテランながらも、この声からは全く衰えを感じさせません。まだバリバリの現役感が伝わってきます。ジャケット写真でギターを抱える姿も、全く年齢を感じさせません。

また、彼の奏でるブルースは、ある意味、王道路線。昔ならではといえば昔ならでは、といった感じ。60年代以前のブルースを、今なお演奏し続けている、といった感じでしょうか。

しかし、その削ぎ落とされたサウンドは、今なお、実に魅力的。ギターにしても、実に心地よいタイミングでその音色を聴かせてくれますし、軽快なピアノも、ほどよいバランス。気がつくとついつい聴き入ってしまう魅力があります。

シンプルだからこそ、昔から変わらないスタイルでも、その魅力は今でも変わらないのかなぁ、なんて思ったりして。「新しい」と思える要素はないのですが、それにも関わらず、ほとんど古さを感じさせないのが、ちょっと不思議な感じもしました。

ちょっと残念だったのは、日本盤だったのに日本語の和訳がついていなかった点・・・まあ、英語詞はついていたので、これをがんばって訳せばいいのでしょうが、私のつたない英語力では・・・(^^;;

ブルースが好きな方にはたまらない1枚では?一度、生でも聴いてみたいけど・・・さすがに81歳では、ライブを聴く機会はないだろうなぁ・・・・・・。

評価:★★★★★

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